フリッチャイ/DG録音全集CD6
〇ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 フィッシャー(Pf)、フリッチャイ/バイエルン州立管弦楽団 1957年12月
〇ベートーヴェン 三重協奏曲 アンダ(Pf)、シュナイダーハン(Vn)、フルニエ(Vc)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年5、6月
ピアノ協奏曲は、初めて聴いたときオーケストラの音が瘠せているように感じであまり好ましいと思わなかったのですが、聴きこむうちにこの小編成と思われる(同時期のフィデリオが小編成で室内楽的な響きを実現していた)音は、フリッチャイが求めたものだったのかなと思うようになりました。フィッシャーのピアノの音はとても硬質で堂々としており、特に第1楽章の終わりの部分ではオーケストラとともに迫力に満ちています。
三重協奏曲は、とても素晴らしいで申し分ない演奏なのですが・・・何度も聴きたいという気持ちにはなりません。フリッチャイはこの録音と合わせベルリン放送交響楽団の定期演奏会で、またその後同じソリストでルツェルン音楽祭、ザルツブルグ音楽祭で採り上げています。
〇ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 フィッシャー(Pf)、フリッチャイ/バイエルン州立管弦楽団 1957年12月
〇ベートーヴェン 三重協奏曲 アンダ(Pf)、シュナイダーハン(Vn)、フルニエ(Vc)、フリッチャイ/ベルリン放送交響楽団 1960年5、6月
ピアノ協奏曲は、初めて聴いたときオーケストラの音が瘠せているように感じであまり好ましいと思わなかったのですが、聴きこむうちにこの小編成と思われる(同時期のフィデリオが小編成で室内楽的な響きを実現していた)音は、フリッチャイが求めたものだったのかなと思うようになりました。フィッシャーのピアノの音はとても硬質で堂々としており、特に第1楽章の終わりの部分ではオーケストラとともに迫力に満ちています。
三重協奏曲は、とても素晴らしいで申し分ない演奏なのですが・・・何度も聴きたいという気持ちにはなりません。フリッチャイはこの録音と合わせベルリン放送交響楽団の定期演奏会で、またその後同じソリストでルツェルン音楽祭、ザルツブルグ音楽祭で採り上げています。