山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

庭の花2022-4 ライラック(白花)

2022-04-26 | 庭の花+花のまとめ
ライラック
モクセイ科の落葉小高木

(以下、とても詳しい北海道のHPより)
ライラックはアカシアとともに
明治の中頃に日本に渡ってきた。
原産はアフガニスタンからペルシャ。
日本では大正時代から庭木として普及。
花は密生して咲き、全体は円錐状となる。
花期は、本州で4~5月、北海道で5~6月
花色は紫色、ピンク色系が多いが
最近は白いライラックもよく見られる。
香りがよく香水の原料となる。
ライラックは英名で、フランスではリラと呼ばれ
特に、白いライラックは青春のシンボルとされる。
また、
ライラックは昭和35年に札幌の木となり
毎年5月中旬にライラックまつりが催されている。

我が家のライラックは高さ2.5mほど
樹木が好きな父が植えたもので
カタカナ名の樹木は珍しいです。

花は上の方だけに咲いているので
踏み台を持ち出して、花に顔を近づけると
甘~い香りがしました。

end

庭の花2022-4 コブシ・喜多方から真っ白な飯豊山

2022-04-15 | 庭の花+花のまとめ
枝を選定して小さく咲かせている
コブシの花を写真として記録しました。
まだ2輪しか咲いていません。
建物の影になっているので
あまり目立たず
写真を撮りそびれていました。
コブシ
モクレン科の落葉高木

タムシバに似るが、花のすぐ後ろに
緑の葉が1枚ついているのが
コブシである

早春に葉が開く前に、枝先に
たくさんの大きな白い花をつけるが
花の寿命は1週間ほどで
桜のように、はかない。

3月末に、喜多方より
西方に見える飯豊山が
白い塊となって
雪解けの田んぼの向こうに
輝いていました。

地元では、イイトヨサンと
呼ばれています。
喜多方には何回も来ているので
山の形もだいぶ見慣れてきました。
昨年の秋の初めに登った感動が
よみがえりました。
end

庭の花9-11月<まとめ>

2020-01-22 | 庭の花+花のまとめ

9月

彼岸花 

萩 

カントウヨメナ コムラサキ・コシロシキブの実 

樹木 金木犀(キンモクセイ) 芙蓉(フヨウ)

10月

コスモス リンドウ マツバボタン 

浜菊 ツワブキ スズランの実 

樹木 栗の実 ザクロの実 

11月

早い初雪<モミジ・南天・サザンカ> 

2012年は11月21日に,新潟では早い初雪が降りました。

2月

寒菊(2色)

雪が積もる新潟では、冬は室内で植木鉢の花が貴重です。

草類は、雑草対策が不十分のため

現在、見ることのできないものもあり

惜別の記録でもあります。

end


庭の花6-8月<まとめ>

2020-01-21 | 庭の花+花のまとめ

畑のシャクヤクは,遠くから見ても

見事な花壇になっていました。

6月

畑のシャクヤク アジサイ

 
花菖蒲 ヒツジグサ カランコエ 


ユキノシタ ギボウシ キリンソウ 


コムラサキとコムラサキシキブの花 カンゾウ 


ネジバナ ドクダミ 洋種ヤマゴボウ


樹木 南天 柾(マサキ) タイサンボク 


ヤマボウシ ヒメシャラ ザクロ 


梅の実 すももの実 イトトンボ


7月

マーガレット 日々草 グラジオラス 


ヒメヒオウギズイセン 夏水仙 ハナツクバネウツギ 

8月

朝顔 キキョウ アスター 


サギソウ ミニバラ リアトリス 


シュウカイドウ ヤブラン サルスベリ 


樹木 ムクゲ(3種)

庭では、夏の花は少ないですが

以前は、

畑で百日草などの1年草を育てていました。

end 


庭の花 4-5月<まとめ>

2020-01-19 | 庭の花+花のまとめ

弥彦山の花のまとめをしていたら

懐かしい写真がたくさんあって

庭の花もまとめてみることにしました。

4月 

ヒヤシンス 福寿草 マーガレット


水仙(二重) チューリップ


サクラソウ ヤマブキ イチゴ 


樹木 ボケ 春もみじ 


ヒイラギナンテン ユキヤナギ ジンチョウゲ


ドウダンツツジ サンシュユ すもも


椿(3種)


