毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

電力自由化の影響は…北斗市

2006年09月30日 17時10分18秒 | Weblog
電力の自由化と言う言葉は最近、多く耳に致しますが、我々、一般消費者に、どのような影響があるかを考察してみます。電気は電力会社から送電するだけでありません。
大きな工場などは独自で発電機を稼動させて自前で電気をつくっているところもあります。
製鉄工場、セメント工場などは停電でラインが止まると大騒動になるだけでなく、莫大な損害を被ることになり、その事態を避けるために自前で発電を行い、むしろ、自前の発電にトラブルが生じた緊急時にだけ、電力会社の電気を使用するところもあります。

このような発電設備のある企業が、自分のところで使用する電力が余ったときに売ることも出来ます。経済産業庁の定めで電力会社がこの売電に応じるよう指導しております。
太陽光発電による売電方式もこの適用を受けています。
最近は、電力の自由化に伴って売ることを目的に電気をつくる企業も増えてきました。
独占企業であった電力会社は、役所的な存在であったと言われますが、電気を売ることに営業が必要となり、まさに電力業界も競争時代の様相となっています。

最近の動向をみますと、首都圏においてはデパートや大型スーパー、電機量販店などが次々と電力会社から「特定規模電機事業者」(PPC)と呼ばれる電力業者にシフトする傾向が続いております。電力会社も大型事業所に供給する高圧電力の料金を値下げするなどの措置で対抗しております。この状況が我々、オール電化住宅を供給するものにどのように影響を与えるかを考えますと、結論から言ってマイナス影響の心配は無い言えるでしょう。

日本の電力会社が供給する電力の品質は諸外国と対比すると極めて高いと言われております。日本は東日本が50ヘルツ、西日本が60ヘルツと周波数が異なっております。
日本の電力会社にはこのヘルツ数を正確にコントロールする技術を確立させる配電設備が完備されております。そのためPPCが電力を売るためには必ず、電力会社の配電設備の変電所、送電所を通す事になると言われております。このためPPCがつくった電気を電線で送電する際に電線使用料金を電力会社に支払わなければなりません。このため、あくまでも電力会社がイニシアチブを持った形での電力事情に大きな変わりは有り得ないと言う事になります。競争原理が働き、我々消費者に少しでも質の良い安価な電力を供給して戴ける事は大歓迎と言えると思います。

写真はファース本部の本社に送電するための電圧調整装置を載せた電柱です。今日の北斗市は朝方にバケツを返したような土砂降りの雨に見舞われましたが、夕方に綺麗に晴れ上がり、秋らしい青空が広がりました。
明日の日曜日の天気はどうかな…少ない秋の季節を楽しみましょう…

ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
下記のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

協力業者さんとの連携が要点…鳥取~東京~函館~北斗市

2006年09月29日 20時02分24秒 | Weblog
一軒の家づくりをつくるためには、こんなに多くの業者さんが関わっております。
先ず計画準備から始めますが家の計画、企画、設計を行なう訳です。この段階から専門の知識やノウハウが必要となります。設計する担当者や業者さんが決まったら、次は地盤調査となります。このような順序で関わる業者さんをカウントしてみます。

1・設計企画業。2・地盤調査業。3・地盤補強業。4・基礎工事業。5・大工工事業。6・外壁工事業。6・金属建具工事業。7・屋根工事業。8・左官工事業。9・内装工事業。10・塗装工事業。11・木製建具工事業。12・住設工事業。13・配管設備工事業。14・衛生設備工事業。14・電気設備工事業。15・建材納品業。16・清掃仕上げ業。17・エクステリア工事業。18・造園業。19・防水工事業。20・タイル石材業……

このようにざっと数えても20業種の工事があります。またこれに木材製材業者、建材メーカー、サッシメーカー、設備機器メーカー、骨材販売業者など関連しております。
ファースの家では、これに断熱、気密を材工で行なう施工業者やIAキット関連の業者、スカットールのメーカーなどが加わります。実に多くの人々が関わっています。
更に、広告宣伝を担う媒体業者(メディア)、広告代理店、行政書士、司法書士、会計士さんなどと入れたら30種もの業種が加わっています。

私達、工務店経営者はこのようのな多くの方々の支えられて会社を維持しております。
一部の工務店経営者の中には、このような多くの人々から崇められている事で、自分自分が偉くなっているものと勘違いをしている人も多くおります。
顧客第一主義は言うまでもありません。次に大切なのが、このような多くの協力業者さん達と付き合い方なのです。この方々とどのように接しているかで自分自身を見つめ直す絶好の機会でもあるのです。
30種の業者さんは其々が社員を抱えています。すなわち工務店経営者は、実に数百名以上の方々から見られているのです。またこの方々は多くの情報を持っておられます。
この方々に慕われ尊敬される工務店経営であれ…下請け扱いは禁物です!!

