折り紙の かぶとを重ね 蓮華草
馬糞 Bafun
鯉のぼりが立ち始めるころ、れんげ畑は満開になる。
れんげの花をよく見ると、折り紙の兜の、あの角を連
ねたように見える。
それで、元気よく見える。
菜の花畑とれんげ畑は、春の元気な風景である。
しかし、農業の嫌いな農家が多いらしい。
偽装農家である。
金のために農業をする卑しい農家は、「生活してゆけ
ない、補助金が少ない」などと、とんでもない言いがか
りをつけて、農業放棄している。
菜の花畑もれんげ畑も、農業が大好きな農村の風景だ
った。
偽装農家を駆逐しなければならない。
高額の固定資産税と耕作放棄迷惑税を散布すれば、駆
除できるはずだ。
気持ちよい、天晴れな農村風景を取り戻したいもので
ある。
【農業革命の指針】
こういうことは、日下公人様に語ってもらうと、スパ
ッと切れてしまうに違いない。
そこで、誘い水というか、添削を期待して、一筆。
添削とは、次の著作のことである。
ちなみに、日下公人様は、日本の誇るべき知性の一角
であるが、人間の本質を唯物的に見ているのか、唯脳論
なのか、人間性を脳みそで説明するのがまことに残念な
汚点だとは思う。
しかし、その論理は、唯物論では説明のつかない真理
をずばりと言い当てている。
不思議な人である。
① 農林水産省を廃止し、関係官僚を解雇する。
② 耕作放棄地を強制収用する。
③ 相続税を廃止する。
④ 農業補助金は全廃する。
⑤ 農協、漁協への特権ないし補助金を全廃する。
⑥ 農地を宅地化する場合は、売買代金を基礎とする
宅地20年分の固定資産税を課する。
⑦ 農地の賃貸借は禁止する代わりに、国の定める地
代での譲渡を認める。
以上、基本七か条でいかがだろうか。
平等原則の例外は、厳格でなければなるまい。
まして、経済差別(補助金など)は、原則、違憲であ
る。
北朝鮮にミサイルを打ち込まれても、「飛翔体が無事
に通過しました」と安堵しているだらしないマスコミや、
申し訳なさそうに異議を唱える政府では、農業革命など
無理なことである。
だからこそ、革命という本質的民主政治が国民の職責
として問われているということもまた、自覚されなけれ
ばならないことである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi