毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

選挙で見え隠れした政治事情…北斗市

2007年07月31日 19時15分15秒 | Weblog
私も含め多くの国民が国政選挙で審判が下ったら、与党と野党がスムーズに入れ替わる政権交代が最善と思っています。しかし、二院制の今度の参院選で自民党が大敗したにも関わらず政権交代が出来ない実状があります。
まだ若い安部首相も、自分の事だけを重要視するのであれば、ドロドロになってまで政権にしがみつくより、潔く退陣した方がはるかにかっこよく映り、次回の機会をつくりやすくします。
安部首相本人も含め、そんな事は解っていながら辞められない雁字搦めのしがらみが…

今回の選挙で民主党に票を投じた人は政権交代に思いをはせた人も多かった事でしょう。
また自民党政権への不満を投票と言う形で表した人もいるでしょう。
交代可能な二大政党って、どのようプロセスで確立するのでしょうか。

私達は90年代に小沢一郎さんを軸とした、理念の感じられない離合集散のむなしい政治状況を見てきました。
今の小沢民主党の政権構想が90年代の離合集散だった時と何処がどのように異なるのかを知りたいものです。
集団的自衛権と憲法改定は…高齢化で福祉予算が増大し、財源赤字をどうするのか…格差問題と消費税も含む財源確保…日米、日中、日朝、日ソ問題などの外交基本姿勢は…

このような生々しい事は、政府、政権政党に対していくらでも指摘、糾弾が出来ます。
しかし、政権与党となったら、民主党議員はもとより、支援母体などとの具体的なコンセンサスをとっていなければ、何も出来ずに短命政権になるのを最も懸念します。
健全な二大政党、或いは、プラス政権担当能力伴った第三政党が育てばと思います。
選挙に勝った民主党は、この後、政権与党になるための自力をつける期間なのでしょう。

有権者も今回の選挙で「単に与党にお灸を据えた」だけでは無責任なのです。
今後の国会運営では衆議院と参議院とのねじれ現象が相次ぎ、大混迷が続く事でしょう。
これも有権者が選択したのですが、この混迷した政治状況の中だからこそ真に国民の本当の幸せを見出す政治環境が出来上がるような気も致します。

良い政治、良い組織、良い企業、良い仕事、良い家庭などは厳しい状況を耐え忍んでこそ為せるのだと思われます。
肌寒さを感ずるような北斗市の今日の天気(写真)です。明日は札幌に移動を…
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理屈も実現すれば真理となる…函館~北斗市

2007年07月30日 19時28分53秒 | Weblog
参議院選挙は事前の評判以上に自民党が惨敗をしました。
結果が目に見え難い現在の政治状況は、暗中模索を繰り返しているように何とも頼りなく見えてしまいます。
このような政治環境になれば、攻撃する野党の方が圧倒的に有利となり国民は、攻撃側のやる事為す事の全てがポジティブに見えてきます。
防戦一方の与党を、誰が見ても心もとない姿に映った事でしょう。

自衛隊の存続反対も、憲法改正(改悪と言う)の絶対反対の理由は、武力で平和を勝ち取る事など出来ないと言う事で、武器を捨て、如何なる国からも攻撃されないような外交手法を行使するのだ言うのです。それで平和が実現できるなら護憲支持層が圧倒的な人数になるはずですが、この護憲思想も立派な考え方のひとつなのでしょう。
一方、改憲を訴える人々も、戦争を望んでいる人はひとりとしておりません。
時代の移り変わりととものに社会環境、国際環境などが変化します。それに伴い、価値観や人々の心の持ち方も変化し、時代の状況に対応できる憲法の制定も必要だと言う事です。この双方に言い分があり理屈は通っているのです。

政治は結果が全てですが、企業経営も結果が全てなのです。どんなに理想を掲げていても、実現できる施策なと言うのは極めて限られるものです。
我々、開発系企業も壮大な夢やビジョンが先行するもので大風呂敷を広げるものです。
広げた風呂敷を中身を詰めて包み込めなければ、ただの誇大妄想の気違い扱いとなります。
またどんな屁理屈でも実現して社会貢献できればヒーローとなります。

写真は今日30日、北斗市の本社を訪問してくれた日清紡、断熱事業部、開発営業課の担当課長、奥山達也さん(私の隣)と同じく江原貴臣さん、後ろが当社の村上次長、智専務です。
この日清紡の技術陣と一緒に日本で始めての樹脂スプレーの木造住宅断熱工法を世に送り出してきました。
今度は簡単で安価な施工で、大地震に対応できる耐震工法を開発中です。
このような大風呂敷を広げてしまっては、包むためにいっそう努力するはめに…