写真は昨日、訪問した鳥取市の隣町である八頭町に今年、誕生したファース加盟工務店、こおげ建設㈱さんを訪問した時に撮りました。
私の向かって右隣が社長の山根敏樹さん、左が久本建材、久本木材の専務で久本雅義さんです。
こおげ建設さんは年商100億円近いビッグカンパニーであり、この不況と言われる時代にしっかりと売り上げをキープされております。また、久本建材さんも鳥取市内のトップ大手の木材、建材店で大きな商いを行なっております。
こおげ建設さんと協力業者である久本建材さんのコンビネーションは抜群であり、お二人の人間力を感じます。
関わる人々を社員同様に、ビジネスパートナーとして大切している事が企業繁栄の要因かと思われます。

今日は鳥取から東京事務所に移動し、リクルート社の月刊ハウジング担当、塩川さんとゼネラルマネージャーの五十嵐さんと意見交換を行ないました。
五十嵐さんは我々も畏敬の念を持っているリクルート社の祖業者、江副さんを間近に見た人であり、その時のエピソードを興味深く拝聴できました。

さて今日は鳥取のホテルで朝食をとり、東京事務所で昼食をとり、これから北海道北斗市の自宅で晩飯を食べます。
便利なのかどうなのか…
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
下記のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。


受注活動はOBユーザーが行なうもの…倉吉市~鳥取市

2006年09月28日 20時18分49秒 | Weblog
工務店やビルダー経営のための住宅受注において、各ハウスメーカーやスーパービルダーなどが立派なモデル住宅を建築して、営業合戦を繰り広げています。多額の資本を投下してモデル住宅をつくり、そこに営業マンをおいて自分の供給する住宅が最も良いのだ言う顧客説得を行なっていますが、訪れた顧客はその雰囲気などを感じ取る程度であり、それだけで決定すると言う事など殆どありないのです。

私達、ファース本部のものが、ファースの家が一番、良いのだと言っても全く説得力がありません。また、そのFCに加盟した工務店がファースの家をいくら良いと言っても、説得力にかけるのです。何と言っても、実際に住んでいるユーザーさん、それも住んで3年、5年、8年、10年以上も住んだユーザーさんなど複数の方々の声を拾い上げ、実際にそのようなユーザーさんから真実を聞いた方がはるかに説得力があります。
私達に家を建てさせてください、と言う住宅営業で仕事を受注できる時代は終わった言ってもよいと思います。地域に密着した工務店が、真心を込めながら高性能住宅を建主さんの幸せを包み込む空間である事を念じながらつくり上げ、そして生涯に渡ってメンテナンスで関わって行くための思想と覚悟が求められます。

写真は今日28に、ファース・グループのトップ工務店である鳥取県倉吉市のホームズさんの玄関前で撮りました。
私の向かって左隣が社長の牧井一夫さんと常務でご子息の牧井健一さん、私の右隣が取締部長の神宮雅則さん、前列がコーディネーターの山本美香さんとシュールーム店長の小谷佳織さんです。ホームズさんは毎年、版で押したように10棟づつ確実にファースの家を受注しており、優良工務店として毎年、全国大会で表彰を受賞しております。

この安定した受注手法は、ファースの家以外一切受注せず、徹底したユーザーフォロー体制を築いています。
我々、ファース本部が指導するメンテナンスは最大の営業行為である事を実践しておられます。当然、専任の営業マンは一人も存在いたしません。
会社をあげ組織ぐるみでユーザーを大切にする体制を整えております。

ファースの家は住んでから建主さんに満足して戴く性能を確立しており、施工工務店のメンテナンスフォローさえ適切に行なえば、そのユーザーさんが家づくりを計画している、親戚、友人、知り合い方々に声をかけて戴けます。
ホームズさんはその極意を完全にマスターして実践しており、ファース・グループの模範となっておられます。

工務店経営は、そこに経営者、スタッフ、協力業者さんの笑顔と、建主さんの笑顔とが重なって存在する事が必要です。
このホームズさんの方々の笑顔をご覧ください。
ファースの家
下のコメント欄にご意見、ご感想などをお寄せください。

格差社会をどう思うか…北斗市~東京~鳥取~倉吉

2006年09月27日 21時16分17秒 | Weblog
小泉政権で残したものは格差社会だ!…野党の皆さんが口を揃えますが、私のように全国を飛び回るものにとっても都市部と地方の地域格差が拡大した事を実感いたします。
この地域格差をどのように捉えるかだと思われます。私は全国の街の全てが大都市なみの機能を持つことが決して良い事だと思えないのです。
発展する都市があって、廃れる田舎があり、発展する都市では過酷な生存競争が繰り広げられます。その競争に加わりたい人々はいつでも参戦できるのが今の日本の社会です。

のんびりと、ゆったりと過ぎ行く時間を過ごしたい人達も多くおります。
都市に住んでいればこのような人々も否応無しに競争に巻き込まれます。
戦列から逸脱し、田舎暮らしを決め込むのも人生選択のひとつでしょう。
地域格差の無い社会はつまらい社会ではないかとも思われますが…

