膨らみし 花の山かな 花盛り
梅士 Baishi
博多の桜はもう満開になった。
風が吹くと、ぱらぱらと花が散る。
十日ほど前はつぼみしかなかったものが、一斉に満
開になるのだ。
花は不思議である。
まだつぼみだろうといぶかりつつ、花つぼみだった
遍路道を歩いた。
山道を登りつめた22番札所の枝垂れ桜は見事だっ
た。
滝のようであった。
試練の俗世ではあるが、神の造られた世界の本質
が感動的な美の世界であることを物語っている。
花見で賑わう公園の桜も日本らしい風景だが、訪れ
る人の少ない山中の花盛りも、春の感動である。
満開の花のうちに、春三月は今日が晦日となった。
明日よりは四月である。
四月の花は、桜吹雪から新緑に映えるツツジへと移
ろう。
そういえば、台北はすでにツツジが満開だった。
台湾桜というべき満開の羊蹄花も素晴らしかった。
小籠包がとてもジューシーでおいしかった。
やっぱり台湾は、花より、夜店のだんごのようである。
職場のマナーについて、新入社員のために言ってお
きたい。
職場とは神聖な仕事の場である。
一礼して入り、大きな声であいさつをして一日を始め
るべきである。
神聖ということを忘れてはならない。
新人は当然未熟である。
しかし、仕事は人助けであるから、たくさんある。
まずは掃除をすることだ。
神聖な場所を清めることは、職場に慣れ過ぎた人に
は忘れられる堕落が見られる。
それをも清める仕事は新人には欠かせない心遣い
であろう。
職場では大きな声で話、大きな声で電話にも対応す
るべきである。
小さな声でひそひそ話のようにしゃべっている社員
を見ると不愉快である。
職場の情報は共有されるべきものである。
ひそひそ話は失礼でもあり、ご法度である。
慣れていなくても、真っ先に電話に出ることだ。
「新人の木村です」と言えば、多少の不慣れは相手
にも分かる。
どんどん、電話をとることだ。
高校野球のように全力で駆けまわることである。
あとは、回りの働きをよく観察し、仕事にも人間関係
にも学ぶことである。
新人の輝きもまた、四月の職場の楽しみである。
全力プレイで頑張ってほしい。
人生是修行である。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党