さて、参院選は自民党の大敗でしたが、我々ファースグループが環境施策のスペシャリストして推薦してきた、元環境大臣、元外務大臣の川口順子さんが比例区の上位で当選を果たしました。
ご協力を戴いたファースグループの方々に心より感謝、御礼申し上げます。
川口先生には、とかく理屈だらけになり易い環境問題に実務で貢献をして戴きます。
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人の数ほど世界が存在する…北斗市

2007年07月28日 18時36分15秒 | Weblog
自分の痛みを自分以外の人が何処まで分かるのかと考えた時、自分が自分以外の人の痛みを何処まで分かっているかに置き換えれば理解できそうな気がします。
苦痛に喘ぐ自分以外の人の表情に接し、一緒にその苦痛を背負い込むとしても、極めて限界があります。
相手の痛みは、病や傷の痛みに加えて心の痛みが重なっているのです。

自分のいる世界は、自分の五感で感じた世界しか知りません。
五感とは、人が外部から感ずる事の出来る感覚で、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五種を言います。
テレビやネットなどから情報を得たり、自らが旅行などで見たり、聞いたり、肌で感じたり、人の話を聞いたり、嗅いだり、触ったり、飲んだり、食べたりして感じます。
自分以外の人の傷や心の痛みは、どんなに頑張っても、この五感では充分でありません。

夫婦であっても夫婦になるまでの生活環境や取り巻く状況が全く異なります。
感性や人生観の違いなど当然なのですが恋愛中は全てをポジティブに発想するのでしょう。
実際に生活をともにする段階となってから、人生観や感性の隔たりを埋める事ができずに離婚に至るケースがあります。

相手の感性や人生観を知るには相手の気持ちの中、心の中に入り込めるくらい、互いに心を開き切る事が必要なのでしょう。
理屈は判っていても中々、実現しきれていない自分も此処にいます。
元々他人だった夫婦はもとより、同じ親を持つ兄弟、姉妹でも人生観などの相違から大喧嘩をしたり、絶交するものも実際に多く存在します。

個人は自分ひとりだけで社会生活など絶対に成立しなのですが、その社会も一人ひとりの生活観、人生観、生活環境などの異なる個人個人の組み合わせで構成されています。
一人の個人には一人ひとりが異なる世界を持っていると言う事でしょう。
一人ひとりが大切にする対象と、大切にされる対象が異なり、夢もビジョンも、世界を見る視点も異なります。

つまり、世界の全人類60億人には60億もの世界が在ると言う事でしょう。
皆誰もが、争いの無い、穏やかな生活を望んでおり、それを実現するには人間相互が持っている夫々の世界を尊重し合う事なのでしょうか。

土曜日の今日の午後、買い物に出かけましたが、売り場にも大勢の人々がおります。
写真はその時のスナップですが、写真に写ったこの人々にも夫々異なる世界を持っているのでしょう。

今朝の北斗市は記録的な集中豪雨があり、あちこちの排水溝から水が溢れて大騒ぎでしたが3時間ほどで完全に晴れ上がり、この夕方の空は何もなかったように、つんと澄ましているようです。夕日を浴びた函館山が黄金色に輝いています。
明日の日曜日は参院選挙の投票日ですが人の痛みを少しでも判ろうと努力する人に投票したいもの…
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異なるエネルギッシュとバイタリティー…北斗市

2007年07月27日 19時08分29秒 | Weblog
雑誌編集者の方から戴いたメッセージの中に書いていた事ですが「エネルギッシュな人」と「バイタリティーのある人」は似ているようで異なるのだそうです。
エネルギーは使用すればしだいに動きが鈍くなり終いには活動が停止します。
しかしバイタリティーのある人とは、活動すればするほど動きが活発化して来るそうです。

日本語ではエネルギッシュとは精力的と訳せるようです。精力的に活動するためには常にエネルギー補給が伴うと言う事でしょう。
バイタリティーとは生命力と訳します。これは内面から発生するエネルギーなのでしょう。
エネルギーを消費する活動では燃焼させるためのエンジンなどの装置や器が必要になり、その装置は定期的にメンテナンスが不可欠になります。またエネルギーを燃焼するのですから省エネ運転などの活動方法にも加減が伴ってくるのでしょう。
生命力とはその人が生まれた時から内包している力であって、外部から補給して得るものではないようです。

瞬時に膨大なエネルギーを発生させる核燃料は、原子や粒子などの核芯を分裂させます。その分裂作用で瞬間連鎖したエネルギーは、その核燃料が燃えつくすと消えてしまいます。
太陽から降り注ぐエネルギーも核反応によるものだと言います。
太陽の核連鎖は分裂させるのではなく、融合させるのだそうです。
核融合と言って核が内側に融合してエネルギーがエネルギーに連鎖し、放射能を放出する事もなく無限にエネルギーを送り出すと言います。

