一目見て 会わぬ人あり 紅牡丹
馬糞 Bafun
みどりの日は、緑にやさしい雨の一日となった。
どんたくは、傘どんたく、かっぱどんたくになったの
だろうか。
雨のどんたくには、全員が田植え踊りやどじょうすす
くいで行進すると面白かろう。
雨どんたくという新しい名物になるに違いない。
以上、提案する。
【緑化運動の課題】
ささぐりの遍路道は、山奥まで舗装されている。
その道沿いには、「みどりの募金」で植えられたとい
うかえでやつつじがつっかえ棒つきで植えられていた。
山を緑化するとは、どういうことか。
緑化事業とは、自然復興事業のはずである。
山でなすべきことは、放置された杉山の持ち主に高額
の復興税を課することと、杉林の間伐や枝打ちをするこ
とが優先されるべきである。
植えられるべきは、本来の広葉樹である。
林道を散策道を兼ねた手入れ道として整備する必要は
あるが、林道の舗装までは必要ない。
これこそ、税金の無駄遣いである。
木を植えるならば、街中であるべきだ。
木が育つ環境復興であり、ビルの緑化制度の整備であ
り、せめて歩道くらいは、植物の生える素材で緑の環境
を回復するべきなのだ。
どうも、公務員と造園事業者との馴れ合いが殺伐とし
て感じられるところである。
こうした緑化事業は、行政と癒着している造園事業者
との関係を断ち切って、住民ボランティアや高齢者の生
きがい事業として再編成すべきではないのか。
ビルの緑化には、建築基準法に緑化基準を盛り込むこ
とである。
殺伐としたビルが緑化されるだけでも、犯罪が激減す
ることであろう。
最後に、緑には水が必要だ。
雨水を備蓄して、都市部灌漑用水として活用すること
だ。
そうしたことにこそ、緑の募金や緑税を活用していた
だきたいと思う。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi