毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

懸命に働く事への動機付け…北斗市

2008年08月30日 16時21分00秒 | Weblog
社員が仕事に対するモチベーションをアップさせるための動機付けとして、賃金による方法は、科学的な根拠の無い迷信であると説いてある著書あります。
転職を繰り返す事になり易いアメリカ仕込みの成果主義より、社内において踏ん張り、努力し、企業内で「次の仕事内容」に報いる方が、賃金報酬よりモチベーションのアップに繋がると言う理論も理解できます。

ワーキングプアーと言われる人々の存在が度々、マスコミで取り上げられます。しかし、私は物理的な要素も無く、自分の生活を保持できないと言う事態が信じられないのです。
働くにも働けない物理的な事情におけるセーフィテーネットの整備は絶対に必要です。
しかし、五体満足で物理的な要因がないのに関わらず、食えないと言う状況を脱し切れないのは、本人自身の社会を生き抜くための強い意志の欠如としか思えてならなりません。
様々な逆境の中でも、家族を養い、少しでも社会貢献をしようと努力する人も多くおります。

「何のために働くのか」などと哲学的で小難しい事を言うつもりなどありません。
人は皆、懸命に働くための動機付けがあるのでしょう。五体満足でのワーキングプアーは、この懸命に働くための動機付けを逸しているように思えるのです。

先ず、食えるようになろう。愛する人と所帯を持って可愛い子供をつくろう。両親を安心させ喜んでもらおう。恩師に誉められるような働きをしよう…
このように人其々に、懸命に働く動機付けさえあればワーキングプアーになりません。
企業内においても存在感のある社員は、その動機付けがもっとも大きな要素となります。

写真は先週、訪問した山形県のファース工務店、東住宅産業のファース・リフォーム施工現場で管理建築士藤木 朗さんと撮りました。
藤木さんは、自分の子供がハウスダストのアトピー性皮膚炎で悩まされており、その子供のため、勤務する東住宅産業でファースの家1号棟を自宅建築と言う形で実現させました。
藤木さんの子供さんの皮膚炎が治り、それをきっかけに東住宅産業さんは、地域で安定した受注が出来るようになったと言います。

東住宅産業さんは、今年、東北電力株式会社から正しい電化住宅の普及貢献されたして「eビルダー」と言う名誉ある称号を授与されました。東北6県と新潟県の東北電力管内にその存在を広報されました。ある動機付けが、自分の人生や勤務する企業の命運までも変えるのでしょう。
東住宅産業さんのホームページから地域工務店の在るべき姿を学び取って戴ければ幸いです。

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我輩は除湿機である…北斗市

2008年08月29日 20時04分46秒 | Weblog
私達人間は、氷点下30度の極寒地や、気温50度にも達する、赤道直下の砂漠地帯でも生活の営みを為しています。また気温120度もあるサウナ風呂に裸で入る事も出来ます。
しかし、さほどの厚着もせずに、また薄着もせずして快適に暮らせるとしたら、それは気温20℃の湿度50%前後だと言われています。陽射しの在る、春と秋の木陰の気候です。

真夏になって暑くなるとクーラーを稼動したしたくなります。クーラー(冷房機)は気温を下げながら同時に湿気をも除去しています。クーラーから排出されたドレンパイプから外部に滴り落ちる水の量は膨大です。室内の湿気を取る事で、室内にいる人の身体から水蒸気が蒸発し易くなり、蒸発する際に体温を奪うのです。

単に気温を冷し、冷たい空気を人の身体に当てるより、体温を奪う作用の方がクオリティーの高い冷房が可能となり、クーラーはその双方の機能を持っているのです。
クーラーにはドライモードと言うのがありますが、それは気温を下げないで湿気だけを除去し、人の身体の水分を蒸発させて体温を奪う作用を促す機能です。

除湿機はまさにクーラーのドライ機能と同じ稼動手法をとっています。
クーラーと同じ冷媒ガスを圧縮して液化させ、蒸発気化させて冷やしたフィン(ラジエターのような羽)に室内の空気を当てて結露させ排水します。写真の除湿機はファースの家専用のビルトイン(埋め込み式)除湿機で、ファースの家専用にしか製造されておりません。

除湿機は、クーラーによる除湿よりはるかに省エネ除湿が出来るように作っています。
この除湿機はエアコンと同じ、コンプレッサー圧縮で除湿していますが将来的には、デシカウント方式と言って、シリカゲルやゼオライトなどのような吸湿素材に湿気を吸わせ、熱風で放出する仕組みのものに切り替わって行く事でしょう。

夏場においての除湿効果は、家屋内の家を構成する構造材の腐朽菌発生や、カビの胞子からなるハウスダストを抑制するだけでなく、気温を冷やし過ぎない、クオリティーの高い冷房空間を作る事が出来ます。ファースの家は、この専用除湿機の仕事を、スカットール(シリカゲル)でサポートし、更に質の高い冷房空間を構築しています。