太陽の生命力の偉大さを物語るようですが、本来、人間も太陽のような内包したエネルギーを持っているのでしょう。
この内包した人間の生命力は、太陽エネルギーのように、エネルギーがエネルギーと融合するように尽きる事無く躍動する事でしょう。生命力のある人間は殺しても死なないと言いますが…

確かにエネルギー補給だけの飽満した人間の生き様は決して、鮮やかとは言えないのです。
編集者の方のメッセージは自分も含め、誰しもが誕生した時から持っているバイタリティー「生命力」を今一度、意識する機会になりました。
あなたにもその融合するエネルギーが内包されています。

写真は先日、飛行機の中から撮った沈む夕日ですが、この太陽には信じられないようなエネルギーが内包されているのしょう。夏、真っ盛り、暑中お見舞い申し上げます。
今が一番、過ごし易い北海道の北斗市の本社より…
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政治屋でなく政治家を選ぼう…北斗市

2007年07月26日 19時21分53秒 | Weblog
社会保険庁の不祥事などは聞いて呆れるばかりですがところが、その社保庁の職員が泥舟から避難でもするようにして早期退職者が相次いでいるのだそうです。
一方、汚名返上とばかり誰からも信頼されるような機構にするために懸命に奮闘努力を行う職員も多くおります。

この社会保険庁の問題は、このたびの参院選挙の争点になっているようです。
社保庁改革や年金問題は、国民が安心で信頼できる年金制度をどのようにするかであり、選挙の争点には不向きな懸案です。
社保庁問題を遡れば30年以上も前から要因があったと言ます。
政権打倒が目的なのか参院選挙に的を合わせて煽りたてているようにも思えるのですが…

一昨日は姫路城を見学してきましたが、時の武将達も権力闘争に明け暮れたようです。
しかし、一方では地域の農業振興のために堰や洪水防止の堤防などもつくったと言います。
また治安維持や物流システムの構築にも尽力したと言います。
戦のためには、兵糧、武器、食料、具足などの調達が必要になります。
そのためには自治行政においても政治的手腕の持ち主でもあった訳です。

党利党略とは、政党のための政党による政治と言う事です。
派利派略は派閥のための政治、孤利孤略とは個人のための政治、地利地略とは地域だけのための政治と言う事になり、いずれも日本の体系には程遠いものがあるのです。

高齢者社会になる時代の年金も含む福祉政策とその財源、そして国の借財をどうするのか。
核爆弾をつくり、それを放棄するためと言って金品を要求する国家との外交があり、国家防衛の基盤をどこまでにするのか。争点は山積しているのですが…
権力をもてあそぶ政治家を選ぶのでなくは、国家体系を目指す政治家を選びましょう。

国家体系を目指す政治家とは、日本国民のためにと幹となる信念を曲げない頑固な政治家の事です。
名声だけ、急ごしらえの政治屋などを選べば確実に税金の無駄遣いとなります。

写真は一昨日に訪問した姫路城ですが、この城が出来た400年前は選挙など無かったのですが…
今日の北斗市は一日中、雲ひとつない快晴でした。
週末は社内で研究開発室で技術関連の仕事が続きます。
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視点を変えれば真実が見えてくる…関西臨海タウン~関西空港~函館空港~北斗市

2007年07月25日 19時09分24秒 | Weblog
月は、私達が住む地球に一面しか見せていませんが地球と向き合った形で自転しているからです。
一頃地球人は、月の表面に見えるクレーターの陰がウサギの形に似ている事から、月にはウサギが住んでいるような童話が出来たくらいです。

月を回る人工衛星で月の裏側を撮影し、そのロマンも露として消え果てました。
人工衛星などと言う余計なものを打ち上げて人類の夢をつい果ててしまったようです。しかし、事実を追究するのは人間のしたたかな執念でもあり、誰も知らなかった部分の真実を知る事も自然科学には必須なのでしょう。

昨日は世界遺産で国宝に指定されている姫路城を一日かけて見てまわりました。
江戸時代に築城され、白鷺城と言われる美しい天守閣の姿を誰もがイメージします。
あのお城が、2本の桧の大黒柱に支えられて建造されている事はあまり知られておりません。
五重の塔は、真ん中に一本の大黒柱が貫いて、その中心柱から四方に登り梁を架け、その針を四隅の角は柱が支え、積み重なって塔が出来上がっています。
姫路城は2本の大柱を階ごとに大梁で繋ぎ、その大梁から幾本もの登り梁と支え柱で建造されています。
白鷺城・国宝世界遺産

