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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

涅槃について・・4

2019-02-12 | 諸経

佛教大辞典では、大毘婆沙論等の離繋択滅滅説と大智度論等の般若涅槃説と、及び如来法身説とを総合して三法一体の義を大般涅槃経第二寿命品に書いてあるとします。「何らかを名けて涅槃の義となす。猶ほ伊字(梵字の伊字は丸を三角にならべた形)の三点の如し。もし並ばば伊字を生ぜず。縦なるもまた成ぜず。摩醯首羅の面上の三目の如くにしてすなわち伊の三点を成ずることを得る。もし別なるも成ずることを得ず。我も亦この如し。解脱の法も亦涅槃にあらず。如来の法もまた涅槃に非ず。魔訶般若も亦涅槃にあらず。三法各異なるも亦涅槃に非ず。我れ今このごとき三法の安住し衆生の為の故に涅槃に入ると名く。」
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