所得格差が拡大しています。金持ちと貧乏人の格差が益々大きくなっているのは事実です。
金持ちだけの所に次々とお金が集り、金持ちだけが一人勝ちするような社会構造を変えなければなりません。この事は昔から指摘されながら改善出来ないのは資本主義国家の宿命的な泣き所なのでしょう。
昨日、就任した安倍新総理は「ひたいに汗して頑張った人が報われる社会にする」と言う発言をいたしました。つまり、普通の人の10倍も頑張って、その成果を上げたら10倍の報酬を得られると言う事でしょう。つまり、格差が広がると言う事にほかなりません。
頑張っても、頑張らなくとも平等な報酬を得られる事が公平とは言えないのです。
頑張った分、多く報酬を得ることが公平だと言うなら、どんな場合も格差がつきもの…

家づくりも一生懸命に頑張った証として、その対価に見合う住宅を得る事が可能です。
ただより高いものはない、安物買いの銭失い、などと言いますが、家づくりにおいては無知より怖いものががないと私は思います。ネームバリュームだけで中身の伴わない高い住宅を買う人がまだまだ多いのです。一生一代の家づくりは、売る側、作る側より、実際に住んでいる側の意見を出来るだけ多く収集する事だと思われます。

写真は今日27日水曜日、東京事務所で仕事をし鳥取に移動する際に立ち寄った、ビール飲み放題の羽田空港、高級VIPラウンジです。スーパーシートの乗客が利用できますが、これってとても大きな格差です。でも誰もが頑張ればVIPラウンジとスパーシートを利用出来るのですが…希望の持てる社会って実は格差社会なのかもね…
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
このブログをご覧の方々は、下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

家の寿命は何年かを今一度、検証を…北斗市

2006年09月26日 18時29分23秒 | Weblog
日本の家屋の平均寿命は30年…建設白書に記載されています。
然るに30年で家屋が朽ち果てるのか…そんなはずなどありません。
30年で叩き潰しているのが現実です。特に住宅は住む人が30年以上もその空間に住み続けると言う意欲を逸してしまうのが要因です。その理由は多くの課題を含んでおります。

昔の日本家屋は、障子や襖で仕切られており、時々のライフスタイルに応じて様々な使い勝手が出来ました。人が集ったときは襖を開け放し大広間として使用しました。
細かく仕切って寝室や個室としても使用できます。大きな空間を自在にレイアウトの出来るように創られておりました。現在において時代背景も昔のように大きな空間を創れなくなった事も要因の一つです。
地価が高くて大きな空間が創れなかったら限られた空間を時代ごと、ライフスタイルの変更に伴い改築が出来るような工夫が必要です。日本の家屋は柱を建て込む軸組み工法で建築されてきました。これは増改築が容易に出来るように考えられております、間仕切りなどの付け替えでその時々の生活様式に順応出来る基本が出来ておりました。

それでも30年で家を粗大ゴミにしてしまうのは、創りっぱなし、売りっぱなしの住宅産業の乱暴な商法が問題だと思われます。家を売る会社は日本以外に存在しません。家を売ると言う事は完成させてお金を戴いた時点で家づくりを終了させる必要があるからです。
家を販売して成立するビジネスモデルを創るとなると手離れの良い方法が用いられます。
そのために工場生産方式により、パネルを造って現場に持ち込み一気に建て込む方法が量産住宅の主流をしめています。このような住宅は改築に順応が出来難い工法が多いのです。

売る人…造る人…メンテする人を、それぞれ意識的に変更させているハウスメーカーがあります。しがらみを断ち切ると手法としか言いようが無いようにも思われます。
家は竣工して建主が住んだ時点から本当の家づくりの始まりなのです。家は創り上げ、育て上げるものなのです。そのために家は断じて売るものでありません。
家づくりを、建主さん、協力業者さん、資材メーカーさんなど関わる方々としっかりチームワークを組み、創り育て上げるのが地域密着の工務店であると確信します。

写真はタローが息を引き取った彼の小屋ですが、いつの間にか花が手向けられ、彼の好物の供物が置かれておりました。彼は8年半の寿命でしたが幸福な一生だったと思われます。ことごとく人に優しい犬でした。人を愛し、人に愛されて逝ったタロー…彼の寿命は全うだったと言い聞かせているのですが…
今日はタローの想いを断ち切るかのように裁判所での調停業務などに奔走を…
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

鮮やかなタローの一生…北斗市

2006年09月25日 16時35分28秒 | Weblog
8年前今日のように晴れ渡った朝にタローは突然、ファース本部の前に現れました。
ブルーの立派な首輪をつけた凛々しい犬で瞳がとても穏やかで優しそうな犬でした。
隣の上磯中学校に登校する生徒について来て、夕方には帰るのだろうと思っておりました。
とても人懐こいので、スタッフもおやつをあげたりしておりましたが、やはり、夕方には姿がなくなり家に帰ったのだと思っておりました。

1週間が経ったとき、突然、保健所から電話があり「お宅の犬を預かっている」と言う内容でしたので事の経緯をお話し致しました。ところが飼い主が見つからないと言う事は期限を過ぎれば処分する事になるとの事でした。私の出張時でしたが家内の副社長とスタッフが相談して引取りを決断し、我が家、我が社の愛犬となりました。
引き取った犬はタローと名付け、自宅と会社の間100mにワイヤーロープを張って、朝と夜は自宅で、昼は会社を行き来して過ごし、社員からも家族からも愛されて来ました。