内部の組み合った木材を細工部分をよく観察しますと、建築に携わった職人達の葛藤を垣間見る事が出来ます。
ホゾを大きく削り過ぎると木材の絡みが甘くなるため付けた墨の線の内側から慎重に切り込んだ形跡があります。
チョンナと言って、カンナの代わりに表面を魚の鱗(うろこ)状に削って仕上げた柱や梁が多く使用されています。
その一個一個の鱗(うろこ)状の削り跡に大工職人の内面を見る事が出来ます。

カンナは研ぎ澄まされた刃物と腰の入った引き技が、木肌の艶の異なる事で違いがでます。写真はその内部です。
チョンナは丸い刃物の跡の深さや大きさが微妙に異なり、大工さん気概だけでなく体調や生理状態までが伝わるような気が致します。外観の美しさもさる事ながら、内部に入って木の刻み具合に建造した人々の苦労と喜びを見る事が出来ます。
見た目と内面は反比例するともいいますが白鷺城は全てにおいて美しい城です。

今日の北斗市は気温23℃、湿度45%と北海道特有の過し易い天気でした。
夕暮れ間近、薄紫色の背景に濃い緑色の尾根の輪郭がクッキリ美しい函館山です。
函館山の内面が気なるところ…
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うちの社長を買ってください…福山~姫路~新大阪~関西空港

2007年07月24日 22時39分01秒 | Weblog
地域工務店の最大の経営資源は経営者そのもの、社長のパーソナリティーこそが大きな商品価値を生み出します。
工務店経営者は、建主さんが住んでから満足する家づくりに興ずるだけでなく、役員、社員、協力業者、資材メーカーの方々も含む、多くの方々に多大な影響を与えています。

時代に即した工務店経営を心がけているからこそ、現在も工務店として成立しているのでしょう。
工務店経営とは、家づくりにおける技術ノウハウだけでなく、そこまでに至るには、多くの情報を得ている必要があります。
家づくりは数十種の協力業者さんと、そこの社員さんも入れれば数百名もの人々が参加しています。これだけ多くの方々に影響を与え続けていながら、長年にわたり経営を継続していると言う事は、人間的な偉大さがあって当然なのです。

工務店経営は、社長の情報量、社長の勉強量、社長の気遣い、社長の厳しさと優しさ、社長の誠実さ、つまり社長自身が最大の売り物となります。
したがって、工務店経営の営業トークは、高気密、高断熱でもなく、オール電化住宅でもなく、ましてやファースの家でもなく「うちの社長を買ってください!」なのです。

社長こそが最大の経営資源だとすれば、資源になるだけの要素がある事は勿論です。
長年の経営実績があってなお、現在も工務店として存在してと言う事は、資源に足りる社長だと言えるのでしょう。
地域に密着している工務店経営者は逃げも隠れも出来ませんので素質の欠落した工務店経営者はすでに地域市場から淘汰されています。
住んでから建主さんにストレスを与えるような性能の伴わない家づくりなどはその典型でしょう。

写真は今日24日、姫路市のファース工務店、梶浦住宅㈱の本社を訪問して撮りました。
私の隣が梶浦社長さん、そして社長の弟さんで梶浦専務さんです。
後ろ向って左が専務のご子息で、梶浦住宅さんの後継者でもあるお客様担当、梶浦修睦(おさむ)さん、右が販売代理店さんの姫路立山のファース担当、横山直樹さんです。

梶浦住宅さんの梶浦社長の真面目さ、誠実さ、勉強熱心さこそ高値で売れる経営資源です。
姫路城の北側に梶浦住宅の会社があり、今日、午前中はたっぷりと時間をかけて姫路城を探索しましたが、城を造った先人達の超人ぶりにカルチャーショックを受けました。
その後に梶浦さんを訪問し、社長、専務の誠実さに触れて今日のブログテーマとなりました。

今夜は遅くに関空タウン、全日空タワーホテルの46階にインをして…下界を見下げるような気分は決して好きな風景でありません。
関西空港の直線に並んだランプが力なく霞んで見え、明日はあそこから北海道に戻ります。
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長持ちする爽やかさの余韻…北斗市~函館~東京~広島空港~三原市~福山

2007年07月23日 20時35分06秒 | Weblog
テレビの視聴率男と言われるオッサンタレントが、今朝もテレビで声高に、行政批判を行っていました。
早朝のまとまった情報を得るには適切なニュースを盛り込んでおり、バラエティーがかった他の番組より見る機会が多いのです。
でも、あのオッサンの何様ぶった言い方はいささか好感を持つ事が出来ません。
しかし、その番組で天気予報を行う、若い女性予報士の愛くるしい笑顔が醸し出す、爽やかさが一日いっぱいも続く清涼剤のような気がします。

