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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏に逢った話・・1

2018-05-01 | 頂いた現実の霊験
仏に逢った話・・1
「酒井雄哉・茂木健一郎「幸せはすべて脳の中にある」より
「・茂木 。仏を見る、というのはどういう感じなのですか。
酒井 ぽくの場合は常行三昧という行をしているときに、こんなことがありましたな。お堂の中で念仏を唱えながらひたすらぐるぐる回る行なんだけど、行をしていると、ろうそくの灯で薄暗いお堂がなにやらいぶし金のような光に包まれてきた。
すると、阿弥陀さんがばーんと現れたんです。黒光りするような鈍い金色で。もう感激しちゃってね。それで、お堂の中を一回りしてきても、まだその姿がある。三度回る間、その姿を拝んだんだ。
 あまり不思議だったから、後でぼくを指導していてくれた堀沢祖門先生に話しに行ったわけよ。
「時間にしたら何時ごろかな」と聞かれ、
「明け方の二時くらいだと思います」と答えると、
先生がちょうどそのときに洗面所で手を洗っていたという。
そこからぼくが拝んでいるお堂が見える。
お堂の上にお月さまが煌々として照っていて、白夜のような感じだったっていうんだ。
その中から念仏の声がなんとも透き通った声で肺到と聞こえてきていたという。
「これは、今日はなにかあたんじゃないかなと思って帰ってきたんだ。おそらく仏様を感じとったんだな」というわけだよ。でも先生はこう言う。
「これが好相行の行(浄土院で好相が得られるまで毎日一日三千回の五体投地を行うもの)だったらば、これでもって満行です。でも、残念ながら、これは常行三昧という行ですから、行は続けてください」と。]

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