すぶんろこ!のジャパニーズドリーム

■『すぶんろこ』とは、コロンブスの逆転の発想

■日本国独立宣言!「日本国憲法」無効宣言、日本軍再構築宣言!

+ 社会の抗体システムとしての教育と、民間警察制度を作れ

2007年03月31日 10時55分05秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

  

 

 一筆の  ようなつぼみが  春を描き

  馬糞 Bafun

 

 

 

 

 春・・・ 何とあたたかな響きであることか。春の日差しは、
細い枝も、小さな虫も、金色に輝かせて希望を与える。

 太陽は神聖であり、希望である。

 それは、エネルギーの本質であり、人の心の仏性というべき
ものであろう。

 存在とは根源の意思に発し、それゆえに希望であり、諸行
無常のエネルギーとして生成発展する。

 

 ところが、現実には悪霊、悪魔のエネルギーが実在する。
汚染し、破壊し、不幸を生み出そうとする輩がいる。

 なぜだろうか。

 おぞましく、汚らしい存在というべき人間たちがうごめいて
野放しにされている。

 そして、制裁したくなる。

 存在とは希望であり、生成発展してやまないエネルギーで
あるはずなのに・・・

 それは、おそらく、分枝した光相互の関係から生じる障害と
いうべきなのであろう。
 その障害に対して、人は、制裁する以外に、如何に対処す
べきであるのか。

 宗教、哲学、それは、人間関係論に困難な課題がある。

 だから、譲り合いの精神が大切なのだ。ルールが大切なのである。自己中心を戒め、与える愛が大切なのだ。

 

 では、社会悪というべき者に対して、如何にあるべきか。

 人間関係の障害を個人の裁き心に委ねてはならない。
権威を持って教育し、制裁する権威が必要である。

 そのために、国家があり、裁判制度や警察があり、学校が
あるが、あまりに機能不全である。
 病みやすい社会になっている。


 そうした権威の発動を、証拠偏重主義に後退させてはなら
ない。
 体内の抗体組織のように、予防力を充実しなければなら
ない。予防警察力の充実が欠かせない。

 そのためには、国家警察という専門職に限定せず、民間警察
制度
を発足させることである。
 民間の経済活動をしながら、一定の見識と人格を認められ
た者を推挙して、警察活動の権力と職責を与えることである。

 これが、陪審制度よりも先に検討されるべきことであろう。


 もう一つは、更正教育制度である。
 いじめ問題への対処としても、街のチンピラ、不良対策とし
ても、教育の不足がもたらしている責任として整備する必要
がある。

 

 社会免疫システムと自然治癒力を高める智慧と工夫を、
議会と内閣に求める。

 

                        Bafun 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 鎮魂の歌  3.23・・・ クリシュナ幻想  ゴルゴダの丘  天使の軍団

2007年03月31日 07時07分07秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

《鎮魂の歌》

 

 

   一仕事  終えて還りし  彼岸かな

   馬糞 Bafun

 

  

 

《空想的考古》 

 諸行無常、春の花の下に友が去り、同僚が去り、恩師

が去った。

 私もまた、西行のように願って、桜花の季節に去りた

いと思う。

 そして、彼岸の花の下に還るのである。

 敬礼をして、兵士のごとくに。

 

 

 クリシュナ幻想・・・

 かつて、クリシュナの時代に、
そのように戦って、散

ったことがあっただろうか・・・ 


 クリシュナ様は、理想郷というべき国をつくり、人々

を守らんとした。

 大軍が迫った朝、王は言われた。

 家族ある者は家族を護れ。

 われらはこれより、天の道を開かんとする。

 

 人々が泣きながら見送る中、王クリシュナは精鋭を連

れて城門を閉じ、一声された。

 「これより新しき国を創る。」


 われらは最後の戦いに撃って出た。

 

 それから千年あまりのときを経て、クリシュナ様はカ

ナンの地に転生された。

 イエスキリストである。 

 ところが、イエス様は、国を守ろうとはなさらなかっ

た。

 そして、一人で戦って死んだ。

 いったい何を守らんとなされたのか。

 