羽田空港から広島空港までのフライトで通路を挟んだ隣に、子供一人旅の女の子が乗務員に連れられて着席しました。
その列のあとの二座席には佛頂面をした実年夫婦らしき一組が座っていましたが、彼女が着座した際、夫婦揃って眉をしかめて嫌な顔をしました。子供が嫌いなのでしょうか…

ところが5歳くらいのその女の子の笑顔がとても可愛いんです。
可愛いだけでなく、気遣いの出来る子供で乗務員の飲み物サービスの時には、隣りの夫婦のオバサンのテーブルを出してあげ、身体を開けて飲み物を出し易くしてあげるんです。
飲み物の空になったオバサンの紙コップを、乗務員に返してあげたり、その動作が感心するほど、とてもスムーズ…
最初、佛頂面だったオバサンが、ついに発した「アリガトウ」の言葉に彼女のこぼれるような笑顔が…

それから佛頂面の実年夫婦が、人相が変わるような明るい感じになって行く様子を通路を挟んだ席から観察する事が出来ました。
無垢で邪心の無い、純真な笑顔が、無機質な実年夫婦に価値ある笑顔を与え、広島に着いて先に行く彼女を、老夫婦は何回も何回も呼び止めて、名残惜しそうな気配でした。
くったくの無い少女の笑顔は、あの老夫婦にとっては、笑顔の無かった人生に光明の与える出来事だったようにも思います。
私も笑顔と爽やかさの余韻に浸れる事が出来ました。

写真は今日23日、福山市で行なった経営者研修会で講演後に主催した広島県の販売代理店、㈱原アルミ建材の社員の方々(向って左端から二人目が三協立山、福山営業所の土居所長)と撮りました。
私と握手をしているのが、社長の原 邦高さんです。
若きリーダーの原社長さん始めスタッフの方々の爽やかさも、今日の天気のように一点の滲みもない純真なものでした。
朝の爽やかさが一日続いて…明日は姫路に移動し、夜は関西空港へ
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日々坦々と恙(つつが)なく…函館~北斗市

2007年07月21日 21時37分52秒 | Weblog
特別な苦もなく、そしてまた特別な楽もなく、毎日が平凡な暮らしが出来る事を望みます。
この何事ともなく、日々坦々と過す事の方が、実はとても難しいのでしょう。
最も安全であるはずの家の中で過し、大震災により、その家に押し潰される人もいます。
最も安全であるはずの家の中で過し、その家に車が突っ込んで大怪我をする人もいます。

昨日は、91歳の母親が脳梗塞で入院すると言う大騒動でした。
同時刻頃、副社長の家内が体調不良でドクター診察をして貰ったら、ある種の難病と解り、今後、病気と上手に向き合って過しなさいと言う事です。
三匹いる猫達も20歳、19歳、18歳と大年寄りになり、近頃の衰弱ぶりが目立ちます。
日々坦々と過す事の方がはるかに困難なようです。

昨日、学校評議会を行っていた上磯中学校には600名の生徒と50名の先生がおります。
この生徒や先生方にも家族がおり、家族を含めると2,000名もの人々が其々異なる生活背景、生活環境があります。
本人はもとより、家族の健康、通学時のトラブル、学校内や放課後の予想されるトラブルなど、此処で何事も起こらない方が不思議なのかも知れません。
勿論、毎日が葛藤の連続で、教師は生徒や保護者のもとで起きるトラブルの解決に奔走しますが教頭、校長は全校で起きる全トラブルの責任を背負い込みます。

政治改革を断行!…職場に新しい活力を!…自分自身のイノベーションを!…など選挙ポスターにも同じようなコピーがあります。これは「日々坦々と、つつがなく」暮らすための前哨戦のような闘いでもあるような気がします。
政治を従来の古い体質では平和な暮らしを望めないし、職場もまた同様で時代の潮流に追随するための活力が必要ですが、それには自分自身の気持ちの入れ替えが伴います。
つまり闘わずして「日々坦々とつつがない」暮らしを求めるのは、とても困難だと言う事なのでしょう。

写真は、いつも自分のメガネを購入する小林メガネ店で見事に咲いた胡蝶蘭を撮りました。
小林メガネ店は北斗市の国道228号線沿いJR久根別駅前付近に二年前から出店しています。
店主の小林さんの、いつも変わらぬ穏やかな対応で、その度に心が和む思いです。
彼の肩に入らないソフトで坦々とした仕事ぶりを見て今日のブログテーマとなりました。
小林メガネ店でメガネを購入すると、心が和む穏やかさが付いてきます。皆さんも是非!
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目的のための手段が…北斗市

