日々疎き 彼岸去れども 残暑かな
梅士 Baishi
彼岸を過ぎて、さらに長崎くんちも過ぎ、台風も過ぎたと言うのに残
暑である。
昨日今日としとしととした雨だったが、なんとも蒸し暑い。
太平洋上では台風25号が発達し、さらに26号も育ちつつある。
去る者日々に疎しというが、なかなか去らない残暑である。
【 低賃金学生バイトに支えられている企業のモラル 】
中古DVD映画や古本を手掛けるTUTAYAに社員並みの仕事を長
期バイトで働きながら通学している学生がいる。
とてもやる気のあるしっかり者の学生だが、学校に来なくなった。
失恋でもしたのかと気にかかっていたが、ひょっこり現れた。
失恋性ストレスかと尋ねたら、そっちは大丈夫ですとのこと。
何かと思ったら、なんとかマネージャーとかにまた昇進したが、負
担が重くなって夜眠れないのだという。
で、なんぼ時給貰ってるのかと聞くと、860円で10円上がったのだ
という。
自給を10円刻みで横文字の肩書を付けて昇格させ、社員並みの
仕事を担当させているらしい。
しかも、夜間勤務にかかわらず、時給は800円台である。
肩書を昇格させればやる気を出して働いてくれるということはある
だろうが、マネジメントごっこにほかならない。
ずいぶんと儲からない会社なのだろうが、バカにした話だ。
学生バイトに支えられている会社は、社員並みの仕事を任せるの
だったら、社員並みの賃金を払うべきだ。
それは企業のモラルである。
儲からないビジネス、儲けさせられないマネジメントは罪である。
顧客に愛されていないビジネス、顧客に伝わらないマネジメントは
迷惑なのだ。
学生に支えられている会社であるなら、働きながら学校に通える雇
用環境を提供するべきなのではないか。
TUTAYAは贓物故買で問題となった会社だが、アルバイトに支え
られている会社が、そのアルバイトを大切にしない不誠実が顧客離
れを促進しているのではないか。
儲からないとは、市場の支持を得られないということであり、固執す
るべきビジネスモデルではない。
マネジメントごっこが得意なら、スクールビジネスとしてやればよい。
学生のためにも、反省していただきたい会社である。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党