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■日本国独立宣言!「日本国憲法」無効宣言、日本軍再構築宣言!

+ 台湾の春一番に吹かれて・・・ 台湾と日本

2009年02月25日 08時11分00秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 


 

 台湾の  春一番に  吹かれたり 

    

    馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 時差一時間の偏西風の逆風を突いて二時間余、博多から一気

に台北に着陸した。

 そこから車で10分ほどのところに、新幹線の桃園駅がある。

 高雄まで新幹線だと90分でゆく。

 在来線の特急だったら、5時間ほどかかるらしい。

 

 桃園駅は、閑散としていた。

 周りには店もなく、駅舎内のセブンイレブンで昼飯を買うことにした。

 コンビニといっても、国が変わると、売っているものも珍しい。

 

 

 

 

 春雨ドンブリとでも言うべきものを買った。

 お湯を入れてくれと頼んだら、そのままレンジにいれた。

 なんと、調理した汁ごと入っていたのだ。

 カウンターに山済みされたひび割れたゆで卵らしきものも買った。

 

 

 

 

 

 

 気温は20度を超えていただろう。

 戸外でも寒くはなかったが、強風に煽られたので、結局、閑散とし

た近代的な駅の座席で食べることになった。

 春雨どんぶりも、味付のゆで卵も、日本にはない台湾らしい味でお

いしかった。

 その後も、コンビニエンスはとても重宝した。

 甘い漢方茶にはなじめなかったが、高山烏龍茶は最高においしかっ

た。

 値段も50円ほどである。

 台湾ビールも40元ほど、1元が2円67銭が今日の相場だから、日

本円で107円ほどである。

⇒ http://quote.yahoo.co.jp/m5?a=1&s=TWD&t=JPY

 

 

円高景気を望む


 円高は、海外旅行にはありがたいことだった。

 円高で不況だなどというが、海外の産物が安く買えるのだし、円

の価値があがるのだから、基本的には喜ばしいことである。

 車や家電製品が売れなくなったのは海外市場が不況だからである

し、東京株式市場が低迷するのは、日本に政治的な信用がないか

らに他ならない。

 決して、円高不況ということではない。

 

 急激な円高が、為替差益の損失負担となったということはあるが、

それも、事前に回避する手段があるし、たいした問題ではない。

 海外市場の不況、消費低迷が最も大きな輸出産業への打撃であ

る。

 

 だから、円高は大いに歓迎すべきことなのである。

 おいしい台湾料理は500円もあれば楽しめた。

 おいしい薬膳のしゃぶしゃぶ料理は千円程度だった。 

 

 そうは言っても、免税店で押し切られて買った高雄のからすみは、

町の海産物店の4倍から5倍の高値だったのには驚いた。

 台湾烏龍茶も日本の新茶とさほど変わらない高額だった。

 円高でも、商売が下手だったら、結局損をするのが海外の買い

物である。

 損をしたくなければ、市場調査が欠かせないということだ。

 

 

 

 

 

 

台湾と日本の課題
 

 今回の台湾旅行で気づいたことがいくつかある。

 一つは、台湾が安心してタクシーに乗れる先進国であるという発

見である。

 しかも、安い。

 為替のレートは、100 Taiwan元が277円程度だったが、台北駅か

ら総統府裏手のホテルまで、5,6分の乗車ではあったが、230円程

度だった。

 バンコクでは、おそらく20バーツ、55円程度であろうが、必ずといっ

てよいほど、ぼったくり値段を吹っかけてくる。

 

 日本、台湾、韓国以外の国で、法治国としての安心感が行き渡っ

ている国はない。

 この点で、タイもインドネシアも、チャイナもベトナムも、近代国家と

は言いがたい。

 

 しかし、水洗トイレで、「トイレットペーパーを流すと紙詰まりを起こす

ので、汚物入れに入れてください」というのには気分が悪かった。

 町の状況を見ても、衛生的な国家としては、まだまだ課題が残って

いる。

 その原因は、水に溶けるトイレットバーパーが作れないという問題

と、水に溶けない紙に対応できる水洗トイレが作れないからであるら

しい。

 韓国も同様であるらしい。

 台湾、韓国にしてそうであるから、アジアの事情である。 

 そうしてみると、日本が如何に理想的な国家であるか、先進的な

国家であるかが分かるのである。

 

 もっとも、政治の三流が不況と国家独立の危機を招いているので

はあるが・・・。

 李登輝元総統ほどの政治家がいてくれたら、どんなにか誇らしいこ

とであろうかと思う。

 せめて、顧問として、国外ブレーンとしてでもよいから、その叡智を

借りるわけには行かないものか。  

 

 

 さて、台湾観光の課題として気づいたことがほかにもある。

 空港やホテルにインターネットサービスがあるのはありがたかった

が、日本語入力ができないというのがいかにも不便であった。

 台湾の若者とは、全く言葉が通じなかった。

 

 日本と台湾は、もっと、言葉の相互学習、放送の相互化、円通貨

利用の便宜など、経済文化の互換性を高める必要がある。

 それは、企業努力で実現できることである。

 