 後を追って転生したクリシュナの精鋭たちはなすすべ

を知らず、イエス様をゴルゴダの丘に置き去りにして逃

げてしまった。

 イエス様が救世主であることの確信が揺らいだのだろ

う。

 

 まさか、救世主ともあろう方が、これほど惨めに十字

架を引きずり、罪人として辱めを受けてなすすべがない

などということがあろうか・・・。

 そう思ったにちがいない。

 そう思うと、恐怖心が先立ったにちがいあるまい。

 

 神の孤高に、人はただ天を仰いで涙するばかりである。

 戦士とは哀れである。

 戦って死ぬことに恐れはないが、武器を持たない主を

信じ、武器をもたないで戦うことに戸惑ったのだ。



 信仰とは何なのか。

 今世も決意して生まれてきたはずである。

 救世主を守ろうと、幼い魂に刻んだものである。

 

 しかし、武器を持って戦う時代ではない。

 学ばなければならない。

 学んで伝え、学んで新しい国を建設しなければならない。

 

 「新世界建設」 

 黄色い土木ヘルメットに刻んだ名前である。

 一人にても、国造りの土を打とう。

 この世を去る花の季節まで・・・。

 わが過去世への空想的考古である・・・。  

 

 

   

 木蓮の  白き翼で  春去らむ 

 青限りなき  彼岸の空に

   白川 馬草 Magusa

 

 

 

 

 木蓮の  白き翼を  羽ばたきて

 天使の列は  君を迎えむ  

   白川 馬草 Magusa

 

 

 

《3.23鎮魂》

 魂もまた、巣立ってゆくのであろうか。

 昨年の春も、桜のころに高潔の女史が急逝された。

 そしてまた、福岡の教育を堕落から守ってこられた人

格者が急逝された。

 3月23日朝、草稿中の訃報であった。


 この場を借りて、ご冥福をお祈りする。

 

 不自由な肉体を去れば、また、豊かな魂は自由を得て、

新天地でその輝きと役割に目覚められることであろう。

 吾もまた、寒中にその花を仕込んでいる。 

                     
  2007年3月23日Fri 

 

 馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 縄文の春・・・ 九州文明のルーツ  九州のムー文明 

2007年03月28日 07時59分35秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

   縄文の  春新しき  こぶし咲き  

   馬糞 Bafun

 

 

 

 木蓮の花は、太古の昔から変わらない花木であるらし

い。

 翼竜が飛んでいた頃も、真っ青の空に純白の花を咲か

せていたのだろうか

 実に大胆な花である。

 天使のように、白い翼を広げて、一斉に飛んでゆくよ

うな風情である。


 
 

 

 

 いにしえの  春や飛ばむと  こぶし花   

  馬糞 Bafun

  

 

 

 古代縄文の時代といえば、「昔人間ギャートロズ」に

描かれていたような原始人のイメージで教育されてきた。

 しかし、それは偏見であろう。

 

 美を愛でる感性もファッションも現代と遜色ない程度

にあったのではないか。

 アジアの文明は、ムー文明の後継と言われてもいる。

 

 ムー文明とは、ピラミッド型の装置で太陽エネルギー

を増幅して利用する科学文明と、光を神聖なものとする

太陽信仰を特色とする。

 これが、アジア文明やアトランティス文明の源流とな

ったという。


 ムー大陸が海没したのは、紀元前の1万3千3百年頃

とされる。

 海没してゆく大陸から逃れた一部の人々が、日本、ベ

トナムなど、海洋アジアの源流になったというのである

(大川隆法『太陽の法』)。





 科学的に探求すべき歴史の示唆であると思う。

 ムー文明滅亡後の停滞はあったかもしれないが、縄文

の初期に遡る1万5千年以前から、九州は間違いなくそ

の影響下にはあったはずである。

 現在イメージされている縄文よりはるかに進んだ文明

の余韻を保っていたに違いない。


 九州は、ムー文明の直系であるということである。

  

