福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

金山穆韶師の「仏教における個体の観念」・・・45

2017-06-25 | 霊魂論
智度論の第二十二に小乗の無常説と大乗の常住義とは矛盾せる二説にあらざることを釈し、「問うて曰く、『何等かこれ佛法の印なりや』、答へて曰、『佛法の印に三種あり、一には一切有為の法は念念生滅して皆無情也(諸行無常印)二には一切法は無我なり(諸法無我印)三には寂滅涅槃なり(涅槃寂静印)(中略)』、問うて曰、『摩訶衍(釈摩訶衍論)の中には諸法は不生不滅にして一は所謂無相なりと説く、此の中には云何が一切有為 . . . 本文を読む
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