 中国を恐れて、政治のみならず、教育のレベルでも、台湾問題はタ

ブーとなっているのは情けないことである。

 教育まで、内政干渉を許す日本が、果たして独立国家といえるの

か、疑問である。

 「台湾独立宣言」には、微妙な政治的駆け引きがあるであろうが、

台湾と言う実質的な独立国家であり、日本にとって欠かせない政治

的、経済的国家を知らないという状態では日本の未来が危うい。

 

 台湾についての書籍は多くはないが、次の二冊は、大いに参考

になった。

 

 『李登輝 台湾の主張 ・・・新しい台湾は何を目指すのか』

 黄 文雄著 『台湾は中国の領土になったことは一度もない』 

 

  台湾の悲劇というべきは、本気で国づくりをしようとした日本領土

化の時代が太平洋戦争で撤退し、そのあとに、中華民国亡命政府

の植民地となったことにあると考えるに至った。

 

 総統府の堅固な建物をみるにつけ、日本人の気概、なみなみなら

ぬ国作りの覚悟が伝わってくる。

 

 これに対しして、中華民国亡命政府の時代には、いずれ、大陸にも

どるという仮の宿に過ぎなかったことから、あらたな建造物やインフ

ラ整備に力を尽くすことがなく、日本が残した財産を使い続けたの

だと言う。

 

 これも、戦争の悲劇というべきだろう。

 その、中華民国亡命政府の植民地となったことから、弾圧が始

まった。

 それが、1947年2月28日に始まる、2・28事件と白色テロといわれ

る恐怖政治である。

 

 処刑された台湾人は3万人以上に上る。

 いつ、誣告され、いつ官憲に囚われて処刑されるかわからないと

いう恐怖で、安心して眠れない時代が、1988年の李登輝総裁誕生ま

で続くのである。

 

 民主国家台湾の誕生から、まだ日が浅い。

 揺れ動く台湾の民主主義を支える役割が、日本にあるのではな

いか。

 

 
  

 

  

独立国家台湾の印象


 台湾は、もはや「中華民国」ではない。

 台湾国としての歴史を始めている民主国家である。

 繁栄すべき独立国家の実質を備えている。

 その実質が、経済文化の相互交流として深められればよいことで

ある。 

 

 独立宣言をするしないというのは、政治的な駆け引きとタイミング

の問題に過ぎない。

 日本の政治の三流が、そのタイミングを遅らせているのかもしれ

ないが・・・。

 

 しかし、空母配備のタイミングは差し迫っている。

 なんとしても、中国の空母就航を許してはならない。

 そのためにも、両国が空母配備を急がなければなるまい。

 日本も台湾も、島国であり、海洋国家なのであるから、海の生命線

を守るのは国防の要だからである。

 

 台湾は、まさに、危機の差し迫った日本の生命線であるということ

を自覚して対策を急がなければならない。

 そのために、自民党が崩壊し、民主党分裂に連鎖し、新政党を結

党することが不可避となった。

 心ある政治家よ、結集して国家独立の危機を救え!


                           梅士 Baishi 

 

 

 

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+ 冬牡丹、乙女の指を染める・・・ 観光の意義

2009年02月22日 12時23分23秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 

 

 冬ぼたん  乙女の細き  指を染め 


   馬糞 Bafun

 

 

 

 

   

 

 2月17日に冬牡丹の庭苑を出て高雄の五月に渡り、四月の台

北を経て、20日の夜、福岡税関で不審者としてボディーチェックを受

けたあと、再び、祖国の二月に戻ってきた。

 

 白足袋に雪駄、ユニクロのズボンにスコットランド生地のブレザー、

頭はガンダムのニット帽で、登山用リュックという、「文明の衝突」実

験的ファッションではあったが、金玉までチェックするのは行き過ぎ

ではないのか。

 麻薬犬でさえ無関心だったのだから・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 22日の日曜日は、初めての戦闘機体験搭乗の予定だった。

 ところが、悪天候のために中止となった。

 

 戦闘モードに入っていただけに、なんとも残念なことであった。 

 20日の千葉沖で負傷者を出したノースウェスト航空機乱気流騒

動の余波が中止を後押ししたかもしれない。 

 

 

 

 

 

 

 

 確かに、台湾入国初日の17日には春一番のような突風が吹いて

いた。

 帰国した20日にも再び、強風が吹き荒れていた。

 

 台湾海峡波高し。

 台湾問題を考えるには、戦闘機搭乗中止の余波も止むを得まい。

 まずは、冬牡丹の大和の春に、心を和らげるとしよう。

 

 今が、冬牡丹と梅の見ごろである。 

 

 

 

 

 

 同じ花を見ても、チャイナと日本では、思い浮かべる女性の姿は

中華料理と懐石料理ほどに違っていることであろう。

 

 李登輝・元総統が、故・司馬遼太郎氏との対談で語った『台湾人と

て生まれた悲哀』という逆境と悲願の言葉がある。

 そこから、時差1時間を隔てた祖国・日本の早春に戻って、くづく

と、日本人として生まれたことの幸せと覚悟を思うことである。

 

 台湾という国家の安全と繁栄は日本の生命線である。

 一蓮托生の島国であり、かつ海洋国家である。

 そのような確信を深めた旅であった。 

  

 

 

  

 

 

【 『研修旅行に名を借りた観光』 という侮言の心得違い 】 


 観光といえば遊び旅行のように言われるが、果たしてそうか。

 研修旅行と観光旅行は異質なのか。

 そんな疑問を、言の葉に上った心無い「常識」への異議として考

えてみた。

 

 確かに、酒池肉林型の下種な旅行もあるが、それを観光ということ

にも異議がある。

 

 観光とは、光を観ると書く。

 観光とは、まさに、異文化体験の旅なのである。

 旅から得る文化的な発見や問題意識は、研修に他ならない。

 文化研修こそは観光なのである。

 

  観よ、台湾の光を!