 日本の四季は、文明を育てないではおかなかったであ

ろうと思うのだ。

 人間中心主義の驕りから生まれた古代という偏見を反

省すべきであろう。

 その現代からみれば、古代とは信じるに足りない伝承

や詩篇、オカルトの叡智に埋もれているのである。


 その土を掘ったのが、シュリーマンであったことを想

起すべきである。 

 史家は、歴史発見のコロンブス、シュリーマンをあら

ためて尊敬して習うべきであろう。 


 

立憲女王国・神聖九州やまとの国

梅士 Baishi 

 

 

 

 

 

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+ 西行の花・・・ 豊かな彼岸への経営倫理 

2007年03月23日 16時18分55秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

       

 

  西行の   花待ちわびし   彼岸かな 

      馬糞 Bafun 

 

 

 

 短かった日が、六時を過ぎるころまで、鳥たちを遊ば

せるようになった。彼岸が明けて、いよいよ、春が動き

始める。満開の桜が待ち遠しい。


 花鳥風月の余情は、ままならぬこの世に覗く彼岸の風

景である。美意識に至福がもたらされる世界である。

 そこに人生の「道」がある。

 三途の川は、桜吹雪の下を優雅に渡りたいものだ。

 

 

 

 

 

 《豊かな彼岸への経営倫理》

 経済の目的は、世の中を豊かにすることである。

 人々を豊かにすることである。

 個性豊かな世の中への発展である。

 個性は不ぞろいだ。相対的貧富の差はある。

 しかし、貧困は病である。


 経営の健全は、単にコストパフォーマンスや収支バラ

ンスにあるのではない。

 経営の目的が金儲けにあるのではなく、貧困の追放と

文化の創出にこそあるからである。


 経営の倫理とは、働く者への思いやりと教育にこそあ

る。

 貧困を追放し、個性を開拓する創意工夫が経営の本質

である。

 経営者の責任である。


 拝金主義を恥とせよ。

 ワーキングプアへの依存を恥とせよ。

 安い労働を追い求める経営を恥とせよ。

 仕事の報酬は、人生の資源である。

 そのような雇用を生み出せない企業は社会悪である。


 経営の倫理が、企業競争のルールであり、かつ、競争

優位の努力指標である。



 経営の本質は、貧困の追放と、やる気の創出にある。

 安い雇用は恥である。



 先行投資型消費、健康増進型消費、知的満足型消費、

険型消費、癒し型消費・・・。

 こうしたところには、起業チャンスがある。

 金銭に計りがたい価値を生むから、適正利潤を生む。

 新しい経済、新しい経営倫理を日本から世界へ発信し

たいものだ。

 そうであってこそ、日本は、世界の希望となる。


 

 馬糞 Bafun 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 独立連邦制の構想・・・ 「地方」と「自治」の矛盾

2007年03月18日 19時43分19秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 木蓮の  白ふくらみて  旅立ちぬ

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

  白い木蓮の大輪がいっせいに花開き、その花から一斉に
春風が

旅立っているかのようである。

 そのように、新旧交代の人々もまた巣立ってゆく季節である。

 年度末の多忙さの中で、彼岸の中日も過ぎ、昼の時間が
長くなっ

てきた。

  菜の花畑の黄色がまぶしい。

 もうすぐ4月である。

 西行の花が、じっとその時を待っている。 


 人の世には変化が求められている。

 さて、いかに変化すべきであるか。

 福岡県知事選、県議会議員選挙、市議会議員選挙と、大統領制にもと

づく地方自治選挙が迫っているらしい。

 日頃、存在感のない政治家たちである。

 なぜ、存在感がないかというと、マスコミが地方自治に関心を示さなから

である。

 

 公共放送としての役割を持たず、民主主義の基盤としての役割を持って

いないからである。

 独占を制度で認めている放送であるならば、放送の免許制も見直されな

ければなるまい。



 放送免許の選挙というのもあってしかるべきであろう。

 新旧交替が図られなければ、民主主義も腐敗する。

 その腐敗はマスコミに著しい。

 

 地方自治の概念も変わらなければならない。

 