紅梅・白梅

5月

ムスカリ 芝桜 

スズラン オオマツユキソウ ヒメシャガ 

アッツサクラ(水玉) タマスダレ 都忘れ(ミヤマヨメナ) 

テッセン(クレマチス) ナデシコ アヤメ 

紫蘭 エビネ 

イモカタバミ シロバナハンショウヅル カラスビシャク 

樹木 ツツジ 

バラ 

コデマリ 金環日食の前の三日月 

今年の冬は雪がなくて

スキー場が大変そうです。

春が早く来るのはありがたいのですが

新潟の冬はやっぱり雪がないと

農家の人も田植えが心配そうです。

end


庭の花2015-6 夏至☆ネジバナ・李

2015-06-27 | 庭の花+花のまとめ
随分久しぶりの
庭に咲く野草です。
1輪だけ咲いていました。
ネジバナ
ラン科の多年草

湿っていて日当たりのよい
背の低い草地によく生息する
花色は通常ピンク色で
小さな花を多数
細長い花茎に密着させるようにつける
その花が花茎の周りに
らせん状に並んで咲くねじれた花序が
和名の由来である

ネジバナリレー2015
ツイッターって
不思議なつながりができるんですね。
最初に考える人は
どんな人なんでしょう?

この花を初めて見たのは
8月の西吾妻山の登山口
グランデコスキーリゾートの
ゴンドラ乗り場にある花壇の中でした。
背が高く花も鮮やかで
高さが50cm近くあったので
北アメリカ原産の
アメリカネジバナかもしれません。
このスキー場には
ヨツバヒヨドリの大群落があり
1000kmを超える長距離移動で有名な
アサギマダラが夏に集まってきます。
秋の弥彦山で
アサギマダラが
尾根を吹きあげる風に乗って
ホバリングしている姿が忘れられません。
蝶の羽根の浅葱色の模様が
秋の青空に
さわやかに透き通っていました。
ブログのバナーの写真は
そのときのものです。
李(すもも)が熟してきました。
バラ科の落葉小高木で
父は巴丹杏(はたんきょう)と呼んでいます。
最近はプラムというのですね。

奥の2つは
伸びた枝を剪定しているとき
落としてしまったので
そのまま保管しておいたものです。
トマトのように
だんだん色付いてきました。
end

庭の花2015-5~6☆3年目のミリオンベル

2015-06-14 | 庭の花+花のまとめ
2015-5
*
3年目のミリオンベルが
満開になりました。
毎年
根が窮屈にならないように
大きな鉢に引越しをさせていました。
ホームセンターで
売っている大きな株は
こんな風に時間をかけて
大きくしたのかもしれません。
1年草と書いてあったのに
3年も咲いてくれると
大満足です。

50mmレンズの方が
ポートレート風に
花の大きさが均等に撮れるので
うまく撮れました。

12mmの超広角レンズでも
撮ってみましたが
遠くの花が小さくなって
ボリューム感が出ませんでした。
このレンズは
どんな被写体が得意なのか
しばらく研究してみます。
エレモフィラ・ニベアは
少し前に満開になりました。
新潟県立植物園で見た花と比べると
パステル調の色が
うまく出ていないので
普通の紫の花になって
少し残念です。


新潟の6月は
適度に雨も降り
空き地の雑草の代表である
スギナとの根競べになっています。
立夏の頃に満開になったとご紹介した
ミリオンベルですが
その後も花が増え続け
2週間後に
本当の満開を迎えました。

現在は
かろうじて残っている花も
触れば落ちるものがほとんどの
祭りの後の状態になりました。

十分楽しめたので
花がすべて落ちたら
伸びた枝を散髪して
今年も冬まで
露地植えに戻します。
end

庭の花2014-9☆萩・金木犀・彼岸花

2014-09-23 | 庭の花+花のまとめ
秋の七草である
庭の萩が満開になりました。
枝がしなっていますのでそれほどに感じませんが
まっすぐにすると3m位になります。
毎年春に新しい芽を出して
ここまで大きくなるのですから
驚くべき成長力です。
 
同じ花ですが
陽が射すと赤が強くなります。
 
 
シルバーウィーク最後の日で
穏やかな秋晴れの秋分の日
となりました。
金木犀が咲いていました。
 
毎年咲いているのに
花が地味なので
きれいに満開の時を知らない
気の毒な樹です。
普通なら
香りで気がつくのでしょうが
我が家の金木犀は
植えた場所が良くないのか
あまり目立ちません。
 