 観よ、九州の光を!

 

 自治体も、国も、旅行企画会社も旅館・ホテルも、『観光』という言

葉に、文化的な誇りと知性を込めて用いてほしい。

 観光政策として、観光ビジネスとして、プライドを持って異文化とし

ての光ある歴史、文化を語り、共感してもらえるように努力をするべ

きである。

 そうであってこそ、観光に豊かな付加価値と楽しみが生まれるので

ある。

 

 観光の本質を知らしめ、本物の観光ビジネスを開拓したいものだ。

 

                               梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 国の春・・・ 台湾入門

2009年02月16日 07時10分43秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 国なるや 国にあらずや 国の春 

    

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

  台湾への観光旅行に出かけることにした。

 台北から高雄まで、台湾新幹線で移動し、高雄港クルーズも予定

に入っている。

 台南の高雄は27度の気温だというから、初夏のようだが、連日の

雨の予報である。

 

 少し、台湾のことを勉強しなければならない。

 台湾の「独立」は日本の命運を握る。

 台湾繁栄の基礎を作ったのは戦前の日本である。

 

 戦後、毛沢東から追われた蒋介石軍が、台湾支配した。

 日本と同様、戦後を引きずっている。

 独立国家なのかどうなのか、宙に浮いている。

 

 日本は、国民の意思として独立放棄していながら、独立国の扱い

は受けている。

 台湾は、国民の独立意識も防衛努力もありながら、独立国家とし

は扱われていない。

 日本と台湾は、少し違ったあいまい国家であるが、運命共同体で

ることには違いない。

 

 台湾の独自性を見つけに行きたいと思う。

 「中華」ではない台湾を見たい。

 中華の支配にもかかわらず、育っている台湾文化を見つけたい。

 

 それがみつかれば、台湾は強くなれる。

 結論ははっきりしている。

 台湾は、独立国家である。

 

 台湾精神、台湾のアイデンティティーこそが、台湾発展の鍵であり、

日本にとっても活路となることであろう。

 

 果たして、国家とは何か、日本、台湾に問われている問題を考え

たい。

 


                                梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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+ メジロが握る梅の枝・・・ 内需拡大のほんとうの意味  内需拡大革命論

2009年02月15日 09時21分01秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 梅の枝を メジロの足が 握りしめ

 
   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 2月22日朝の室内温度19度、今日は黄砂が飛来すると言う。

 何か、危険な感じがする、「先物の春」のような陽気である。

 

 春を先取りするとどうなるのだろうか。

 冬の命を縮めているということか。

 

 博多が面する海は玄界灘という日本海である。

 即ち、日本海気候の性質を持っているから、九州の中でも雪が多く、

寒いはずだった。

 ところが、滅多に雪を見なくなった。

 

 季節が緩やかな変化から極端な変化になっているとすれば、地球

の大気に穴があき、擦り切れているということであろう。

 人類が、衣服をぼろぼろにする虫に変異しているということなのだ

ろう。

 そのようにして、結局は自滅するのが虫の愚かさである。

 

 

 

 

 

 

内需拡大という革命

 

 虫を駆除するためには、石油離れと緑地回復しかあるまい。

 代替エネルギーの普及と、砂漠や破壊森林の緑化が人類を救うこ

とにもなる。

 

 ロケットの燃料はすでに石油ではない。

 航空機も戦闘機も、船舶も空母も、車も装甲車も、石油から水素

燃料に切り替えられるはずである。

 そのために、公設民営化の方式で、全国に水素燃料スタンドを設

置するとよい。

 新幹線よりも、もっと大きな交通革命になる。

 ガソリン車から水素燃料車に変わることで、大きな内需が生まれ

る。

 航空機も船舶も、世界唯一の技術になる。

 

 内需拡大とは、買い物促進と言うバーゲンではない。

 革命が求められているのだ。

 エネルギー革命、産業革命、交通革命、政党再編、新憲法制定・・・。

 これが、内需拡大の本当の意味である。


 

 

 

 

 

 

内需革命という公務員革命論

 そうした革命の先頭に立って軍師となり、指揮官となるべきが、本

来の官僚の使命ではなかったのか。

 

 公務員よ、財政の米びつに巣くう虫であることを恐れよ。

 それは、罪である。

 

 公務員よ、事なかれ主義を恐れよ。

 安全思考に活路はない。

 

 公務員よ、革命と言う使命に、そのプライドと活路を自覚せよ。

 ベンチャー精神なき公務員こそは駆逐されなければならない虫な

のである。

 

                                 梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 春一番・・・ Change の気分をイノベーションせよ