 なぜ、地方なのか。

 アメリカには地方はない。

 独立州である。

 そのほうがよい。

 地方と独立は矛盾する。

 自治とは独立の責任を意味しているはずである。

 独立福岡という政治でなければ、選挙の意味も実感がな
い。

 県が独立州国家となり、九州が連邦国家として連邦州政府
を持ち、

国際政治と日本統一政治の府として日本政府を置く。

 そうした改革構想を持った知事候補も、議員候補もお目にかからない。

 面白くもない自己保身選挙になってはいないか。

 

 立憲女王国 神聖九州やまとの国にも、いよいよ、参加市民を募るべき

ときが近づいている。

 

                        Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+  ベトナム投資ブームのリスク

2007年03月17日 12時47分06秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

  梅の香も   飛べど渡らぬ   ホーチミン

     馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

  ベトナムは空前の株式投資ブームであるらしい。

 しかし、ベトナムは、発展する国ではない。

 チャイナと共にクラッシュする国である。

 いわば、賭場であり、公営ギャンブル市場であろうと思う。

 

 定年退職した日本国民は、老後に不安を抱えている。  

 退職金があるとは限らない。

 年金で生活できる者も限られている。

 少ない資金で仕事のない老後をどう生きてゆくか。

 すると、株式投資は大きな魅力である。

 新興市場はリスクと共にチャンスも大きい。

 そういう発想で、ベトナム証券市場に口座開設するツアーが人気らしい。

 ベトナム単車の群のように我先にと投資に走っているという。

 

 確かに、投資は老後の生活手段となりうるであろう。

 しかし、マネーゲームに素人が勝つことは難しい。

 むしろ、経営参加という切り口で投資するほうがよいのではないか。

 NTTIAN 環太平洋アジア連合国にこそ、活路がある。


 

 投資組合を作って、ビジネス倫理教育や、経営参加をする。

 海外に役割を果たしつつ生活の資源を増やしてゆくのである。

 そのためにも、海外の情報や文化、言語には多少は通じておかな

ければなるまい。


 

  『学ばざる者、食うべからず』である。

 

                         馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

《付録》

 大伴家持の絶唱三歌

 

 春の野に 霞たなびきうら悲し この夕影に 鶯鳴くも

 

 わが宿の いささ群竹吹く風の 音のかそけき この夕かも

 

 うらうらに 照れる春日に 雲雀あがり 情悲しも 独りしおもへば

 

 

 

 

 ベトナムの旅《サイゴン五句》

 

  旅立ちの   那国の春の   風の音

      馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 かくして、旅立った・・・

 

  サイゴンの   春押し流れ   メコン川

 

 

 

 

 

  サイゴンに   散る花もなし   朧月

 

 

 

 

 

 

  春知るや   サイゴン単車は   ガスを噴き

 

 

 

 

 

 

 

  サイゴンの   殖民都市の   初夏の宿

 

 

 

 

 

 

 

 

  雨季前の   サイゴンビールに  泡立ちぬ

    馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

  ベトナムよ、さらばである。 

 

                        馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          「おじいさんの木」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 『発展するアジア』 NTTIAN 環太平洋アジア連合国のリスト

2007年03月17日 11時36分17秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 雨季前の  サイゴンビールを  名残りとし

     馬糞 Bafun

 

 

 

 

 ・・・さらば、サイゴン。

 観光ゲリラとインフレ紙幣の国、ベトナム。

 

 

 

 

 サイゴンの  殖民都市の  初夏の宿 

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 上等ではなかったが、「サイゴンホテル」という名前が気に入った。

 陥落の都を思い出させる。

 しかし、現実のサイゴンは、陥落の都を観光とはしていない。

 それ以前のフランスの植民地を懐かしんでいるのだ。

 屈辱とは思わないのだろうか。

 卑屈の民ベトナムを悲しく思う。

 

 

 かくして、ベトナムは、発展するアジアの外にある。

 ベトナムは、ミグ戦闘機の鉄くずで作られた鎖につながれている。

 鎖につながれた犬のように安心している。

 さらば、ベトナム。

 

 



 

 

 

 「発展するアジア」とは、日本、台湾、タイ、インドネシア、オースト

ラリア、ニュージーランドという、NTTIAN 環太平洋アジア連合国を

基本軸とする。

 