2007年07月20日 23時05分19秒 | Weblog
東京都内のある小学校で、管内校での試験競争に打ち勝つため、学校ぐるみで点数を加算させるための不正行為を行っていた事が報道されています。
点数競争で勝ち負け評価されるようになれば、そこにいる先生方もまた人間…自分の立場を護るための行為に走り教育は、その手段になってしまう恐れがあります。

義務教育では、社会人として必要な「基礎学力」、基本知識と「社会道徳」、健全な「心身の拡充」などを行う事が究極の目的なのでしょう。
教育基本法の制定の際には、道徳教育の評価を点数で行う事の危うさなどが議論になっておりました。
知識なら勉強の程度を点数で評価できるでしょう。しかし、人への思いやりだとか深い道徳心の有無などを点数で評価する事そのものが困難だと言う理由です。

厳しい部活動に勤しむのは、先ず、管内試合に勝ち、次に都道府県管内の試合に勝ち、更に全国管内の試合に勝ち、出来るものならオリンピックでメダルを取りたいのです。
然るにメダルを取る事が人生の目標だったら、メダルを取った時点で全てが終わります。
基礎教育、道徳教育、社会教育、更には部活も当面の目標を達するための手段であって、目的はその人の人生を有意義で幸福にするためなのです。

今日は、本社で専務や常務と現在の事業状況について協議しました。
研修会を行う事が目的になってはいないか…現場視察会を開催する事が目的になっていないか…工務店訪問が目的になっていないか…特許を取得する事が目的になっていないか…
今日の会議そのものなど、この全てが目的ではなく手段のひとつなのです。
目的は「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」を行うためなのです。

往々に当面の目標を達成するために必要な手段を「目的」に見間違える場合があります。
これが役所の仕事となると本当の目的が大き過ぎて定めが出来ないのが実状のようです。
「日本国民はもとより全世界の人々が平和で幸福な生活が出来るため」が役人の仕事です。
参議院選挙も、社会保険庁解体も、税制改正などの全てがひとつの手段だけなのですが…

今日は、本社での会議のあとに上磯中学校で学校評議委員会がありました。
夜は酒井校長先生の奥さまの手料理をご馳走になりながら、今年度のPTA役員さん方との意見交換会を行いました。
このような推進会議や評議委員会も目的達成のための手段のひとつなのですね…

夕方に91歳の母親が軽い脳梗塞で緊急入院するなど家内ともども慌しい一日をでした。
夜になって執務室から見える函館山の灯りが陽炎のように左右に揺れて…
明日は穏やかな日を迎えたいものです。

写真は昨日、東京からの帰りの飛行機の中から自社の上空で撮ったものです。
白い校舎が上磯中学校でその左側に見える緑色の建物がファース本部本社です。
このような箱物の全てが目的達成の手段を要するための道具なのでは…
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相手の気持ちに入り込むには…東京浜松町~羽田空港~函館~北斗市

2007年07月19日 19時21分26秒 | Weblog
一昨日はほぼ終日、裁判所におりましたが家庭裁判所、家事調停員として12年を経ました。
調停当事者の苦悩が極過度に達し、その困窮たるや想像を絶するものがあります。
調停業務とは我々担当調停委員が当事者の気持ちの中に何処まで入り込めるかでしょう。
調停室で自分の発した一言が当事者の心を一気に閉じさせる場合があります。
当事者の、何かにすがりたい思い、裁判所と言う雰囲気の中の緊張感など、その心の中は嵐が渦巻いているようなものです。

人と対面する時に先ずは相手に心を開いて貰えるような環境づくりが肝心です。
特に初対面の方とは、その人がどのような感性を持っているのかも解りません。
先ずは話を聞いて上げられる事が大切なのでしょう。
私も当初は、自分を知って貰うため、とにかくこちらから積極的に話をした事で大失態をしでかした事が何度もありました。

相手の求めているものも確かめもせずに喋りまくると確実に心を閉じられてしまいます。
相手の求めている情報は何か、相手が心地よく思える話とはどんな事なのか、相手が興味を示す話題が何なのかを知る努力が必要です。
ましてや自己主張や自慢話では、相手に人間として否定される場合もあります。

私は講演の際、肝心な語源の時はかなり高圧的な口調で話をする場合があります。そのままだと間違いなく参加者に威圧感を与え、内容が歪んでインプットされてしまいます。
高圧的な口調の後には極めて穏やかな口調で聞く人の気持ちを均す必要があり、この穏やかさが際立つ事で、肝心な語源だけが聴く人の心に残るようにしたいと思うからです。

