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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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百万力になる兄弟の絆…斜里町~女満別空港~羽田空港~東京浜松町

2007年12月19日 20時39分21秒 | Weblog
兄弟は他人の始まりなどと言いますが、同じ親を持ち、同じ家庭で育ちながら、常にいがみ合っている兄弟が多いと言う事です。身近な人生競争のライバルと言う環境は、両親が全く同等に行っているにも関わらず、親の愛情の奪い合い、与えたれた食べ物の量や質についての偏見、衣食住の差別を感じたりなど、予期せぬ感情が芽生えている事が要因のようです。

私は兄弟6人(姉3人、妹2人)で男の兄弟がいないので、男同士の兄弟の心情をよく理解できませんが、実際に兄弟家族がともに仲良くしている所が少ないと聞きます。
私のように女の姉妹がいるところより、男どうしの兄弟の方が難しいようです。
それは冒頭に記述したような事が要因なのでしょうか。

昨日は道東、釧路と網走の中間にある街、弟子屈町のファース加盟工務店、株式会社 近藤建設さんを訪問してきました。
「巨人、大鵬、卵焼き」と、昭和時代に子供達の三大好きのキャッチコピーがありました。
昭和の角界の名横綱、大鵬さんの出身地で、当社、推進事業部担当の扇常務の故郷でもあります。

写真はその弟子屈町で立派に建設会社を経営する、近藤建設さんの三兄弟です。
真ん中が長男で社長の近藤明さん、左隣が次男で専務の近藤隆志さんと当社の中村文紀、私の隣が三男で常務の近藤博幸さんです。普通の兄弟でも付き合いが難しいと言うのですが、お父さんが興した建設会社を三人で協力し合いながらの経営手法がとてもユニークで、素晴らしいのです。

三人にその秘訣を聞いたところ、其々の個性を認め合い、各担当部署をひとつの会社だと思うようにしている言う事でした。
社長は経営全般を担当、専務は技術部門を担当、常務は営業企画部門を担当と、ポジションがしっかりと区分され、相互に意見交換を重ね合っているのだそうです。
三人の兄弟が其々の才能を認め合いながら、協力してひとつの会社をまとめれば、他人が集まった経営体制より、はるかに力を発揮するのでしょう。

北海道の建設業界は、他の府県より公共事業に頼る傾向が大きかったのですが、その削減で厳しさも倍加しております。
近藤建設さんは早々に民間営業にシフトされ、訪問した当日も大型物件の契約約定書の取り交わし業務最中にお邪魔しました。三兄弟のチームワークで受注した物件だそうですが、男の兄弟の居ない私にとって、とても羨ましい場面でした。
兄弟の絆はまさに百人力なのでしょう。

今日はマイナス6℃のオホーツクからプラス6℃の東京に移動してきました。
明日は午前中は都内で仕事を行い、午後のフライトで北海道に帰社する予定です。
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