家全体の湿気を抑制するように構成した住宅システムはファースの家しか存在致しません。
何故オール電化なのかと言えば、この調湿を完全に行なうためなのです。
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北京五輪で多くを学ぶ…北斗市

2008年08月28日 19時22分43秒 | Weblog
中国と言う国家が、国の威信を賭けて今回の北京五輪に取り組みました。イベントは心配した大きなテロ事件も発生せず、無事に終了した事を心から祝福致したいと思います。
五輪開催で、中国に鬱積する民族問題、人権問題、環境問題などが国際的に開示される事になりました。このような課題は、発展途上の国々が、国家として成熟する過程において避けて通れない道なのでしょう。

他人や他国の失敗や落ち度などは、とても痛快に見える場合があります。
ある種の優越感に浸っていられる瞬間なのかも知れません。しかし、そこから自国や自分自身の姿を鳥瞰的に見られなければ、何の進歩も得られないように思います。

今回の北京五輪では、中国の人々の感情表現が素直で、そして極端に表現されていました。
女子ソフトボールの決勝でダントツの優勝候補だったアメリカに日本チームが勝利した時、アメリカ応援団は、日本チームの勝利を祝い、スタンディングオペレーション(立ち上がって拍手)が止まなかったと言います。

自国や相手国など構わず、選手の試合感を逸してしまうような過激な応援を行なう中国の人々を私達日本人は、批判する資格があるのでしょうか。野球の試合で韓国に敗戦した時、日本の応援団は、韓国チームに賞賛の拍手をどれだけの人が送ったのでしょう。

私達は、中国から民度としての幼さを学び、米国からその熟成さを学べたでしょうか。
そしてその成熟さから傲慢さと言う醜い部分もあからさまになり、幼さから純真さと言う親しみも同時に感じ取れる事が出来たでしょうか。

今回の北京オリンピックでは、試合内容においてもルールの違いや環境の違いなどが話題となっておりました。しかし、真のチャンピオンは、結果をしっかりと受け止め、自分を発展せしめる糧にしています。したがって試合に負けても人生の負けにはなりません。

しかし、建主さんの一生一代の家づくりと言う大事業には失敗は許されません。創り上げる家においては、絶対に悔いの残らない家づくりをすべきです。
工務店経営においても、ライバル工務店やライバルハウスメーカーなどが数多く存在していますが、競うのは価格ではなく、どれほど住む人を幸福に出来たかで競争すべきでしょう。

人生の競争に勝つために…
写真はコラムと関係ないのですが、昨日、途中駅で撮ったコーヒーセットでした。
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平素の生活そのものが営業活動に…天童~仙台~八戸~木古内~北斗市

2008年08月27日 18時24分40秒 | Weblog
「私達に家を建てさせてください」と言って営業活動を行う時代は過ぎ去りました。
大手ハウスメーカーのように、多額の資金を投入して営業活動を行い、受注したとしてもその営業費は廻り回って建主さんが支払っています。営業費用は少ないに越した事はありませんが、情報発信をしなければ、家づくりを計画している人とも出会いがありません。

我々のような地域密着で小さな工務店は、出来るだけ営業費用をかけないようにしながら、本物の家づくりを目指している建主さんとの出会いを見つけなければなりません。
ファース加盟工務店の中でも堅調な受注を行なっている工務店さんは、営業らしい事業を殆ど行なっておりません。営業専門の社員もおいていないのです。

地域の工務店は、地域に溶け込み、地域住民に育てられなければなりません。このように口で言うのは簡単なのですが、先ず、つくり上げる家に技術的な自信を持てる事でしょう。
竣工してお金を戴き、住んで戴いた建主さんから電話がくれば、それは不具合を伝える内容であったりし、その対応を誤ればクレームへと発展します。家を大量に売る住宅業界では、資金回収を終えた建物を「コスト」にせざるを得ないのでは…

建主さんにすれば、家づくりと言う大事業を成就するには「住んでから住むほどに満足感を満たして行く」と言う事で為されるものでしょう。そのためには、暖かい、涼しい、健康空間、快適空間、高寿命、そして経済性などのハードが備わっていなければなりません。
そして何よりも、家を建築した工務店との信頼関係が生涯にわたり保持される事です。

昨日は山形ファース会の会長を務める、天童市の東住宅産業さんを訪問し、ファース新築現場、そしてファースリフォームの施工現場を見学し、夜には体験展示場を訪れました。写真はその展示場で撮ったのですが、両端が社長ご夫妻で社長の白鳥功さんと常務の白鳥明美さん、真ん中が明美さんのご両親で、展示場を管理されている伊藤ご夫妻、そして柔道着を着た凛々しい少年が、社長夫妻のご子息で、小東コト白鳥 拓(たく)君です。