2009年02月13日 07時55分09秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

  

 

 

 

 

  吹き払う  春一番の  狭霧かな 


     馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 那の国の博多にも、朝から春一番の風が飛んできた。

 春一番の先触れの風に、那国の浜は風の遊びで賑わっていた。

 

 

 春一番には心が躍る。

 息吹の狭霧のように、心の塵を吹き払い、ちまちまとした不幸感覚

を吹き払い、堂々としてくれる。

 一体、何をくよくよとしているのかと。

 

 しわくちゃの心のひだを旗にせよ。

 Go~と吹くのが春一番だ。

 その旗をみよ。

 もう、よれよれではない。

 立ち上がれ、出陣せよと音を立てる力強い先陣の旗だ。

 

 悩みなんて、思わなければ何もない。

 つかんでいる手を離せば吹き飛んでゆく。

 春一番が吹いている。

 春一番が吹いている。

 悩みなんか吹き飛ばせ!

 さあ、出陣だ!

 

 

 

 

 


 風遊び 春一番に 帆を上げて

 

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 【 Changeの気分をイノベーションセよ 】

 Changeをキャッチコピーにして大統領になったのがオバマ新大統

領であるが、changeを求める空気がCO2以上に濃度を高めている

のではないか。

 その空気を代表するのが、オバマ氏であった。

 

 しかし、その空気とは、白人から黒人マイノリティーへ、ユダヤ資

本から貧困層へ、世界の警察からアメリカ一国の豊かさへという変

化が本音であろう。

 それを、黒人大統領として変えようとしているのであるが、それは、

必ずしも、アメリカ国民の幸福ではない。

 どのようにしてchangeしてゆくのかの道筋も見えているわけでも

ない。

 そもそも、それが、進化するchangeであるのかもパンドラの箱の

中に混沌としている。

 

 変化を求める空気は、現状に満足しないという状況ではあるが、

危険な臭いもある。

 

 他力本願の変気は、破壊と独裁を生みやすい。

 不満足を国や指導者に転化するのは無責任である。

 ビジョンがないから統制が利かない。

 人を変え、環境を変え、社会を変えるという発想は成功しない。

 

 イノベーションとは、自己変革なのである。

 自分を変えるということである。

 自己変革、自助努力という熱い思いこそが、Changeの本体でなけ

ればならないのだ。

 

 日本にしてしかり。

 総理を変え、政権を変えて、日本がどう変わればよいのかというビ

ジョンは共有されていない。

 無責任に不満を吐いているだけである。

 

 その気持ち悪い空気を、ああ、できることならば、春一番で吹き払っ

てもらいたい。

 

 変化をもとめるならば、どう変わろうとするかを考え、自分がどのよ

うに自己変革するかを考えて実践してゆくべきである。

 国民一人一人の自己変革のビジョンこそが、国家としての変革の

ビジョンへと統合されてゆくのである。

 

 国民が変わらなければ、国は変わらない。

 

                                     梅士 Baishi 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 春点々の梅の花・・・ 紀元節  国民を偽装すべからず

2009年02月11日 11時36分38秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 

 

 満月を  春点々の  梅に刺し 

 

    馬糞 Bafun

 

 

 

  

 

 

  梅香り立つ早春、一年をめぐると、新たな気持ちで感動する。

 それが、季節の楽しみである。

 紅梅、白梅が今を盛りと咲いている頃、紀元節の一日がギクシャク

として明ける。

 戦争の古傷が痛む一日と言うべきか。

 それにしても、62年とは長い卑屈であることよ。

 

 

 

 

 


 天ame の下  春も紀元の  花を咲き

 

   馬糞 Bafun

 

 

 

  

 

国民を偽装すべからず】 


  今日は紀元節、建国記念日である。

 神武天皇が初代とされるが、実在ではない。

 神武の由来は、須佐之男命と日本武尊を合成したイメージであろ

う。

 

 日本武尊は、九州大和の国から、飛鳥に都を遷都した英雄である

が、即位の前に病没し、その弟が初代天皇となった。

 紀元3世紀終わりから、4世紀初めの頃と言われる。

 

 しかし、紀元節建国の年代は、紀元前8世紀頃にさかのぼる。

 それは、高千穂の国を治めていた天照女王の時代である。

 天照はイザナギ、イザナミの両親から生まれた娘で、その弟が須

佐之男命で、西日本一帯に覇権を及ぼしていたと考えられる。

 その痕跡が、出雲に出征したときの、ヤマタノオロチ伝説である。

 

 しかし、日本伝統の建国の祖というべきは、紀元前9世紀後期の

高千穂の国の建国の祖、天御中主命にまで遡る。

 天照はその五代目にあたる(『黄金の法』 大川 隆法著 幸福の

科学出版参照)。

 

 紀元節には、こうした、日本の伝統を誇りに思い、また、新たな使

命を思うべき、国家の「起源節」としたいものである。

 

 また、同時に、日本の伝統や、日本という国に背を向け、貶め、悪

口を重ねる「非国民」のみなさんには、国籍離脱の自由を確認いた

だき、北朝鮮かチャイナの建国に情熱を注いでいただく日としたいも

のである。

 

 世襲を嫌うならば、なおのこと、国民たる愛国の地位を世襲しない

でいただきたい。

 嫌いな国に住むことは、嫌いな会社で働くように、お互いに不幸な

ことであるから。

 ニッキョウソのみなさんが公務員というから、なおさら驚いてしまう。

 厚かましい!

