山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

東信電気鉄道の線路・烏帽子小屋@昭和3X年の旅

2021-01-04 | 昭和時代の記録
昭和時代の未整理の
北アルプスの写真・ネガの中で
かなり珍しいと思われる
裏銀座コースに
手を付けることにしました。
日付の記載がなかったのですが
他のシリーズと同じころのものとして
昭和30年代とさせていただきます。
枚数が多く大変そうなので
後回しにしていましたが
つないでできるパノラマ写真が多く
雪形がパズルを解くカギになりました。
私自身は登ったことがなく
燕岳などから遠くに眺めたことのある
あこがれの山塊です。
線路を歩く登山者で始まります。

<ウィキペディアより>
東信電気株式会社(東京電力の前身の一つ)によって
ダム建設の専用鉄道として開発された。
東信電気鉄道は
信濃大町駅から笹平まで12kmが電気鉄道。
笹平から七倉までは貨車を馬にひかせる馬力
七倉からコジ沢までは牛にひかせる牛力
という・のどかな運用で
市街地では住民を、奥地では登山者を
便乗させていた。
運航ダイヤなしで、
単線上で列車同士が鉢合わせすることもあったという。
1969年(昭和44年)の台風による水害で
軌道が流出し、廃線となった。

その後は川に沿って
レールがないだけの線路のような道を
歩いていきます。


尾根まではずいぶん上るようです。

北アルプス3大急登の
ブナ立尾根です。
途中の写真は1枚しかなくて

展望は開けなかったのかもしれません。
ということで
烏帽子小屋に到着です。

つづく


2 コメント

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Unknown (元呉市民)
2024-06-23 11:56:42
初めまして、高瀬川の森林鉄道について調べています。
『黒部の山賊』に昭和34年に水害で森林鉄道は不通になり、昭和35年のシーズン終わりに復旧したと記述がございます。このことからおそらく昭和35年夏シーズンの写真だと思われます。
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Unknown (g8lh4rb2)
2024-07-03 04:53:28
コメントありがとうございました
昭和30年代の登山ブームの頃に
少しだけ、鉄道🚃の写真がありました
お目に留まって幸いです
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