東住宅産業さんは、ユーザーOBさんの会、協力業者さんのアフター会、そして芋煮会、山菜祭、子供クラブ活動、PTA活動など、地域イベントを積極的に盛り立て、地域住民の方々から慕われています。自然に地域に溶け込む生活そのものが大きな営業力になっています。欲張らず、無理をせず、の姿勢で堅調にファースの家を建築し、見込みも物件も順調です。
家をコストではなく、資産にする地域工務店経営の在るべき姿を見た気がした山形出張でした。
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表現の自由とブログ氾濫…山形市~天童市

2008年08月26日 21時06分47秒 | Weblog
ブログは自由に自分の考え方をネット上で公開してしまいます。
その表現方法が他人を大きく傷付けている場合もあるのでしょう。
私もほぼ毎日のように1000文字コラムをネット上に公開しておりますが、人に対して差別した表現だったと気付かずに書き、他人の心を深く傷つけているのかも知れません。

有名人がネット上で書いたブログの内容が大問題となったケースも少なくはありません。
ネットニュースでも「ブログの発展が一番恐い」のだと言うコメントを多く目にします。差別表現とは「人権を侵害し、人間性を深く傷つけ、苦しめ、悲しませるような表現」を言うのだそうです。誰もが持つ基本的人権を侵害されると言う事でしょう。

学校裏サイトなるものが氾濫し、いじめや暴力などに発展している事件もあります。
総務省でも行政的には、携帯電話のメーカーなどに、通話やメール以外のサイト掲載を出来ない仕様に改善させようと言う検討に入っていると言います。どうすれば差別表現のないブログを書く事が出来るのか…「この言葉はOK」「この言葉はダメ」などのマニュアルが便利そうですが「言葉だけで人権感覚は醸成されない」と指摘してする専門家もいます。

一方で表現の自由が問われ、規制する事には様々な課題が立ちはだかっているようです。
作家の井上ひさしさんは『表現の自由はあくまで、権力に対する表現の自由であり、弱者に対しては、担保されていない』と指摘し、同時に差別は人間を不幸し、表現者は差別とそれによる不幸を認識し、言葉による痛みを和らげる配慮を持つべきだ」と説いています。

先般、夜のテレビ報道番組で政治家(政権政党の幹部)を誹謗し、品性を欠いた表現内容だとして問題になった番組がありました。政治家などの権力者は、非難されるべき立場にあります。しかし政治家と言え、政策や思想ならともかく、人としての人格まで損傷させる事などは、慎むべきではないでしょうか。

今日は山形ファース会に勉強会で、次世代における工務店受注の具体手法と題して2時間にわたり講演をさせて戴きました。(写真は山形ファース会の方々と撮りました)
昨今の建主さんは、ハウスメーカーや住宅工法、工務店情報などをネット検索で得ている方が90%を越えていると言います。

その工務店が持つホームページやブログなどの活用法が内容でした。
特に工務店の経営者やスタッフが、そのオフシャルサイトとリンクさせているブログでは、特にその表現方法に気遣いが必要です。

批評や批判、愚痴などはタブーであり、前向き、建設的、明るさ、朗らかさを感じさせる内容でなければならないと言う事…さて当方のブログにも大いなる反省点が…

今日は会場を提供して戴きました山形の販売代理店、竹原屋本店の五十嵐社長さん、山形ファース会の白鳥会長さんはじめ多くの方々にご尽力を戴きました。感謝感激です。
明日は天童から陸路、北斗市の本社へ移動を…
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誰の胸にも潜在する郷土愛…北斗市~函館~東京~福島~米沢~山形県天童市

2008年08月25日 20時57分52秒 | Weblog
私達に様々な感動、感激を与えながらも、一方では不安と危うさ、そして多くの課題を提供しつつ、北京五輪が無事に終了しました。オリンピックの理念では、スポーツは国家間の競争ではなく、あくまでも個人の技を競うものだと定義されているのだそうです。
実際には、そのオリンピック理念とはほど遠い、誰がどのように観ても、国家間のメダル争奪戦の様相であった事は明らかです。

国威発揚だとか、一部の特権階級のスポーツだなどとして、オリンピックの開催に批判的な日本人も多くいます。そのような日本人でも、同じ日本人が勝つと何故かホットすると言います。ましてその選手が自分の郷里から出て行っているとしたら、心から純粋に応援したくなるものも理解出来るでしょう。

高校球児達の甲子園での熱戦をテレビで見ていると、自分の郷里のチームが出ていると自然に応援している自分がいます。私達の心の中にやはり郷土を意識する気持ちが潜在しているのでしょうか。日本人と結婚して日本に帰化した中国人の女性は、ひそかに気持ちの中で祖国の中国人を応援するそうです。愛国心とかと言う大袈裟な感情より、生まれ育った地域を共にする同胞愛とでも言うのでしょうか。