自分の持っている知識や情報の価値もさる事ながら、それを伝える技術もまた必要です。
どんなに頑なな人であっても、懸命にその人の気持ちを理解しようと心から接すれば、相手との呼吸が合い、目線があい、瞳が穏やかになり、相手も心を開いてくれるものです。
昨日は東京で、販売代理店さんを対象にした研修会でした。
調停の後や講演を終わった後に、自分の発した一言一句を振り返っています。

今日は、東京から本社に戻り、名古屋などからご来社された松下グループの方々と次世代機材の開発状況での意見交換を行いました。皆さんの聞ける姿勢に感銘です。
写真は会議の終了後に撮ったものです。
昨日、今日と、東京も涼しかったのですがこの北斗市は秋を感じる天気でした。
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ウサギと亀の競争は…北斗市~函館~東京

2007年07月18日 21時33分23秒 | Weblog
目先が利いて要領よく立ち回れる人は、最初に高い評価を受けるものです。
一方、要領が悪く目先の利かない人には、最初から多くの期待をしないものです。
要領のよさは、目先の損得で行動しがちになり、他人の評価がしだいに低下すのに反比例するものです。
愚図な人ほど裏表がなく、人の指導を素直に受け入れるものです。
職場などの組織は、たくさんの人々のチームワークで成立します。

社会は様々な人々が混在し、一人ひとりの個性や生き方を尊重しながも、多くの方々に信頼され、溶け込んで行く事も必要な事なのでしょう。
目先の利く人は、スタートが普通の人を早くリードしてしまい、しだいに慢心してしまいがちになり、しだいに努力をしなくなる人が多いのです。
駄目だと思っている人が、懸命に努力した時、その人の歩みに底力が根付いてきます。

人には誰もが弱点、短所を持っています。
短所が無いと言う人は、その無いと言う事が短所になります。
短所の無い人などに情緒性を見出す事が出来ない場合が多いのでしょう。
どんな人も長所を少なからず持っていて、この長所の裏側が短所だとも言えるのでしょう。
世の中に特に目立つ人もいるもので、そのような人に視点が集り易いのです。
ところが、そのような人は逆境を経験した事が無いために、一旦支えを失えば再スタートがとても困難になるものです。

地道にコツコツと日々、努力を重ねて行く事が最後には大きな幸福にゴールする言う事でしょう。
のろい亀の歩みは慢心でサボったウサギを追い抜いて先にゴールをするものです。

今日は東京都内で、我々と新しいパートナーシップを誓い合った、販売代理店さんの皆様を対象とした「第一回販売代理店研修会」を行いました。写真は、その研修終了後、懇親会参加者の方々と一緒に撮りました。
目立たぬ事をコツコツと、地道に地域工務店さんと一緒になって地域に慕われる工務店経営を支援するための活動方針を確認しあいました。

歩みは遅くとも確実な一歩の前進を誓い合い、充実した一日でした。
今日は東京も肌寒さを感ずる一日でしたが明日は北斗市の本社に戻ります。
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無意味な批判報道の裏にある人々の善意…函館~北斗市

2007年07月17日 20時47分39秒 | Weblog
新潟県中越沖地震では多くの方々が被災いたしました。
時も参議院選挙の真っ只中であり、政党の幹部連中も選挙の遊説先から相次いで被災地を見舞いや視察に訪れています。マスコミはこのような政党の行動を、参院選挙目当ての卑しい行為であるが如き報道が目立ちます。

大政党の幹部がこの時期に、遊説先で選挙運動を行っていたとしたなら、それこそ国賊扱いの大報道を行う事でしょう。
行けば選挙目当て、行かなければ非国民扱い…このような報道を行なう方の身勝手さに閉口します。
このようなマスコミの身勝手な報道内容に憤りを覚えるのは私だけでないと思います。

三年前の中越地震の時は、孤立して連絡が取れなくなった川口町の被災者に、長岡市から積めるだけの救援物資をトラックに積載し、旧道の山道を辿りながら一日かけて現場に駆け付けた人々がおりました。
サッシ販売代理店さんですが、被災地の顧客工務店の安否を気遣っての行動です。運んだ救援物資もさる事ながら、彼らが運んだ多くの人々の友情や真心の方が、被災者の方々に大きな勇気を与えたと言います。
このような形の見えない善意にマスコミは無関心なんですね。

マスコミの焦点の当て方は、現象、事象をいかにしてダイナミックで意味ありげに報道し、多くの人々の注目を浴びせるだけに汲々としているような気がいたします。
電話での取材ですが、今回の新潟県中越沖地震でも、心ある人々のたくさんの善意が寄せられています。
困っている人がいたら放置したままに出来ない人も多く居るんです。