 建国記念の日には、偽装国民を掃除して掃きだす日としたい。


                               梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 那の国に梅香る・・・ 地方の卑屈 『飛び梅』を追放し、宮を建てて皇女を迎えよ。

2009年02月10日 07時46分59秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 

 那の都  古りにし宮に  梅香り
 

    馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 初満月の夜、香り立つ紅梅の枝に旧暦の初満月がとまっていた。

 那国の古をおもわせる万葉の香りを一人呼吸した。

 

 旧の晦日に初雪が積もって、一つ二つの白梅が雪の花のようであっ

た。

 今年の冬は寒いのかと思ったが、立春を経て春三月の陽気が続

いている。

 線香花火の冬玉が、ぽとりと落ちたかのようである。

 

 梅の花には都の香りがある。

 博多の梅の花には、那国の香りがする。

 

 九州は、単なる地方ではない。

 古の都のあった国である。

 その都は、飛鳥に遷都され、奈良山を経て京に座り、今は東京に

なった。

 今再び西京の都、那の国を再興したいものである。

 

 そのために、九州の御所を作り、しかるべき皇女を迎えることであ

る。

 そうすることで、九州の外交、文化交流も主体的に図ることができ

る。

 

 

 

 

 

 

 

 白雪を 白梅にして 春たどり  たどりし枝に 満月の花

                          

    梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 大宰府の梅を飛び梅という。  

 福岡での国体を、飛び梅国体と名称したこともある。

 しかし、好きになれない名称である。

 地方の卑屈を感じるからだ。

 

 飛び梅の由来は、菅原道真が名残を惜しんだ京の館の梅の花が、

道真の思いに引かれて、大宰府に飛んできたと言うのだ。

 

 道真が左遷されたのは、嫉妬からというより、官僚的な政治が嫌

われたからではないか。

 即ち、政局を判断する視野がなかったのだろうと思う。

 学問ができたら出世して政治の中枢に立つというのは不都合なこ

とがある。

 学問と政治の器量とは一致しないからである。

 

 

 東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 
  
 主なしとて 春な忘そ

 

 

 なんとも潔くなく、未練がましい歌である。

 そもそも、大宰府に「流された」というのが気に入らない。

 都の思い上がりそのままに流されてきたのだろう。

 

 九州の歴史を知れば、ここにこそ、都の原点があることを誇ること

ができたであろうに。

 どんなに偏差値が高かろうと、本質を見る目を欠いた机上の学者

さんに過ぎなかっただろう。

 それがどうしたことか、天神さんとしてあがめられている。

 確かに、遣唐使の廃止を言上していれられたのは卓見であった。

 学者としては一流の見識をもっていたに違いない。

 

 しかし、飛び梅伝説をありがたがる心情は卑屈である。

 

 学問の神として祭るのならば、仁徳天皇の先生ともいうべき王仁

博士のほうがふさわしい。

 

 

 難波津に 咲くや この花 冬ごもり

           今を春べと 咲くやこの花

 

 

 難波津を那の国と読み替えれば、これからの九州のあり方が思わ

れるのではないか。

 

                                 梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

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+ うぐいすの春・・・ 社会と組織  リーダーの役割  中間管理職イノベーション

2009年02月07日 08時29分45秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 

 

  うぐいすの  一声を待ち  庭の春

 
      梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 外気温16度。

 春三月のような暖かい朝である。

 早朝からメジロが来て、空っぽのみかんと蜜つぼをのぞいている。

 早速、朝の定食を準備した。

 

 外にはもう、梅の花が7分咲きである。

 メジロたちは忙しくなる。

 

 梅にうぐいすというが、見たことがない。

 梅にはメジロが良く似合う。

 

 我が家に梅の木はない。

 柿ノ木と葡萄とびわの木である。

 それでも、蜂蜜をなめに、うぐいすとメジロが入れ替わり立ち代りやっ

てくる。

 

 メジロは良く歌ってくれるが、うぐいすは寡黙である。

 声を失ったかのようである。

 うぐいすがホーホケキョと鳴く頃には桜の花が満開で、深山にも春

がやってくる。

 そんなうぐいすをまじかに見ながら、ドラマチックなその一声を想像

するのである。

 

 

 

 

 

 

激動の社会と組織】 


 文明の転換期にあって、世界中が激動している。

 個人も国家も、他人や他国との距離のとり方に苦慮している。

 視界の中に大きく異文化の存在が迫って交錯するのである。

 それが、獲物に見えたり、脅威に見えたり、敵に見えたりする。

 共に仕事をする仲間と信頼しあうまでは激動が続く。

 同じ地球人類同士であっても、同じ国民であっても、同じ会社員で

あっても、激動が続く。

 

 どんな社会にも文化があり、なんらかの結束があるように、無目的

な社会ということはない。

 目的を共有する社会とは、即ち、組織である。

 地球人類社会も組織の夜明けを迎えつつある。

 それは、宇宙国際社会の時代を迎えるためのアイデンティティー

を養成する段階というべきかも知れない。

 