考えてみれば、日本選手が勝ち、その選手が自分と同じ郷土の人であったとしても、自分自身に利益が転がり込んで来る訳でありません。優勝すると川に飛び込むくらい熱狂する阪神ファンもそれは同じ事で、損得無しにとにかく勝って欲しい…
同郷人、つまり我々には郷土愛がきっと何処かに潜在しているのでしょう。

今日は山形県米沢市のファース工務店、相田建設㈱さんを訪問しました。
写真は社長の相田晃輔さんと撮りました。掲げている旗は、来年から始まる大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続と言う、米沢城城主の武将、上杉謙信に使え、米沢に誇る智将だったそうです。以前に放映された「風林火山」では上杉謙信と武田信玄、山本勘助の物語で、米沢城が描かれていませんでした。

今度、作られる大河ドラマは、米沢と言う地域性をふんだんに盛り込むのだそうで、相田社長はじめ、米沢市の皆さんが昇り旗を立てて、そのPRに努めていました。
米沢市を代表する老舗の建設会社、相田建設さんですが、地元に根付いた熱心な活動を行なうのも、生まれ育った郷土愛が、誰よりも強いのだと感じたものです。

今日は、北斗市から空路、東京経由で山形県天童市に入りました。
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賢明な母の姿…北斗市

2008年08月23日 14時36分26秒 | Weblog
昨日の東京羽田空港から函館空港までの飛行機は、漫画のキャラクターを配した「ポケモンジャンボ機」で週末と言う事もあり、子供達で満席状態でした。
2歳くらいの男の子を抱いて肩に荷物をぶら下げ、かなり大きな荷物を手に持った母子が搭乗を待っており母子は、たまたま私の隣の席に乗り込んで来ました。

私は窓側席でしたが、通路側席にも席があり、その真ん中の席にその母子が着席しました。手に持った荷物を頭上の棚に収納し、もうひとつの荷物を膝に載せ、その上に子供を座らせてシートベルト締めます。私は子供のためにと思い、窓側の席を譲ろうと申し出ましたが、子供が窓の外を怖がるのだそうです。

2歳の子供が飛行機に搭乗してから、降りるまで1時間40分くらいの時間がかかります。その間、おとなしくじっとしている事などは無理な事なのでしょう。それでも飛行機が離陸して水平飛行に入るまでは、懸命に我慢していたようです。その後、母親の膝の上を降りると言い出しました。通路側席の人が席を譲ってくれれば、子供を抱いて通路で時間を繋げるのですが通路席の人は、我関せずの様子です。

母親は、膝の上の物入れから小さな玩具とクッキーを取り出して与え、子供は少しおとなしくなりましたが、せいぜい10分程度で、またぐずりだしました。母親は私や隣、後ろの人に詫びを言いながら子供を肩の上に乗せ、頭上まで持ち上げたりとの奮闘振りです。
子供は、完全に飽きているのが明らかですが、暴れたり、泣き出したりは致しません。

その母親が子供をあやす様子を観察していたら、常に笑顔の視線を絶やさないのです。
ついつい叱ったり、怒ったりしたくなるような場面でも彼女は、アイコンタクトで行動を抑制させながらも、その視線には子供に対する絶大な愛情が溢れるように感じます。
2歳の子供は、その母親の困る事をしたくないと言う自制を身体で感じているようです。

写真は先般、春日工務店さんで撮った足立公香さんですが機内で逢ったお母さんにとても雰囲気が似ておりました。

躾や教育は、叱る時はしっかりと叱るのが原則ですが、2歳の子供にはアイコンタクトで叱り身体で愛情を表現するのですね。この母親の子供に対する対応姿勢は、社員教育、学校教育でも共通しているようです。身体で仕込む、身体で知らせるなど体罰の方法であっても、そこに愛情が溢れ、その愛情が通じ合っているのが前提なのでしょう。
若いお母さんから教わった気分でした。

今日の北斗市は最高気温が17℃、高知市は32℃…北は秋深き、南は秋まだ遠し…
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大工さんにファースの家で住んで貰いたい…東京~函館空港~北斗市

2008年08月22日 19時14分25秒 | Weblog
家を建築するには、多額の資金が必要となります。自前の資金力が伴えば良いのですが、多くの方々は住宅ローンを利用するになります。当然、そのためには返済に見合う報酬を得ている必要があります。公務員や大きな企業で働くサラリーマンは、収入が安定して得られる事から住宅ローンもそれに見合う金額の資金調達が可能となります。

坪60万円以上の建築費が普通だと言われる大手ハウスメーカーで建築する建主さんは、この所得安定層と言われる方々です。しかし、このような安定層の人々は、生活者全体の17%に満たない数でしかないと言われております。多くが中小企業や自営業などで勤務する人々なのです。我々住宅関連の就労者も、このような大勢の労働者の一員となります。