 合言葉は、安心、安全、信用である。

 これを商業道徳とし、基礎教育とするのである。

 教育による立国、これが、新アジアのチャンスである。

 

                          馬糞 Bafun 

 

 

         フランス観光殖民都市 サイゴン

 

 

 

 

 

 

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+  フランス風チャイナ殖民都市サイゴン 

2007年03月16日 07時27分40秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 春知るや  サイゴン単車は  ガスを噴き 

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 サイゴンで最初に驚くのは、都心の道路に群れ走る50

ccバイクの洪水である。

 三人乗り四人乗りも少なくない。

 歩道にも乗り上げて走り去る。

 信号も少ないが、効果も少ない。
 
 よく、事故が起こらないものだと思う。

 

 赤信号に固まったバイク群は、仮面ライダーのようなかっ

こよさはないが、鬼気迫る威圧感がある。

  これも、フランス植民地建造物とならぶミスマッチな観光名

物である。

 

 屈辱と偽ブランドと公害が観光資源だというのか。

 

 屈辱の都サイゴン、フランス風チャイナ殖民都市サイゴン・・・。

 

 

 サイゴンホテルの朝食レストランから、すぐ近くにメコン川が

見えた。

  そこだけが、昔からのベトナムを感じさせてくれるようであった。

 

 ベトナムを去る前に、メコンの岸にゆこうと思い立ち、残され

たわずかな時間を計って出かけた。

 

 泥水がごみを押し流してゆく。

 陰惨な戦争のにおいがするようだった。
 
 戦後60年の日本は世界に冠たる先進国であるが、ベトナム

の戦後は今も飢えている。


 

 遠くから手を振っている赤帽のチャリタクのあんちゃんが見え

たが無視した。

 しかし、結局つかまった。

 友達だからただで乗せてやるというのだ。

 10分しか時間がないと断ったが、「大丈夫、乗れ」というので、

乗ることにした。

 

 バイクの洪水の中に入り込む。

 それだけで迫力満点だった。

 街の景色も違って見えた。
 

 10分の満足があった。



 ベトナムは仏教国だというが、共産国に仏教があるのかと思

いつつ、知らぬが仏の馬糞であった。

 

 一角をぐるっと回って、1万円を要求された。

 面倒なので6千円をご祝儀に、徒歩徒歩と引き上げた。 

 ああ、サイゴン・・・。陥落の都・・・

 

 

 

 

 

 

 天晴れ、投げ縄で鴨を捕らえた観光ゲリラ隊長のVサインは、

余裕だった。

 馬糞のVはアホだった。

 

 しかしである。

 安全、安心、信用は商業の三大栄養素というべきである。

 サイゴンにはこれがない。

 教育もないであろう。

 
その未来に発展、繁栄はないと確信した。

 

 

 

 

 

 

  空港内の店はもっとひどかった。

 バンコクの5倍から10倍、日本の倍ほどの値段である。

 店員は、まったく売る気がなく、形だけの店であった。

 紙幣に傷があるからだめとも言われた。

 どれが紙くずでどれが紙幣かは店員が決める。

 インフレ紙幣を集めて飲んだサイゴンビールを最後に、

二度と来ないであろうサイゴンを後にした。

 

 

 

 

 しかしベトナムよ、Web2.0革命という情報ゲリラが主導する

新しい時代を恐れるがよい。

 

 天知る地知る子知る我も知る。

 そのことをこそ、チャイナの埋もれた歴史から学ぶがよい。


 

                                                                  馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

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+  美意識を育てる道徳論・・・ アジアの子供を教育せよ

2007年03月14日 08時12分14秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

  サイゴンに   散る花もなし   朧月 

     馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

  観光ゲリラの街サイゴン、商兵の作戦地帯サイゴン・・・。

 日本製だといいながら、偽ホンダ、偽ヤマハのバイクが行軍する

街で、軍と民間の識別は難しかった。

 外貨獲得部隊が展開する作られた街であり、街を偽装するセットの

ようであり、住民全員が配役を与えられた党員のようにさえも思えた。

 