郵便配達の皆さん、宅急便の方々などは、大きな犬がとても苦手だそうですが、タローは彼らの人気者で郵便配達のオジサンが頭を撫ぜて話し込んでいる姿が多くありました。
タローは我が社、我が家だけでなく地域の方々、仕事で来る方々からも愛され慕われ、犬嫌いの人からも好かれていたようです。

先週23日土曜日、東京出張から戻り、久々にタローと一緒に散歩に出かけました。
普段は難なく飛び越える堀を越えられないので体調が芳しくなさそうでした。
昨日24日は家内と一緒に散歩に出かけましたが、元気がないので直ぐ近くの動物病院に行きましたが土日と休診日なので、今日の月曜日に診察してもらうつもりでおりました。

昨夜、寝る前に「おやすみ」を言いに行った時は下から見上げて何か言いたげな表情でした。
今朝、病院に連れて行こうと表に出たらタローの姿が見えません。
彼は雨の時しか自分の小屋に入らないのですが、その自分の小屋の中で眠っているようでした。

タロー? タロー!…タ、タロー!!!!!
眠るように息を引き取っていました。

こんなに天気が良いのに小屋に入るなんて…自分の死に姿を見られたくなかったのでしょう。
少なくとも苦しんだあとがないのが救いで、とても穏やかな死に顔でした。
急性腹水炎…手の施しようもありませんでした。

写真は一昨日23日土曜日、亡くなる一日半前のタローですが散歩の後に撮りました。
確かにいつもの元気がありませんが…一日半後に亡くなる等とは…


彼、愛犬タローは何処からか突然に現れて、私達に夢、希望、元気、そして大きな安らぎを与えてくれ、そして今日また突然、我々の前から姿を消しました。
今日、家族とファース本部、本社社員の全員に見送られて違う世界に旅立ってゆきました。
ありがとう…タロー…そしてタローを愛してくれた皆さん、ありがとう…

逞しい大きな身体に似合わない、常に優しい表情と怒る事の知らない彼の姿…
同種の犬よりも人が好きで、人を愛し、そして多くの人々に愛されて…
我々もタローのような鮮やかな一生を送りたいものです。

ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

提燈(ちょうちん)と照明器具…東京~函館~北斗市

2006年09月23日 17時47分14秒 | Weblog
照明器具には様々な種類があります。一般的な照明機器は電気によって灯りを燈しますが、電灯が燈される以前は、行燈(あんどん)言う機器が一般的な照明機器でした。
これは油に布を束ねた芯を浸して、毛細管現象で登ってきた油が燃えて灯りとなっていました。洋式では同じく油を燃やしたガラスランプがあります。
昔、懐中電灯の替わりに堤燈(ちょうちん)を使用しましたが、時代劇に出てくる「ごうようだ!ごうようだ!」の、岡っ引きと言われた人々が持つ堤燈にもこの油が使用されていました。
ローソクは灯りと言うより、神事や仏事、誕生日パーティーのような一時的な催しなどに利用されたようです。

現在の電気による照明器具にも、白熱球と呼ばれる電灯や蛍光灯があります。電灯は電圧を上げ下げて照度を調節する事が出来ますが、蛍光灯は器具の特性から電圧での照度調整が出来ません。照明器具は、発する熱量分だけ室温を上げてしまいます。
例えば60Wの電灯を室内に10個点灯しますと600Wの熱を出します。この熱は、冬の場合、暖房貢献致しますが、多くが天井付近に留まるため、放出熱量分の暖房貢献はしないものです。冷房においては、この分、確実にエアコンの電気使用量が増える事になります。

同じ消費電力でも白熱球と蛍光灯では、照度(ルクス)が異なり蛍光灯の方が明るいのです。これは多くが熱量で電力消費する白熱球に対して、蛍光灯は照度に電力を多く消費する特性があるからです。機器の価格は蛍光灯が白熱球の約4倍しますが、ランニングコストで充分に採算がとれます。蛍光灯の青白い色を嫌がる方がおられますが現在は、暖色蛍光灯も多く販売されるようになりました。提燈は火を燃やしてのその放す光を灯りに利用しますが、そのとき、確実に熱を発しています。蛍光灯はエネルギーを出来るだけ熱でなく灯りに向けるように出来ているのでしょう。

60Wの電灯を一個、24時間、30日間、付けっ放しにしますと60×24×30÷1,000(kw変換)×20円(電気料金)=864円の電気料金がかかります。更にこの分を冷房負荷も大きくなっているのです。ちなみ同じ照度の蛍光灯では、その照度に消費する電気料金が約280円程度に軽減されます。照明器具を採用する際には、やはりこの省エネを意識しましょう。
写真は今日、23日午後の羽田空港、ビジネスラウンジの天井についているダウンライトです。一見、60wの白熱球のようにも見えますが10wの白熱球タイプの蛍光灯でした。

さて、今日は祭日です。東京から北斗市に戻り、早々に仕事を終えて休養に…
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
また下記のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

