Fukunosukeです。
伊勢志摩シリーズは途中ですが、ちょっと別の記事をあげます。
三連休の中日に、hiyokoが親しくさせていただいている料理研究家の
山田玲子先生が主催する勝沼への日帰りワインツアーがありました。
Fukunosukeも泥酔枠で連れて行ってもらいました。旅立ちは新宿から。
「はぁ~ちじちょおーどのー、あ~ずさ2号でぇー♪」の特急あずさです。
すみません。8:30発のあずさ7号でした。これでは歌にならない。
勝沼駅から、観光バス「呑兵衛号」に乗り換えます(そんな名前ではありません)。
バスの中では行程の説明や、勝沼のワイナリーの説明があります。
このブドウは甲州という品種。へー。
まずは甲州ワインの歴史を学ぶために、宮光園という歴史資料館を見学。
ここでは試飲無し。ううむ。呑兵衛軍団を焦らす演出なのか。
ここが日本のワインの「始まり」の場所なんだそうです。
僕は早く「今」を知りたい。
そんなことを言ってはダメです。温故知新なのだ。ちゃんと勉強するのだ。
勉強勉強。
昔のボトルとエチケット。真ん中のはエビ葡萄酒という面白い名前。
「甘エビの様に甘い」から、という話もあるそうです。へー。
ワインの一合瓶だそうです。今これを使って何か売ったら流行りそう。
ガイドの方の説明も興味深く、面白かったです。
勉強が終了したら、あとはご褒美のワイナリー巡りです。
最初にやってきたのはシャトー・ジュン。アパレルのジュンがオーナーのワイナリー。
臨戦態勢の呑兵衛軍団が押し寄せる様は凄味あります。なぜかhiyokoは先頭。
試飲の前に、ワイナリーの説明があります。ワイナリーの特色や方針など。
ここは小規模で比較的新しいワイナリーの様です。同じ銘柄でも、
ブドウの造り手ごとに醸造し、あえて味のばらつきを出したり
するのだそうです。スーパーで見かける「○○さんが作った有機野菜」
みたいな感じかな。
家にもこれだけあったら安心です。どうせならここに住んでもいいです。
試飲が始まると、一同興奮のるつぼになりました。みな何か我慢していたんだ(笑)
5~6種の銘柄を、少しずつ試しながら、皆さん感想を語り合っています。
僕はワインのことは何もわからないので、どれを飲んでも機嫌がいいだけです。
(というわけで味の感想はやめときます)
午前の部はワイナリーは一箇所だけですぐお昼。
山奥の一軒宿レストランへ。エリソン・ダン・ジュール。
晩秋の落ち葉半端ないです。
なかなか素敵なレストランです。ランチコースにあわせて、スパークリング、白、
赤と今日訪ねる三軒のワイナリーのワインがほぼ飲みたい放題。
鱸のエスカベージュ。味のある鱸でした。
一見普通のペンネですが、熊とカルガモと鳩の肉を使ったジビエの
ラグーだそうです。おいしかった。自分の「食べられる食材リスト」に
熊とカルガモが加わりました(笑)。
メインコースは豚の料理。ラグーよりも野性味があるくらい。
んー。山梨の山奥にこんな素敵なレストランがあるとは。
hiyokoも満腹したようです。
もうこれで東京に帰っても悔いは残らないのですが、午後はまた二軒ほど
ワイナリーをめぐります。
というわけで後半戦へ。