 組織には、必ずリーダーのヒエラルキーがある。

 激動の時代であり、危機の時代であればこそ、組織力を高めるリー

ダーシップがより高次に求められる。

 組織とは、さらに大きな外部社会に一定の働きをするための多重

構造を持っている。

 だから、人類が結束する組織意識をもつためには、宇宙人類社会

が意識されなければ本格的には育ってこない。

 

 組織は個によって構成されるが、個とは、意識である。

 即ち、組織とは、個々の意識が目的的に結ばれた意識体というこ

とになる。

 個という自我の意識、孤立的な意識を、どこまで社会的、組織的

に拡張できるかというイノベーション課題が、組織力の強化の重要

な要素になっているということである。

 

 自我の意識とは、排他的であり、自閉的な負のベクトルを持つ。

 社会的な意識を持つためには、まず、自我の殻を破らなければ

ならない。

 自我の殻を破って、どこまでわがことのように思える人間関係に拡

大できるか、これが、人生の課題であり、かつ、組織の課題である。

 

 

 

 

 

リーダーの役割

 ということは、リーダーの条件は、部下よりも一歩先まで自己拡張

していなければならない。

 たまねぎの皮のように幾層にも重なっている自分の殻を、部下より

も一枚多く破っていなければならない。

 リーダーの仕事意識は、個の仕事ではなく、組織としての仕事であ

る。

 部下の意識を網の目のように結んで、より大きな仕事の意識を作

ることが仕事である。

 

 それは、教育者の仕事であるといってよい。

 自我の殻を破り、自己の意識を組織意識に拡大する発展的な教

育ができなければ、リーダーの仕事はできないということである。

 それが、組織のイノベーション課題でもある。

 

 イノベーション(革新)は、二律背反の相克から生み出される。

 常に安住を求める負のベクトルと、このままではいけないという打

開すべき課題のベクトルの二律背反である。

 あちらを立てればこちらが立たずというのが革新の状況である。

 

 

 

 

 

 

中間管理職イノベーションの課題


 中間管理職の立場は、部下としての狭い個の意識と自分の下部

組織に対するリーダーとしての意識の二律背反に直面する。

 これを取り違えると、自分の権限を部下のような個の意識で使って

しまうという過ちを犯す。

 

 リーダーの仕事は、中間管理職であっても、一歩先のビジョンを提

示して誘導する企画型の仕事でなければならない。

 上にも下にも、企画で道を開かなければならないのである。

 

 組織の行動は、企画というビジョンの確立によってシュミレートされ、

実現されてゆく。

 

 

 日本という国も、独立国家かどうかもあやしい不安定な状況にある。

 それは、リーダーたる政府、議会の能力、ないし情熱に問題があ

るのだろう。

 政治に期待することができない状況である。

 国に何とかしてくれと言うことを期待してはいけない状況である。

 

 しからば、国民リーダーが、企業活動として、日本のビジョンを示し、

企画し、行動してゆかなければなるまい。

 それは、ある意味、中間管理職的な立場かもしれない。

 

 教育力、企画力が、今こそ求められていると言うことである。

 だから、人工島型空母を企業連合で建造しようではありませんか!


                               梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 立春大吉・・・ 公務員改革こそは、麻生政権の切り札になる

2009年02月04日 21時53分20秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 


 光立つ 立春大吉 いざゆかむ 


    馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 2009年2月4日(水) 旧暦正月10日


 立春の朝、全身に生気がみなぎってきた。

 立春こそは正月元旦というべきめでたい日である。

 節分と立春もまた、国民の祝日としたい。

 

 節分には豆まきの風習がある。

 大晦日に一年の厄払いをするという縁起である。

 インフルエンザで痛んだ腹に豆まきをした。

 「鬼は外」で転がった豆を、グルメのカラス・フォン・ゴン吉兄弟が

食べた。

 ふ~ん、おいしいのかなぁ。

 清めの塩のように飾っていた豆を食べてみると、かなりおいしかっ

た。

 

 腹の中でも豆まきをしたせいか、腹が癒えた。

 発症から一週間、立春にインフルエンザ完治宣言ができると言う

のも目出度いことである。

 

 今日は禅寺の門に、『立春大吉』が大書されているという。

 寺にも宮にも、初詣したいと思う。

 神の下されたる祝日を、感謝します。

 

 

 

 

 

 

公務員改革こそは、麻生政権起死回生の天王山

 

 久しぶりに毅然とした麻生総理がテレビに映し出されていた。

 「年内に、公務員の天下り、渡りを廃止する」

 国民は、総じて公務員改革を望んでいる。

 毅然として、官僚の反対を押し切ってでも改革を進めることは、一

転して国民の賞賛を得ることになるであろう。

 

 天下りや渡りの慣行は、福岡県でも粛々と行われている。

 しかし、天下り問題は国民の反感を買う象徴的なものの一つで

はあるが、本質ではない。

 

 本質は、地方公務員を含めた、いい加減な仕事振りの公務員綱

紀粛正と、大リストラである。

 省庁、部署の廃止、縮小と、その余剰人員の解雇、これこそが、

国家経営のけじめであろう。

 経費、人員をまずは半減するというのが、公務員改革である。

 