陽はまた昇る…北斗市~函館~東京

2006年09月22日 21時06分40秒 | Weblog
体調のすこぶる良い時は何を行なっても建設的な結果が出て来る時があります。
仕事面においても遣る事為す事が順調に進むときがあります。
このような時は、対人関係や家族関係などもわだかまりが解け好調になるものです。
工務店経営はこの上向き調子の時に、受注状況や施工状況も順調となるものです。
ところがこのように全てが好転しているときは、ついつい本当の自分の実力や置かれている立場を忘れがちになるものです。

逆に一旦、調子が下降線を辿ったときは、遣る事が裏目裏目に出て来るときがあります。
世の中は、多くの方々との連携で成り立っており、行動、言語の結果が裏目に出たときに普段の人間関係に亀裂を生じさせ、人に対する不信感が増幅して来る場合があります。
このようなときは、必然的に体調を崩し仕事面においても次々と思わしくない事象だけが現れてくるものです。このような状態は誰もが必ず経験することなのでしょう。

好調の後にはスランプが必ずつきものだと思って過ごすべきでしょう。
このスランプを出来るだけ早急に抜け出すには、日頃の行動が大きな要素となるもです。
普段、常に関わる人々に対して、気遣いや心遣いと優しさを持って接している場合は、このスランプが早く通り過ぎてゆくものです。人に対する、優しさ、気遣いは、好調なときにこそ自然の振る舞いとして出来るようにすべきなのでしょう。

体調にも会社経営にも、社会環境にもバイオリズムがあると言われております。
経営の好調な企業が一転して経営不振に怠る事態を何回も見ています。その理由は様々でしょうが、良いときばかりが永遠に継続することなど有り得ません。不振のときにこそ、自分の経営手法や自分の普段の行いを自らが問い、その反省に立った新たな行動が求められるのだと思われます。体調や経営が不振なときは楽しみがいっぱい…不振の次は躍進があるからです。

写真は今日22日、東京のホテルの窓から撮った暮れ行く都会の風景です。
夕闇が静かに都会の街を包み込んでまいります。この沈んだ太陽は、明日また必ず昇ってくるのです。
今日は、北海道から東京に移動して弊社と関連メーカーの経営者さんと業務面での意見交換を行ないました。
停滞気味の部署を活性化させるための意見交換です。ともに一流企業の経営者さん達ですが、其々が自らの現況を把握しており本当に建設的な意見交換が出来ました。東京の一流企業の経営者はさすがだね…
今日の北海道は気温7℃に冷え込んだところがあるのですが、東京の都内は汗ばむ残暑が…
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。このブログをご覧の方々は、下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

謙虚さは大きな自信の裏返し…北斗市

2006年09月21日 18時56分25秒 | Weblog
自民党新総裁に安倍普三氏が就任し来週にも総理大臣となりますが彼は最高権力者になった時、どのような姿勢で政治にのぞむかに関心があります。小泉総理が常に支持率を高くキープ出来たのは、秘かに世論調査を行なっていたと言う事が話題になっておりますが、政治家なら当然の行動と思われます。
世論動向だけに拘束された政策に終始されるのは困りものですが、世論を見据えた上で将来的に必要な政策を実践するのも政治家の選択肢になるのでしょう。

小泉総理が高支持率を維持できたのは、解り易いフレーズのトークと揺るがない信念、それに偉ぶった態度を取らない姿勢が世論の賛同を得たのが大きな理由だと思われます。
私は小泉総理の行なった政策には不満が多いのですが彼の姿勢を大いに評価してきました。

とかく自信のない経営者は、肩をはり、胸を反らしがちになるものですが、この偉ぶった態度こそが自信の無さの表われとも言えます。
特に工務店経営者には、この偉ぶった態度の方が多く見受けられますが、工務店経営ほど多くの方々に支えられている現実を忘れているからでしょう。
協力業者さんやメーカーさんに対し、自分のシモベのような態度をとる経営者がおります。

建主さんにだけ頭を下げてさえしていれば、それ以外の方々に対して「仕事をやる」「金を払ってやる」と言う相手先であるとの観念が強いからでしょう。
協力業者さんから納材して戴いたり、仕事をして戴いているからこそ、建主さんからお金が貰え、自分の生活も成り立っているのです。それでは建主さんが一番かと言うとそうではありません。建主さんから戴いた代金に見合う対価の住宅を提供しているのです。つまり、家づくりに関わる人達は、全てが等しくその利益を分かち合っていなければなりません。

写真は会社の前の田圃にタワワに実った稲穂ですが、今日9月21日、秋の陽射しを受けてパンパンと身をつけた稲の穂が重たそうに頭をさげておりました。
「実るほど 頭を下げる 稲穂かな」 中身の伴った人ほど頭が低いのです。

今日は三協立山の本社から常務さんで建材事業本部長の高島省一さんが石田建材部長さんと一緒に、この北斗市のファース本部を訪問して戴きました。東証一部上場の常務さんですがとても謙虚で低姿勢ですが、その姿勢には大きな自信が漲っているのが解ります。高島常務さんには「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」の弊社とファース・グループの基本理念の意味をご理解戴きました。