家づくりを行なう工務店で働く大工さん達などの職人さんも、一現場が終わって直ぐに次の仕事が恒常的に継続出来る保証などなりません。大工さんも、決して安定して収入の得られる職種ではなく、住宅ローンにも大きな制限が加わる事になります。

特にファースの家は、坪単価が40万円前後で建築できる住宅ではありません。
ファースの家は、快適性、経済性、高寿命などの性能を保持するため、一戸あたり200から300万円くらいの割高となります。つまり、ハウスメーカーなみの建築費が掛かります。この割高金額がネックとなり大工さんがファースの家を建築できないのだと言います。

ファースの家を実際に施工する大工さんは竣工後の建主の幸せな状況を見ているのです。
ファースの家が出来てからの快適性や経済性を一番良く知っている大工さんに、是非、ファースの家に住んで貰えないものかと旭川の泰平工務店の菅原社長は思い立ちました。
ファース本部が主催しているハウジングアカデミーを受講し、徹底した無駄の削減に取り組みました。写真は一昨日撮った泰平工務店の菅原社長です。

打ち合わせや工期の無駄を徹底追及すると、様々な無駄が見えて来るものです。変更の起きない図面の書き方、追加工事の伴わない打ち合わせの仕方、ワン工程で進める工期短縮などに取り組み、大工さんが手の届くファースの家が出来るようなりました。
早速、泰平工務店さんの大工さんの家を、ファースの家でつくり上げたそうです。
ファースは決して高価な住宅ではありません。是非、最寄のファース工務店にお尋ねください。

今日は東京から北斗市の本社に戻り、研究開発室の実験分析に講じていました。
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工務店経営者を支える女性の会…旭川~羽田空港~東京虎ノ門~東京大崎

2008年08月21日 21時41分44秒 | Weblog
家づくりのもっとも重要な要件は、家庭を守り、家事を切り盛りする奥様方はじめ、女性の方々が使い易くて快適で、家計に優しいと言う事になるのでしょう。空間を使用する頻度の点でも女性の視点に立つ事が必要不可欠な要素となります。

女性だから感じ取れる情緒性、感性は、男性視点ではとても吸収する事が難しそうです。
ファース本部のハウジング事業部には、北村真奈美と言うコーディネーターがおりますが、彼女の提案力をユーザーさんが高く評価して戴いております。

女性の存在は、家を建築しようと計画している建主さんだけでなく、施工する側の工務店側にも、女性の存在がとても大きいのだと感じます。
地域密着型の工務店さんの本来の営業活動とは、住宅受注を全く意識しない、純粋な地域貢献の活動要素なのです。
実際に、堅実に受注量を確保されている地域密着の工務店さんは、地域住民にとても慕われております。

その地域で生涯にわたり、その地域住民に慕われ、育まれてゆくためには、隣近所を中心とした人間関係の構築と健全保持が不可欠となります。そこにも工務店経営者の奥様をはじめとする女性の方々の純粋な協力が必要なのです。
しかしながら工務店の経営環境は、百社百様です。
一社一社の経営背景が完全に異なります。「このようにしなさい」言えるような手法などありません。しかし、苦悩や喜びを共有する事は可能なのです。

今日は東京虎ノ門のホテルでファース工務店、経営者を支える女性の会の発足会を行ない「ファース・サルビアの会」と言う名称とする事にしました。
経営者は、社員さん、協力業者さんなどとの人間関係や、後継者問題など多くの課題を抱えている場合があります。
そのような経営者の悩みや喜びを共有し、同じ仲間が全国にたくさん存在する事を確認し合い、相互に協力して、心豊かな工務店経営を行なって行こうと言う事が目的です。

今日は、北海道や九州から賛同者が参集して発足会を行いました。
本部副社長のコーディネーターで全員によるパネルディスカッションを行いましたが、2時間の予定時間がアットと言う間に過ぎたような気が致しました。
役員には、代表幹事に北海道網走の山内建設専務、山内順子さん、幹事には山形天童の東住宅産業常務、白鳥明美さんと栃木のオースタム専務の鈴木俊江さんが就任されました。

サルビアの会は決して押し付けがましい会ではありません。
とても気楽に参加され、とても楽しく、誰もが公平に意見を述べ合える会となり、ファース展開に大きな展望を持たす発足会でした。
写真は参加者の皆さんと一緒に撮ったものです。

今日は気温14℃の旭川から涼しくなったと言われて29℃の東京に来ました。
明日は午前中に北斗市の本社に帰社いたします。
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北海道北方建築総合研究所…札幌~旭川