 GDPを作っているのは、公務員ではない。

 民間企業や国民である。

 そのGDP比の10%くらいが、公務員経費に使われているはずで

ある。

 

 公務員と言っても、軍人、警察、消防は不可欠であり、別枠で考え

る必要がある。

 しかし、それ以外の現業公務は民間に任せてよい分野であり、一

般公務には、公務員のための無駄な仕事を作るのが仕事になって

いるという腐敗振りである。

 基本的に、GDPの1%の歳費で賄われて十分であろう。

 

 公務員人事にも、企業の経営哲学、経営倫理が妥当する

 公務員は公僕であって、殿様商売ではないことを知らしめなければ

ならない。

 

 人事院の権限縮小について、官僚の必死の抵抗があるが、そこ

には一片の正論もない。

 公務員人事が政権に左右されてはならないなどといっているが、

行政機関は政治機関である。

 アメリカのように、行政の中枢スタッフが政権によって総入れ替え

になってもよいのである。

 

 公務員人事は、議会ないし政府が掌握すべきものである。

 公務員の仕事は法に基づき、政府の監督下で行われることが公

平なのであって、政権に左右されてかまわないのである。

 政治は民主主義の結果なのであるから、これに公務員人事が支

配されてこそ、公務員の民主的コントロールが可能になる。

 

 

 だから、公務員改革について、官僚に対する遠慮は無用に願い

たい。

 政令でやれることは、大胆にやっていただきたい。

 人事院を廃止する。

 農水省を廃止する。

 文部科学省を縮小する。

 これくらい、ドラスチックにやりたい。

 

 公務員改革は、粛々としてやっていますよ、と言うかもしれないが、

数パーセントの削減目標を掲げるだけで、いわば、看板代にすぎない。

 求められているのは、革命である。

 

 

 ちなみに、官僚がいかに議員を馬鹿にしているかが、人事院の谷

総裁の抵抗からも見て取れる。

 谷さんは、本来、切腹すべき立場である。

 

 こうした、官僚権力の背景には、湯水のような予算範囲分、消費

権限と、法案の起草や演説の原稿など、実質的政治・行政は自分

たちがやっていると言うおごりがあるからだろう。

 しかし、法案の起草を公務員官僚に任せるから、官僚が立法権の

僭主になるのである。

 政府、議会は、官僚ではなく、自分たちが任免するブレーンを設置

できるよう、制度改革するべきであろう。

 公務員に対する政府、議会のコントロール権限を空洞化させては

ならない。

 

 

 天下り、渡り規制について、その後、麻生総理は、退職公務員に

ついては適用しないと明言した。

 公務員は、退職後10年は公務員としての規制を受けてしかるべき

であろう。

 

 麻生総理は、本気で公務員改革する気はないらしい。

 国民にはそのようにがっかりされたことであろう。

 真田昌幸であっても、やはり天下の器ではないらしい。

 だから、優秀なブレーンが必要なのだ。


                              梅士 Baishi

 

http://www.gyoukaku.go.jp/soujinkenhi/kanso_houritsu.html

 

 竹村健一

 http://www.dailytimes.jp/takemura/

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

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+ 七草の節句・・・ 責任とは何か  

2009年02月02日 07時38分38秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 

 

 七草に  ハマダイコンを  思い出し 


    馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 

 

  2009年2月1日(日曜日)


 旧正月七日の今日は、七草の本節句である。

 七草とは・・・ 「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すず

な、すずしろ」これぞ、七草。

 

 浜辺には、ハマダイコンがうす紫の花を咲かせているが、七草では

なかろう。

 もともと、大根であったものが、浜辺で野生化し、食用には適さなく

なった変種であるらしい。

 

 

 我が家の七草は、ふとねぎ、春菊、ほうれんそう、ニラ、白菜、大根

と蕪であった。

 かろうじて、すずな、すずしろの切れ端があってよかった。

 

 今日は、これにアオサを加えて、「変わり七草のアオサ素麺」に禁酒

のワインをつけるとしよう。

 インフルエンザで鍛えた免疫力に加えて、栄-博多型七草素麺とワ

インがれば、鬼に金棒である。

 

 人間、やっぱり、健康が一番である。

 

 

 

 

 

 

責任とは何か】  


 責任というと、いつも思い出すことがある。

 営業会議で、月度売り上げ目標を割り込んだ責任が一人一人追及

されるのが常であった。

 実に嫌な会議が延々と続くのだ。

 

 そしてある日、いつになく厳しい言葉で、「次月度も目標を達成しな

かったときはどう責任取るつもりか、答えろ」と追求された。

 誰も押し黙って答えなかった。

 

 責任とは一体、何のことか。

 つまり、辞めます、と言わせたいのかと思い、新参者にもかかわらず、

挙手して「達成できなかったときは責任を取って辞めます」と宣言した。

 達成する状況にはなかった。

 結局、達成できなかったので辞めた。

 

 それから10年くらいして、その老舗メーカーは民事再生法を申請し

て事実上倒産した。

 経営者は、失業以上に深刻な責任を追及されたことであろう。

 

 

 では、責任とは何か。

 