今日は日本列島の殆どが気持ちの良い秋晴れになったようです。
高島さん、石田さん達、ジェントルマンと懇談し、心も秋晴れになりました。
明日も秋晴れが続くかな…

ファースの家内容を更新しておりますのでご覧下さい。また、下記のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。


和室の部材と歴史…北斗市

2006年09月20日 19時06分03秒 | Weblog
床の間の内側に立つ柱を床柱を言います。この柱は大黒柱のように家に架かる加重を支えるのではなく家宝を飾る床の間に相応しく美しさを強調し、その上に付く落垣(おとしがき)と呼ばれる材料を支えます。
家宝を飾る床の間は少し高くなっているものが多いのですが、この縁に付く材料を床縁(とこぶち)と呼ばれます。

和室への出入りや押入れの下部に敷居(しきい)があり、溝が彫ってあり建具が開閉されます。その建具を上部で受けるのが鴨居と言われる材料です。
畳の周りにの材料を畳縁(たたみぶち)と言い、天井材を受ける壁との突合せ部分に取り付ける材料を天井台輪(てんじょうだいわ)と呼ばれております。

本式の和室の鴨居に長押(なげし)言う板が付いています。鴨居と重なって15センチくらいの板なのですが、本式和室には必ず取り付けられます。位の高い人が使用する和室に用いられたと言われる事から、長押のある和室は本格的な和室と言われるようになりました。
しかし、この長押も付け長押と言われるものと、本長押と言われる二種類があります。

一見では判別できませんが、柱の上から見えないような細い釘で押さえ込んだものを付け長押と言います。本長押は、鴨居の上に長押の裏側を斜めに削いで、その斜めの部分を更に欠き込んで、その部分に上から釘で鴨居に直接落ち込みます。表面から見れば全く変わりませんが、長押の上部が細くなっているので、本長押であることが触って確認できます。
この和室の一つ一つにに武家屋敷の茶室の慣わしなどが定着したと言われるものや、平安時代に遡るような歴史と文化が凝縮されているのだと思われます。

写真は先週、訪れた中越地震の震源地、川口町の小宮山建築事務所さんが施工したファースの家で本長押のついた本物の和室を撮りました。
床柱に鴨居と本長押が取り付き、天井台輪などの細工の難しさを垣間見る事が出来ると思われます。0.1ミリの手先の細やかな作業でこの本核的な和室が出来上がります。
このファースの家の価格が大量生産のハウスメーカーと同じ価格です。

今日は久々に社内業務を行い、断熱材の組成研究や特許案件の検索などを行ないました。
台風一過…秋晴れでしたが肌寒さを覚える北斗市です。北海道で感ずるこの時期の肌寒さには一抹の寂しさが重なります。本州はいまだに残暑が続いていると言うのに…

ファースの家内容を更新しておりますのでご覧下さい。また、下記のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

工務店の経営効率を考える…網走~女満別~函館~北斗市

2006年09月19日 22時31分01秒 | Weblog
社員6名(他に社長と奥さん)で年間20棟の戸建住宅を受注する工務店があります。
1戸の平均単価が1200万円ですがリフォームなども含め、年商2億7千万円です。
一方、社員2名(他に社長と奥さん)年間6棟のファースの家を受注する工務店があります。一戸の平均単価が3200万円でリフォームを含め同じ、年商2億7000万円です。
このどちらの工務店の経営効率が高いかは一目瞭然です。

前者の工務店は役員報酬も含む給与が4000万円、販売管理費2000万円、営業費2000万円で経費合計8000万円の合計となります。2億7000万円の売り上げで30%の粗利益を上げたとしても8100万円ですからギリギリなので償却や債務返済が出来ません。
一方、ファースの家を6棟受注する工務店は給与が3000万円、販売管理費1000万円、営業費1000万円の経費合計5000万円です。同じ粗利益の場合8100万円の経費でも2900万円の経常利益が見込まれます。

地域に密着した工務店の経営環境は、小さな市場の中でハウスメーカー、安売り工務店や安売りFCなどと戦って、多くの棟数を受注しながら安定経営を行なうには極めて困難です。
地域密着工務店は、逃げも隠れも出来ない宿命を活かさなければなりません。
数を売って生計を立てる住宅会社には絶対に真似の出来ない、販売単価が大手ハウスメーカー並みの高額単価で高性能住宅を受注し、竣工させてから育てる経営が向いています。

冬は何処へ行っても暖かい、夏も床、壁、天井からのマイルドな輻射冷房が出来、カビが生えない、光熱費が安い、地震に安心、寿命が長いなどの高性能住宅を大手ハウスメーカー並みの価格で提供するのです。そして竣工してからが本当の家づくり…生涯メンテの始まりです。お客様が施工工務店の営業マンになってくれるのです。

どんなに掲げた理念が素晴らしくとも、志しを大きくもっても、顧客に訴えるキャッチコピーが説得力があっても…本当に住んだ建主さんが幸せになっておりますか…
高性能の住宅を大手ハウスメーカーと同じ価格で建てられる…お客様が営業マンとなり経費削減を促進させた分、お客様のメンテナンスフォローの財源となり、その信頼関係が益々と深まって参ります。