2008年08月20日 21時08分35秒 | Weblog
厚さ10センチのグラスウール断熱材から逃げる熱量は約0.4wです。40wの電球を一時間、点灯させると40wのエネルギーを消費し、それだけの熱を発します。10センチのグラスウールは、その電球の熱の10分の1の熱を逃がします。その40wの熱を逃がす条件とは、断熱材が100mm厚さである事、内外温度差が1℃である事、その面積が1㎡である事です。
したがって40w/㎡k(㎡は面積、kは温度差1℃)と言う単位が付く事になります。

グラスウール以外の素材では、10センチの厚さのコンクリートはグラスウールの約40倍の1600w、10センチの木材でも約4倍の16wの熱を逃がします。
やはりグラスウール断熱の効果はとても大きいと言う事が解ります。これは、空気と言う熱の伝え難い気体を綿の中に含有させて断熱効果を保持しています。ちなみにファースの家に使用しているエアライトは、グラスウールの約半分20w程度に抑える事が出来ます。

これは、各素材の断熱特性数値ですが、その数値どおりの断熱効果を長期間にわたり保持させる事が至難の技なのです。各断熱メーカーが技術を競っているのも、断熱材それぞれに一長一短があり、長点だけを際立たせる研究を懸命に行なっているのです。

北海道の旭川市に北方建築総合研究所(旧寒地住宅研究所)と言う道立の施設があります。
以前は札幌市内に在りましたが現在、旭川市内の工業団地に最新の研究、試験、実験などの装備を備えた建築総合研究所です。耐震試験、耐火試験、断熱性能などの温熱研究試験や積雪対応や日射対応などの研究を行なっています。

高気密高断熱の定義を構築したのも、この研究所だったと記憶しております。
多くの博士号の資格技術者が各研究を行なっており平成元年に建築したファース一号棟の気密テストをして戴いたのも、この研究所(旧寒地研)でした。
公的な研究所ですが、各技術者がかなり自由に研究テーマを定め、様々な研究を行なっているようです。
温熱環境に関する技術の多くがこの研究所から発信されているようです。

今日は当所、環境科学部の工学博士、高倉政寛(まさひろ)さん(写真)の研究室を訪問して現況の省エネ技術の意見交換を行なって来ました。
刻々と変貌するエネルギー事情に対応するための研究に多忙を極めておりました。その後、旭川市内の木建メーカー飛弾野産業さんを訪問、夜はファース工務店、泰平工務店の菅原社長(後日ご紹介)と久々に楽しい話題に講じてきました。

今日は最高気温17℃の寒さを感ずる旭川でした。明日は20℃の温度差がある本州に移動を…
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選ばれた人、選ばれない人達…北斗市~函館空港~丘珠空港~札幌大通り

2008年08月19日 20時55分43秒 | Weblog
飛行機を頻繁に利用する人達には、航空会社がその頻度でサービスランクを定めています。
全日空では、年間3万マイル以上でゴールドメンバー、5万マイルでプラチナメンバー、10万マイルでダイヤモンドメンバーとなります。其々のランクごとに、スーパーシートへのランクアップなど、サービスが色々と異なるようです。

私は毎年10万マイルを越えるため常に最高ランクのサービスを受けている事になります。主要空港に設置してあるビジネスラウンジには、3万マイル以上の方々全てが利用特典を与えられるため、日によって一般搭乗待合室の方がゆったりと寛げる場合が多くあります。「選ばれた人のワンランク上のサービス」と言うのがコピーなのですが…

私のようなダイヤモンドクラスの人には、グレードアップ券が年間かなりの枚数が進呈されるため、スーパーシートを利用する機会が多いのです。しかし、このスーパーシート席と言うのは、あまり居心地を良いと思えないのです。確かに客室乗務員の気遣いはとても爽やかで気持ちが良いのですが、周りの乗客の雰囲気がイマイチなのです。

スーパーシートには、紳士、淑女の方々ばかりが乗るのかと思ったらそうでもなさそう・・・
この席には、横柄で横暴で、わがままな乗客がとても多いような気がします。
ワンフライト7000円のスーパーシート料金が掛かるため、私のようなサービス特典で利用できる人でなければ頻繁に使用できないでしょう。僅か80分程度のフライトなのです。
7000円を支払っていると言う意識が強いのでしょうか…

勿論、正真正銘の紳士、淑女の方々も利用されています。
先日、大阪からのフライトでシーパーシートを利用した際、前列に席を取った男性が、お母さんと思われるご婦人を同伴され、穏やかで優しく、親切にされる客室乗務員の方々にも、心から感謝されている様子でした。客室乗務員さんに聞いたら私と同じダイヤモンドメンバーの方で、いつも穏やかで素晴らしいジェントルマンだそうです。

