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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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詐欺師に口下手はいない…北斗市

2007年12月26日 22時49分55秒 | Weblog
口下手な人は詐欺師にはなれないと言います。
しからば立て板の水の如く、言葉が流れるように出てくるような喋りの上手な人には、職業の選択肢が多くなるのでしょうか。
ところが住宅メーカーのトップ営業マンと言われる人が喋りの上手な人と限りませんし、生命保険のトップセールスの方も寡黙な人が多いそうです。

また、マンツーマンでのヒアリングと大勢の人前で語る講演とは全く意味合いが異なります。
大学教授みたいに毎日のように講義を行なっている講師の中にでも講演の中身はともかく、表現力の乏しい講義しか出来ない人もおり、内容までが陳腐に聞こえてしまいます。
講演の中身が無くとも表現力が豊かですと内容までも素晴らしく感じてしまうような講師もいますが、伝える内容が充実しており、それを人様に真剣に訴えようとすると講師の身体全体からは、エネルギーがオーラのように発散するものです。
また、大勢を集めて、セミナーを行う霊感商法や紛い物商法などの講師は総じて講演が上手ですが、心を照らす瞳の輝きが澱んでいるのです。

トップ営業マンも、腕利きの詐欺師も共通する事は、互いにとても聞き上手なのです。
対象者の話をじっくり聞いてあげると言う事は、目的を果すための基本なのではないか…
聞いてあげる事で対象者の心情や状況を把握出来、トップ営業マンは、自分の商品と対象者が何処でフィットするかの接点を探求でき、詐欺師は相手の懐具合と心の隙を探ります。
トップ営業マンと詐欺師では扱い商品が異なるだけで、売るものが紛い物だと詐欺師と変わりないとも言えるのでしょう。

全国の工務店の経営者とお会いする機会が多いのですが、この厳しいと言われる時代において堅実な経営をなさっている方は、寡黙で朴訥な方が多いのです。
写真は先日、訪問した青森市内のファース工務店、㈱北海道ハウスの専務、相馬伸慈さん、当社の岩山と撮りました。伸慈君はお父さん社長の後継者ですが、社長に似て口数が少なく寡黙な人ですが、次世代工務店の経営者として遣るべき事を堅実にこなしています。
このブログにリンクしている写真日誌をご覧ください。相馬専務の人となりが解ります。

今日は本社で全体会議を行いましたがファース本部のスタッフは、私も含め、立て板に水のような喋り上手が多いのです。しかし黙して語る術も習得する必要性を感じました。
明日も社員研修と会議が続きます。今夜の北斗市はマイナス6℃となり、まだ下がりそう…
今日、親友が亡くなったとの悲報が入り、明日は急遽、神奈川県に向います。
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