震源地に近い柏崎市にはファース工務店もおり、自分達も被災したにも関わらず懸命に補修活動に奔走しており、表面だけの報道の裏側に、心温まる情景も多く展開しています。
無意味な報道などは、被災者と政治関係者の立場に立てない無責任な行為なのでは…
荒んだ社会と危惧されながらも、まだまだ我国、日本には温かい人情が温存しています。

写真は今朝、自宅の庭に咲いたバラの花…今日のブログとは無関係です。
今日の函館、北斗市は気温が上がらず最高気温が18度でした。夜になって霧雨が…
明日は販売代理店さんを対象にした講習研修を行うために一便で東京移動です。
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自然災害・諸行無常なのです…北斗市

2007年07月16日 18時00分30秒 | Weblog
またもや震度6強もの大地震災害に遭った新潟県です。
43年前の1964年6月16日、午後1時、M 7.5の地震が発生し、震源に近い新潟周辺は震度6の烈震に襲われ、この地震で死者29名、負傷者500名を出しました。
記憶に新しい、つい3年前の2004年10月23日18時、新潟県中越地方においてM6.8の地震が発生し、震源地の川口町などを中心に大被害を受けました。

最初の新潟地震を契機に1971年の建築基準法改正で耐震基準強化や日本の防災対策を促進する契機となり、更に阪神淡路大震災の後にも大幅な基準強化を行ったと言います。
今日、午前に発生した「新潟長野地震」でもM6.8と中越地震とほぼ同レベルの地震規模でしたが、建築物の強化がいくらか役立ったのでしょうか。

台風4号が通過して一息もつかないうちに見舞った大地震です。
ましてや震度6以上の大地震は数百年に一度程度の確率だといいますが、新潟県の中越地域では今回も震度6の地震でした。被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
3年前の中越地震で大被害を受けた激震地、川口町で使用できなかったホテルが今日から再オープンする事を今朝のニュースで知りました。しかし、その直後の大地震で、どうなったかが気になります。

今にも大震災がやってくると言われ続ける東海地方には大きな地震がありません。
台風は、天気予報で様々な対策が出来ますが、震災は突然やってきます。
震度7の大震災が東京都心を襲い、その時、その場所に居たとしたなら、ジタバタしないで腹を決める事にしましょう。
パニックになるほど確実に生き残る確率が低くなります。

何年に一度の飛行機事故に見合う人の5%は始めて飛行機に乗る人だそうです。
始めての人、たまたま、そこにいた人も事故に遭うのです。
つまりは、諸行無常…日々、一日たりとも悔いのない時間を過せと言う事でしょう。

大震災のニュースをよそに今日、快晴の北斗市の西空を撮りました。
気温20度、湿度50%とこれからは北海道の季節なのですが…
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口下手に詐欺師はいない…函館~北斗市

2007年07月15日 19時10分12秒 | Weblog
参院選で与野党の論客がテレビで激論を交わしています。
一般の視聴者がこの放送を見聞きし果たして、あの人々の議論が何処まで正確に理解できるのでしょうか。
今日は休養日なので、久々に軽食の美味しい喫茶店「オーパ」を訪れて仲良しのマスターと意見交換を行ってきました。

オーパのマスターの視点や解釈が、まさに世論そのものだと思うような感じをしました。
視聴者はテレビでの論客の議論を見聞きして、真剣さ、誠意の程度、追及のレベルや論客の表情などから、議論の真贋を見極めようとしています。
いや、見極めようと言う意識ではなく、番組が終わった時点で心の中で漠然とどちらが自分の見方かを決めているのです。

私は、政治家本人や関係者、または報道関係者などとの意見交換を行う機会があります。そこでの情報と照らすとテレビの画面上の遣り取りが透けて見えてきます。
しかし、一般の視聴者は画面上でしか情報を得られないのです。各党のマニフェストも翳して見ると絶対に出来ない事を平気で羅列しているものが多くあります。

報道の仕方も含め、国民全体に国の実情と、政治姿勢の実態を正確に公開する方法を問うべきでしょう。
表現力の良し悪しも政治能力のひとつと言いますが、政策面の優劣が表現力だけで決まってしまうのも気がかりです。
口下手な人に詐欺師はいないといいますよ…

ここ道南は梅雨前線の北端が引っ掛かって梅雨の様相ですが、台風4号の影響も受けて、朝から冷たい雨が降り続いています。
写真は函館駅間にある少女の銅像「函館の妖精」です。
何故かこの少女には、政治の在るべき姿を見越しているように見えるのですが…

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