選ばれるとしたら乗った回数で無く、本当の紳士、淑女の定義で選ばれたいものです。
そうだとしたら私はそのメンバーに選ばれそうもありませんが…

写真は、今日も笑顔で紳士淑女の方々を送り出す函館空港の全日空、地上係員の方々です。向って右から石橋さん、大谷さん、柏山さん、渡邊さんのお嬢さん達です。彼女達の素敵な笑顔で旅立つのも良いものですよ…明日は低温となりそうですが旭川に移動します。
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茅葺屋根のルーツはインドア大陸でした…北斗市

2008年08月18日 19時01分41秒 | Weblog
茅(藁)葺屋根は、草の茎を束ね屋根材として使用しています。
その昔、瓦などの屋根材が無かった時に、手軽な屋根として藁、草、萱などが用いられたようです。ファースの家の水分管理と言う技術の発端がこの茅葺屋根でした。
降った雨が、屋根材の萱に浸透貯水して、屋根材が水分でヒタヒタ状態となります。

この水分が、真夏に、その高い気温や太陽熱に熱せられ蒸発します。
その蒸発潜熱(気化熱)で家屋内の熱が放散され涼しくなります。真冬の乾燥期には、この屋根材から水分を家屋内に放散させ、乾燥で住む人から体温を奪う事を防いでいました。
つまり、茅葺屋根は自然の冷暖房装置と言えるような機能を有していたのです。

屋根は、単に雨や雪、風や嵐から住まいを守るだけでなく温熱環境への役割も担っていたのですね。茅(藁)葺屋根のルーツを辿るとインドの赤道に近い地域に行き着きます。
熱帯地方の暑さ対策として進化したような形跡を伺う事が出来ます。
日本の様々な文化は仏教の伝来とほぼ同じように、インドからチベット、中国、朝鮮半島を経て伝わったと言われております。

この夏季休暇に多くの本や資料を目にする事が出来ましたが、この茅葺屋根のルーツがインドであった事は驚きです。25年前、暖かい家、涼しい家をどのようにして実現しようかと、家づくりにおける高気密、高断熱工法に、躍起になって取り組んでおりました。
家における高気密、高断熱は、遣れば遣るほど課題ばかりが押し寄せて来ます。

現在も、キャッチコピーだけに等しい、中身の伴わない気密住宅も多く存在しています。
様々な断熱材の特性を調べれば、長所と短所がほぼ同等となり、断熱性能の劣化を防止手法、施工の困難な気密施工法、気密と矛盾する換気方法など、単純な高気密、高断熱の家などは住んで決して快適などではありません。

快適、健康、高寿命の家づくりには、調湿機能が不可欠であると気付かされたのが、この茅葺屋根の存在でした。ファースの家は、住む人の健康と幸せを念ずると例外なく調湿の出来るオール電化専用となりました。本当の快適、健康、高耐久住宅は、一朝一夕では実現出来ないようです。写真は、連休中の調湿実験データを解析して研究開発室の様子です。

今日の北斗市はまさに肌寒さを感じさせる一日でした、明日は札幌に移動です。
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ありがとう…って言われるために…北斗市

2008年08月16日 17時06分17秒 | Weblog
NHK連続ドラマ「瞳」の中で、娘の瞳(榮倉奈々)に、母親の桃子(飯島直子)がアドバイスするシーンで、「ありがとう!と言われるような行いを」と、言うセリフがありました。
誰もが目標を見失ってスランプに陥る時がありますが、そのような時に、誰かの一言で光明を見出すきっかけになる場合があります。

「ありがとう、って言われるために」…とても意義深い感銘するセリフだと思います。

北京五輪に出場した選手達のコメントにも「ありがとう」と言う言葉を多く聞く事が出来ます。選手達より応援していた方々からも「ありがとう」の言葉が多くありました。
ただ言葉だけの「ありがとう」から、その「ありがとう」の言葉に、真に感謝の念がこもるようにしなければならないのでしょう。

Q「あなたはどうしてそんなに頑張れるのですか」
A「心から、ありがとう、と言われたいのです」

社会貢献とは何かと考えたら、人々が心から「ありがとう」と言って貰える行いでしょう。
企業経営も組織運営も、突き詰めれば全てが「ありがとう」に行き着くために行なっているように思えます。口先だけの「ありがとう」ではなく、心から感謝の念を込めての「ありがとう」と言え、そして言って貰えるようにしたいものです。

特に家づくりを行なう業種には「ありがとう」と言って貰える環境づくりが必要です。
私達、工務店は、建主さんにありがとう、協力業者さんにありがとう、資材メーカーさんにありがとう、納材業者さんにありがとう、関わる方々全ての人に「ありがとう」を…

究極の「ありがとう」は、関わった人々に「ありがとう」と言われて生涯を終える事なのでしょう。「ありがとう」と言われて生涯を終えるには、まだまだ成し遂げなければならない事が山積しています。

写真は、先ほど息抜きに直ぐそばに流れる大野川の堤防に行って撮ったものです。
道路の延長線上に小さく見えるのが駒ヶ岳ですが、風景が完全に秋の気配ですね。
明日は連休、最終日ですが、無事に過せた夏休みに感謝してありがとう…