今日はオホーツク・ファース会長の山内建設社長が能取湖を見せてくれました。
写真はこの時期にだけ真っ赤に咲く「サンゴ草」の前で山内社長さんです。
海水と淡水の交じり合った湖水にサンゴ礁と同じような形になって一面に咲き誇ります。山内社長さんの工務店経営も建築されたOBユーザーさんの支持が大きな原動力となっております。

強風の吹く一日でしたが、18人乗りの飛行機で網走から函館に戻りました。空の上はスイスイと快適フライトでしたが…
 ファースの家内容を更新しておりますのでご覧下さい。下のコメント欄に是非、ご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

工務店数と年間着工数…札幌~女満別~網走

2006年09月18日 22時13分57秒 | Weblog
ある総合シンクタンクの調査方向によりますと、現在、日本国内に約50万社を超える数の工務店が存在しております。その工務店数に対して昨年一年間で建築された戸建住宅の数が38万棟ていどと言われています。年間2万棟受注の大手ハウスメーカーや、100棟前後のスーパービルダーなどもそのうちの1社です。すると一般の地域密着型の工務店が1棟受注出来る確率は10年間に1棟あるかなしと言う事になります。
それでも工務店経営が成立していると言う事は、ハウスメーカーやスパービルダーの下請け、孫請けとして甘んじているからです。

このブログで何回もご紹介して来ましたが、家は売るものでなく、竣工させて生涯に渡り育て続けて行くものなのです。しかし、実際に家を育てる役割りを果たす、地域密着の工務店は、圧倒的に下請け、孫請けになりざるを得ない現状で、竣工して育てるなどと言う発想は空論にしかなりません。下請け、孫請けでなく彼らが元請けで同じ金額で受注したら、どれだけ家づくりの中身を充実させられるかは、請負金額を聞けば一目瞭然です。

確かに平素を下請け、孫請けに甘んじているため、様々な情報に疎い工務店が多いのも実状です。顧客好みの外観企画能力、間取りや内装の提案能力、性能表示、瑕疵担保責任、完成保障など、ハウスメーカーと対比すると不安な点が多くあります。しかし、このような下請け、孫請けから脱皮して、立派に地域密着の工務店経営を成り立たせている工務店も多くあります。

ファース加盟工務店もそのようなプロセスを辿ったところが多くありますが何と言っても、逃げも隠れも出来ない状況にある、地域密着工務店経営者は、その宿命を存分にメリットとして活用出来ます。一般の方々が不安視していた事さえ解決出来れば、明らかに地域工務店で家を建て、その家を生涯メンテナンスで育て続けて行くと言う、本来の家づくりが可能となります。

私達、ファース・グループは、家が完成してから満足できる総合的な性能を確立させ、性能表示の実施を徹底指導、地盤保証制度、完成保証制度、瑕疵担保保険、優遇火災保険制度などを充実させております。
住む人と生涯のお付き合いを可能するためには、実際に住んでいる人々の圧倒的な支持が必要です。売り手側の声を聞くより、住む人の声を聞き感動できる住まい空間を研究して戴きたいものです。

今日は道東の網走に来てオホーツクFAS会主催の住まいセミナーで講演を行い、上記の内容のお話をさせて戴きました。
写真は女満別空港からイベント会場に向かう途中、迎えたくれた女満別のファース工務店、雅楽代建設の雅楽代(うたしろ)憲男社長と「感動の途(みち)」で撮りました。見渡す限り360度が写真のような緑の丘陵が続き、北の大地でなければ見れない光景で、まさに「感動の途」と言えるでしょう。
家づくりも建主さんと一緒に感動の途を辿りたいものです。

ファースの家内容を更新しております。また、下のコメント欄に是非、ご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。


一人の人に万人の背景が…広島~札幌

2006年09月17日 20時52分29秒 | Weblog
写真は今日17日日曜日、広島空港搭乗口ですが実に大勢の人々が行き交っています。
ダブルのスーツを着込んだ大会社の重役風の紳士、同じ年代で折り目が消えたズボンと膨らんだポケットのジャケットを着たオジサン、ビジネスケースを持って颯爽と過ぎ去るビジネスマン、荷物を持った子供連れの若いお母さん、シロヌリ化粧に真っ赤な口紅で大口を開けて喋っているオバサン…このような人達、一人ひとりに様々な生活環境がある…

仕上がりの良いスーツの重役紳士も一夕一朝で現在の地位についたのではないと思われます。様々な茨の道を歩みながら来たのでしょうか。所得水準の高い人ほど味方より敵の方が多いと言います。膨らみジャケットのオジサンは、出かける夫の風采を気にも留めない妻と、父親のパンツを箸でつまむ娘がいるのではないか…颯爽と闊歩するビジネスマンも営業成果を競うライバルと惚れた女を争奪するライバルが居るのかも知れません。
子連れの女性は持った荷物の大きさに気軽な小旅行と思えない重い雰囲気を感じます。