 責任は、不都合な状況や結果に対して問われる負担である。

 

 責任はその人の役割や立場に応じて、その広さ、大きさはあるが、

二つの種類がある。

 

 一つは、不都合な結果に始末をつけること、即ち、状況改善ないし、

問題解決・修復責任である。

 なんらかの手当てをしろ、ということである。

 もう一つは、社会的批判や制裁を甘受する、出処進退責任である。

 いわば、ペナルティーである。

 

 たとえば、営業マンの営業責任は、予算不達成の原因を反省し、対

策を立てて実行することである。

 そして、社内におけるマイナス評価を甘受することである。

 出処進退とは、必ずしも辞めることではない。

 勝負の意気込みがあるならば、自ら辞めるべきでもない。

 

 これに対して、経営者の責任は重い。

 経営者の責任は、自ら大きな営業実績を上げて業績回復に努めな

ければならない。

 経営者には、自らの商売力で示しをつける責任が問われているから

である。

 大口の経営を取ってくる、ヒット商品を開発する、マーケティングの方

法を開発するなどである。

 

 それができない経営者は、無用である。

 出処進退として、社長を辞するべきであろう。

 

 

 不況の時代は責任追及の時代でもある。

 責任を問われるのは、大方リーダー格の実力者である。

 しかし、一人一人が自己責任を負っているのが自由・自治の本則で

もある。

 

 では、失業時代の不況責任や如何。

 国民は、自らの責任をこそ問うべきである。

 

 国民の政治責任は、自分たちの政治に対する無関心を恥じ入って、

その自己責任というべき苦境を甘受することである。

 その上で、回復責任として、奮励努力してよく働くことだ。

 それが、原状回復責任である。

 

 これからのデフレ不況の時代、言い訳や責任転嫁をせず、潔く、元気

良く働くことが一番であると思う。

 

 希望は、国家への依存ではなく、自己責任、自助努力の先にある。

 そう考えて努力をすれば、責任負担は悪いことではない。

 そこから、発展の原動力ともなるに違いないのだから。


                                梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 初月は仏の目じり・・・ 失業時代の対処法

2009年02月01日 16時34分10秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

 初月hatuzuki は  仏のような  目じりして


    馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

  今日は、旧の七草。

 旧暦ならば、初恵比寿である。

 白梅が香りはじめたというのに、十日恵比寿神社は静まり返って

いる。

 ああ、未だ初月を見ず。

 

 Hatuzuki とは、三日月頃であろうか。

 糸のように細いつきが、新春の幕開けを感じさせたことであろう。

 今宵は、上限の七日月を見ることができるであろうか。

 

 インフルエンザ発症五日目、体にやっと生気が戻りつつあるが、へ

そ周りの鈍痛と脱水症状は未だに収束しない。

 かなり深く、わが丹田をえぐっていったようだ。 

 免疫力を鍛えるには、ちょうどよいトレーニングであったかもしれない。

 

 

 

 

  

失業時代の対処法】 


 大手企業の大量人員整理の計画が報じられ、深刻な雇用問題が

起こっていると報じられている。

 失業率は20%にも達するのかと思いきや、5%台だという。

 今までどおりの生活ができなくなった人たちが数万人規模で出てき

たということである。

 

 相変わらずの、マスコミの「マッチポンプ」型狂言であるが、しかし、

当分は雇用不安は広がるであろう。

 だから、失業しない対策と、失業したときの対策は、考えてなけれ

ばなるまい。

 

 デフレ不況時代の対処法は、ユニークな市場を見つけて、ユニー

クな付加価値を高めて売ること以外にはあるまい。

 人材価値を高める努力と工夫、そして、これを売り込む努力である。

 

 人材価値の基本は、サービス精神である。

 サービスとは、熱意をもって人助けの気配りをすることであろう。

 これが、最も汎用性の高い人材価値である。

 しかし、意外と、サービス精神が分かっていない人が多い。

 飲食業でも、観光業でも同じである。

 

 年配者の転職にももっと門戸が開かれるべきである。

 学歴、経験、経歴もなかなかの人も少なくない。

 しかし、企業が求めている人材とは、その企業の色に染まって自

在に働いてくれる人である。

 全職の文化に染まってしまって、それが常識だと思い込んでいる人

では、どんな優れた前歴があっても、規格が合わなければ使えない。

 

 年下に使われるのは嫌だ、女に使われるのは嫌だ、自分のやり

方を認めてほしい、何てことでは、仲間に入れたくはないだろう。

 職場が代われば、ドラマの内容も役どころも、台本も違うのが当

たり前だ。

 役者と同じような切り替えが必要なのだ。

 

 再就職に必要なことは、技術訓練であるよりも、新しい企業社会と

の調和法、仕事との向き合い方、サービスの精神と訓練、そうしたこ

とが大切なのである。

 リセットする素直さとやる気があれば、世界があこがれる日本で、

仕事がないはずがないではないか。

 そうしたことを、自己投資して学びなおしてはいかがか。

 

 

 役者を助けてくれるのは、政府でも、自治体でも、どっかの金持ち

でもない。

 わくわくとする役者魂である。

 大いに、激動時代のドラマを楽しむ役者でありたいものだ。

 

                                 梅士 Baishi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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