山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

平標山・仙ノ倉山②-@新潟百名山№3-4+

2013-07-02 | 〇新潟100名山(中越)
松手山(1613.6m)は
平標山への登山道の途中にある
小さなピークです。
この日は
曇っているので先は見えませんが
平坦な明るい登山道が続きます。
咲いている花が
道を進むにつれて変わり
イワカガミ
ミネカエデ
 
シャクナゲ
虫が多く
ここら辺で
防虫ネットを被ることにしました。
視界はそんなに悪くありません。
花も十分に確認できます。
登りが
次第に急になっていき
咲いている花が
高山のものに切り替わります。
ハクサンチドリ
 
コバイケイソウ
 
ヨツバシオガマ
 
ハクサンイチゲ
階段の道を進んでいると
山ガールの歓声が聞こえました。
雲の切れ間から
下界が見えるようです。
傾斜が緩んで一ノ肩へ。
 
写真中央のグループは
大学のOB会だそうです。
若い女性が
虫に悩まされているようなので
防虫ネットの予備を
たくさん持って来ればよかったと
残念な気持ちになりました。
この小ピークの先で
平標山の山頂が見えました。
 
 
休まずに登りましたが
花の写真に時間を取られたので
平標山頂まで
2時間30分
前回とほぼ同タイムでした。
雲で何も見えないので
休まずに
仙ノ倉山方向の
お花畑に向かいます。
進む方向の
仙ノ倉山は雲で見えませんが
足元のお花畑は
霞んで幻想的な雰囲気です。
この日の花畑に
たくさん咲いていたのは
ハクサンイチゲ
 


ハクサンコザクラ
 
*
 
チングルマ
ハクサンコザクラの写真に写っている。
チングルマは終わりかけで
白い花びらが散って
黄色い花のように見えます。
オノエラン
たくさん咲いていたので
つい写真撮り忘れました。
前回休んで昼食にした木製デッキで
今回も早めの昼食にしました。
何しろ
雲で視界が利きませんから
もう一つの目的
谷川岳方向の縦走路を見るための
時間稼ぎも兼ねています。
つづく