金木犀
モクセイ科の常緑小高木
高さ4mほどに育つ
雌雄異株であるが日本では雄株だけである
中国原産で暖地に適し
庭木として好んで植えられる
花は咲いた後
雨風によってあっけなく散って
地面を金色に染めるようです。
 
台風の連れてくる雨が
散らしてしまうかも知れません。
彼岸花
別名:マンジュシャゲ
ヒガンバナ科の多年草
日本および中国の暖帯から温帯に分布し
堤防・墓地・田のあぜなどに生える
皇居の内堀に面した土手の群落は
有名である
 
マンジュシャゲとは
サンスクリット語の音写
仏教では伝説上の天の花で
純白で、見るものの悪行を払うと言われ
天人が雨のように降らすという
我が家の彼岸花は
何の手入れもしないのに
元気が良く
密集して生えています。
 
北アルプスの余韻がまだ残っています。
写真がたくさんたまったので
見直して消す作業を始めたら
写真を見ているうちに
そのときのことがたくさん
よみがえって来ました。
ブログを始めてからの写真たちの方が
ハッキリと思い出させてくれますから
思わぬ効能であります。
八方尾根の帰りのゴンドラから見た
白馬村の街並み
<画像消失> 
end

庭の花 2014-7~8 夏水仙・ムクゲ

2014-08-13 | 庭の花+花のまとめ
2014-7
塾の敷地に毎年数本咲く
夏水仙です。
 
ヒガンバナ科の多年草
観賞用に庭園などに栽培される
原産は中国大陸あたりと考えられている
春にスイセンに似た葉を出し
真夏に花茎を伸ばす頃には葉が枯れて
花茎と花だけの姿になることから
裸百合とも呼ばれる
和名は葉がスイセンに似ていて
夏開花することによる
 
ヒガンバナ同様3倍体で結実しない
3倍体の説明は
むずかしいので省略しますが
種なしぶどうや種なしスイカを作る仕組みが
この3倍体を利用することだそうです。
2014-8
庭の花も
暑さに負けぬ強い花は少なく
大きく根を張った樹木の仲間で
ムクゲは貴重な真夏の花です。
ムクゲ
アオイ科の落葉低木
ハチス・キバチスなどともいう
中国・インド原産であるが
日本には古くから伝わり
生垣とされることが多く
また、墓地や観賞用として庭木にもされる
花は朝開いて、夕方には落ちる
いわゆる1日花であるが
次々と咲くので木全体の花期は長い
花は紅紫色が多いが
白色のものや八重咲きの品種もある
ハイビスカスや芙蓉(フヨウ)の仲間
と言われると納得する1枚
 
 
もう1枚は
少し小さい花ですが
色も形も
何の花と思ってしまいます。
 
だいぶ昔に住んでいた
東京調布市にある
神代植物園には
44種のムクゲがあるそうです。
生き物の世界は奥が深い
44種も集めたとは
---驚---
 
長岡花火にて
end

庭の花 2014-5☆スギナの中からカラスビシャク

2014-05-19 | 庭の花+花のまとめ
塾の敷地の
草取りをサボっていたら
スギナの間に
なにやら怪しい形の植物が
ありました。
カラスビシャク
別名:半夏(ハンゲ)
サトイモ科の多年草
 
田畑に雑草として生える。
史前に中国から帰化した植物で
北アメリカの一部では
侵略的外来種として問題視されている。
 
球茎を乾燥したものを半夏と呼び
鎮咳・鎮痰・吐き気止めに用いる
カラスビシャクが生える7月2日頃が
半夏生という雑節になっている。
絶滅危惧種に指定している県も
あるようです。
草取りをサボって
初めての花が撮れるなんて
果報者です。
判りやすいところに
植え替えてみました。
来年も咲いてくれるといいんですが。
毎年咲いている
エビネ
ラン科の多年草
 
日本・朝鮮半島南部・中国に分布する
地表近くの根茎が
海老が連なっているように見える
花は春に咲き
園芸種など変種が多い
 
岩陰に咲いているので
今年初めてちゃんと見ました。
ミリオンベル
2年目の花が咲きだしました。
 
いつまで咲いてくれるんでしょう?
こちらも
うれしい誤算です。

end