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今日は63回目の終戦記念日…知内~木古内~北斗市

2008年08月15日 18時52分09秒 | Weblog
学校の校門前に建っていた二宮金次郎の銅像が台座から撤収された時期がありました。
その時期には、民間からも金属製モニュメントが次々と強制接収されたと言います。
戦争用の飛行機や大砲、戦車などを作るためにですが、それでも足りずに、木製の主翼を持った戦闘爆撃機を戦場に送ったと言います。

その戦闘爆撃機に乗り込んで敵前に向った兵士は20歳未満の若き兵士達でした。
彼らは、家族、恋人などを祖国に残し、その祖国のためにと戦場の露と散って逝きました。
彼らが散った先には、同時に命を落とした敵方の兵士達も存在していた事でしょう。
戦争とは、相互が大儀を掲げ、その大儀のために相互の命を奪い合っているのです。

どんな理由があろうと、戦争ほど、愚かで卑劣で無意味なものと、世界の人々が嫌と言うほど知っているのでしょう。それでも今日、何処かで戦争が行われております。
人間は、本能で殺しあう野生の動物と異なり理性と知性を持ち合わせているはずですが…

今年は63回目の終戦記念日を迎えました。
今朝のある朝刊のコラムに、終戦間際、可愛がっていた猫、犬までも徴集された事が記述されておりました。犬も猫もその毛皮を戦場の兵士達に使用させるためです。
愛犬まで徴集する戦争とは、国としての理性を失い、自暴自棄になってしまう行為です。

63年以上前に、戦場に散って逝った兵士達と、その犠牲となった人々の御霊の上に、現在が存続し、私達が生きているのでしょう。
自分だけの正義、自国だけの大儀も、相手の立場になれば判るはずです。
この終戦記念日を迎えるたびに、自分や自国を鳥瞰的(鳥の目で空から見る事)な視野で見れるきっかけに出来れば思うのですが…

写真は、東京明治会館庭園にある、国歌「君が代」に出て来る天然記念物の「さざれ石」です。
オリンピックで我国の国家が演奏されるたびに平和の貴重さを噛締めたいものです。
靖国神社参拝の善し悪しや、共同慰霊墓地の設置などが議論されていますが、儀式や形式の在り方だけでなく、戦争をさせない国家メカニズムの研究をも本気ですべき考えます。

さて、夏休みも後半です。今日の北斗市は肌寒さを感じさせる23℃が最高気温でした。
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勝負に挑むものと観るものの人間力が…北斗市

2008年08月14日 15時38分27秒 | Weblog
「支えてくれた人々のメダルです」これは、北京オリンピックで好成績を挙げた選手達が述べる言葉です。報道陣が試合後にマイクを向けてコメントを求めますと、殆どの選手達は舞い上がる事もなく、粛々と自分の心境と、関係者への感謝の言葉が聞かれます。

勝利コメントのセオリーと言ってしまえばそれまでですが、表情と言葉のイントネーションから、人間としても一流である事を伺えます。
オリンピック選手として、国内選考で代表になれるまで、どれほどの試練を乗り越えて来たのか、また、そこまでのモチベーションを保持し続けるためには、想像を超える鍛錬があるのでしょう。

オリンピックで勝ったか負けたかなどは、あまり問題にならないような気が致します。
テレビの前で見ている、メタボのお腹を抱えたオジサンが、負けた選手の不甲斐なさを責めてみても、あまり説得力などないようにも思います。どんなに万全な準備をして臨んだ試合でも勝負と言うのは、その時点の運も、大きく命運を分ける場合がありそうです。

北京五輪報道の陰になっていますが、甲子園球場では、高校球児達の夏の選抜試合が開催されています。先日のある試合で、送りバントした打者走者に、打球を処理した投手が突き飛ばすようなタッチをして球審から注意を受けました。その後のイニングの攻撃では左中間を破る一打を放ったその投手が強引に三塁を狙い憤死ました。その投手は直後に、二死から6連打を浴びて敗戦投手となりました。

このチームの監督は「野球の神様が君たちは勝ってはいけないと言っている」と、述べたと言います。良い選手には必ず良い指導者がついているのでしょう。このチームはきっとまたチャレンジの機会がやって来るでしょう。
また、一方で我々のような見るものの姿勢も問われているように思えてなりません。

夏休み、北京と甲子園の選手達に多くを学ぶ事が出来そうです。
しかし、プロ野球選手でまとめた野球チームが北京五輪に遠征し、それで不甲斐ない結果だったら、手痛い責めを負わなければなりませんよ…

写真、先月訪問した札幌の松下電工ショールームに飾った生け花ですが、この生花を見て、観る人の心中を観られているようで気になった作品です。
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