ぴゅうと吹きし 銀杏の風に 色づきぬ
馬糞 Bafun
時雨のころになって、時雨が降った。
一陣の風がぴゅうと吹いて、
銀杏が少し、黄色くなった。
もう、裸足では、あんよが冷たい。
握り飯よ、秋かもしれぬなぁ。
昼飯のころ、久しぶりに生簀割烹の1000円定食が思い浮かん
で出かけた。
しかし、その店は、銀杏より早く、散っていた。
遅かれ早かれと思っていたが、早かった。
潰れる店というのは、自分流にこだわって、客の心をつかむ謙
虚さや知性、品格に欠けるところがある。
何しろ、和食の店なのに、アメリカのうるさいミュージックが耳に
障っていた。
定食の中身もだんだん貧相になった。
愛想もなくなっていた。
生簀の魚が疲れていた。
これを刺身で食べるのかと思うとぞっとした。
場所が悪いのではない。
店員の心配りが悪いのである。
プロとしてのサービス精神がなかったのである。
それが、なかなか分からないらしい。
小走りに 風吹いており 秋初め
馬糞 Bafun
【学園祭の季節だが・・・】
学園祭の季節になった。
といっても、学生時代の経験はない。
学生運動が学園祭のようなものだったかもしれない。
学生とは、権力にこびず、天下国家を動かす革命力であると、
いきがっていたかもしれない。
その心意気だけは、青年らしく、溌剌としていたのではないか。
本来、祭りとは、神事である。
神聖なものとして、神にささげるものである。
その神を見失ったイベントでも、社会に対して、問題提起し、提
案し、呼びかけるためにするものである。
単に集客するのでは、商業イベントでも下である。
さて、九州を盛り上げたい、九州の健康ブランドをアピールした
いという、学生たちのボランティアイベントが、11月3日、アクロス
前の中央公園で開催される。
福岡県教育委員会の後援に並んで、
わが、神聖・九州やまとの国も後援することにした。
《九州ヒューマンフェスタ2007 e-九州健康フェスタ》
学生たちのイベントなら、そうした志がなければ、つまらない。
学生たちの心意気に出会いたいものである。
J.D.Subunroco.
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