 朧月は、やまとの国の名月のようでもあったが、春を語る花はな

かった。

 「残る桜も散る桜、この背中に、見事に咲かせた金さんの遠山桜、

散らせるもんなら散らせてみな・・・」という名啖呵の美意識など、とう

てい分からないであろう。

 諸行無常の美意識を伝統に持つ日本人は幸せである。

 

 

 

 

 

 この不幸な国ベトナムを救うためには、何より、ベトナムの優れた

若者を日本で教育することだ。

 そのためにも、日本の教育を立て直さなければならない。

 無常の美学を教えられる教師を育成しなければならない。

 

 仁ということばがあり、愛という言葉があり、慈悲という言葉があるが、

美という言葉でも、仏神の子、人間の本質を語ることはできる。

 美意識が、人間完成への道に通じているからである。

 花鳥風月という道徳もあるということだ。


 日本の子供たちに、そして、季節のない国の子供たちにも伝えた

い伝統である。

 

                         馬糞 Bafun 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+ 観光ゲリラの街 サイゴン

2007年03月10日 09時26分15秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 サイゴンの  春押し流れ  メコン川

   馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 初めてのベトナム・サイゴンツアーは散々だった。

 アメリカに続いて、馬糞の財布も陥落して撤収した。

 「武器なき戦争」というが、まだ、戦争をしているのだな、というため息

交じりの感慨を残して、「観光ゲリラの街・サイゴン」から帰還した。

 まだ寒い日本の春が、すがすがしかった。


 

 土産にと買ったものは、チャイナの製品だった。

 小さなチャイナ、ベトナム。

 赤い国ベトナム。

 かつて支援した過ちの国ベトナム・・・。

                           

                            馬糞 Bafun  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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+  海渡る春・・・ 戦争ルールを壊したアメリカ  陥落の都、サイゴン

2007年03月01日 08時21分00秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 海渡る  那国の春を  追い風に


    馬糞 Bafun

 

 

 

 

 

 

 サイゴン陥落のニュースを聞いた日からから何年になるだろ

うか。

 そのころ、初台にあった南ベトナム大使館には、留学生の列が

できていたのを覚えている。

 「戦争を知らない子供たち」というフォークソングが歌われていた

時代にも、ベトナム戦争には目を背けたくなるような悲惨なニュー

スがあふれていた。

 


 写真報道誌は競ってベトコンの悲惨な死体を映し出していた。

 自分が殺したベトコン兵の腹をナイフで割いて、その生き肝を食っ

ているアメリカ兵士の姿・・・。

 今もリアルに焼きついている。



 ベトナム戦争と反戦のフォークソングの時代、自分もベトコン支援

活動に参加していた。

 そういう左翼がはやった時代でもあった。

 それは、間違った思想であったが、公のために生きる人生観では

あったと思う。

 

 そのサイゴンに、初めて渡航する。

 国を戦場にしてアメリカ軍と戦い、ゲリラ戦術で多くの犠牲を出し

ながらも、遂にはアメリカを撤退させた。


  ゲリラとは、いわば、民間人を保護すべき戦争ルールを無視した

泥沼戦である。

 そのゲリラにやられたアメリカ軍は、日本の民間人を無差別に殺

戮した因果応報というべきだったかもしれない。


 

 戦争にも守られるべきルールがある。

 環境破壊の化学兵器、細菌爆弾、核兵器の保持、使用の禁止、

そして、民間人の保護、降伏した兵士の保護、戦勝国による裁判

禁止が挙げられるであろう。

 戦争法の確立は重要な国際政治の課題である。

 

 ホーチミンの戦勝は、自ら戦争のルールを犯し、祖国を荒廃させ

た。

 しかも、社会主義という貧乏神に魂を売って得た成果だった。

 ホーチミンの愛国心は尊敬に値するが、今もその国は制度化され

た貧しさに縛られている。

 


 今はすっかり、チャイナに依存して生きているが、チャイナは貪欲

に国を食らう赤い帝国である。

 『南国の冷たい国・ベトナム』



 おそらくは発展しないであろう国、ベトナム。

 日本と似て非なる国、ベトナム。

 
陥落の都サイゴンの春や如何・・・ 

 

                                     梅士 Baishi

                              

 

 

 

 

 

 

 

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