この人達一人ひとりに過去があり、現在があり、関わる方々がいます。この人達を尊敬し慕う人も居るのでしょう。この人達を誰よりも愛し慈しむ人も居るでしょう。この人達を恨みそして憎む人も居るでしょう。誰にもが母が居て父が居て祖母が居て祖父が居て、或いは兄弟、親戚が居るのでしょう。更に仕事で関わる人達、学校関係で知り合う人達、近所付き合いで関わる人達が居て、そこから友人が出来て、親友と言われる人がいて…
たった独りの人に何と多くの方々が関わっているのでしょうか。

今、隣にいる全く知らない人が、この先、自分の命の恩人になり得る事もあるのです。
自分本位の生き方をしてばかりしていると、今まで唯一の親友だと思っていた人が、いつしか最大の敵になる事だって在り得ます。私達が生きてゆくためには多くの方々と何時、何処かで、何らかの形で遭遇する事だってあるのです。

自分自身の辛さは関わる人々の辛さ…感激もまた関わる人々の感激でも…生き抜くことの厳しい社会だけど、自分だけでなく大勢の人々もみんな自分と一緒なのでしょう。
この人間社会のドラマチックな展開があるからこそ、人生って面白い…
家づくりは、この人生ドラマのメイン・ステージです。

鬱陶しい天気だった広島からスキット爽やか北海道札幌にやって来ました。
とうもろこしが美味しい…
ファースの家弊社のホームページです。
下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

エアコンは10度の熱を運ぶ…北斗市~函館~東京~福山~広島

2006年09月16日 21時30分56秒 | Weblog
室内気温が40度の時にエアコンを稼動させますと、40度の室温を吸い込んで10度低い30度の空気を室内に放出します。このまま室内気温が40度に推移していたら、噴出し空気も30度のままで冷房となりません。出来るだけ噴出し気温の30度に早くするため、日射熱を入らなくするとか、断熱材を厚くするなどの対応が必要です。
30度の室温になると噴出し空気が20度なり冷房空間となるからです。この室内から拾った10度の熱を室外機を通じて外部に放出します。したがって室外機は吸い込んだ外気を10度ほど高くして30度の外気温の時は40度の噴出し空気が出てくると言う事になります。

この原理原則でエアコンの配置だとか取り付け環境を構成すべきです。
例えば、室内機は表面から吸い込んで下方に噴出しますが、噴出し付近に棚などがあった場合、その障害物に冷えた噴出し空気が当たって跳ね返り、直ぐに表面の吸い込み部分から入り込みます。すると室内機は室温が下がったと判断して稼働率を下げるようになります。室内全体が冷えたのではなく棚の上だけが冷えたと言う事なのです。室内全体に空気が行き渡るように工夫すべきでしょう。

室外機も外気温を大量に吸い込んで、室内で拾った熱を外気に放出しようとします。この時、室外機の背面が外壁に近かったりすれば、充分に外気を吸い込めなくなります。
また、噴出した10度ほど高い熱をこれも早く外気に放出させるには、室外機の前に障害物などがあれば効率が低くなります。狭いベランダの中に置かれている様な室外機を見かけますが相当に効率が低くなっています。

暖房も同じ事で、外気温から10度の熱を拾って室内に運びます。外気が0度の時は冷媒ガスの温度が-10度になるように設定されております。この10度を室内気温に加熱する役目を果たすのがエアコンです。また、エアコンは自己防衛機能が完全装備されているため、吹き出し口付近に障害物あったりすれば、保持機能が働き稼動を自動停止させる場合があります。この時に操作ボタンをアチコチ押したりすれば、保持機能が働き一切、稼動しなくなる場合があり、これが長時間停止すると再稼動に更に時間がかかる事もあります。機械の中のガスやオイルが所定の位置に戻るまで時間を要するからです。

今日は秋晴れの爽やかな北海道北斗市から小雨がパラツキ、まだまだ蒸し暑くエアコンの必要な広島県福山市を訪れ、ファース工務店、長和株式会社のファース工法の工事現場で長和さんの社員の皆さんにエアコンの実務を勉強して戴きました。
写真は前列私の隣から、お客様担当の日野美奈子さん、真ん中が長和㈱社長、開原義宣さん、技術の名越弘和さん、私の後ろが設計担当の小森山誠さん、企画担当の荻原健二さん、そして助っ人に来てくれた販売代理店、三洋建材の正木広宣さんです。
ファースの家
内容を更新しておりますのでご覧下さい。
下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。

内助の功…北斗市

2006年09月15日 18時42分09秒 | Weblog
私達のような地域密着の小規模工務店経営は何と言っても、妻の役割が極めて大きくなります。
財布を預かる財務の仕事を行なっている奥さんの居る所が工務店を上手に経営している確率が高いと言う現実もあります。NHKの日曜ドラマ「功名が辻」では、山内一豊の妻が、その賢明な活躍で夫を偉大な大名に仕上げて行きます。
工務店経営も社長は前面に出て演ずる役回りですが、その舞台装置を創り上げるのが妻の役割りと言う事になると思われます。我々は工務店経営者は設えられたステージで演ずるだけなのかも知れません。

写真は以前家づくりはアートなのかでご紹介した「翔ぶ」と言う絵画です。
展示会が終了して私の執務室に納まりましたが、私のために何ヶ月もの時間を費やして描いてくれた絵画です。
写真の向かって右側が前上磯教育長の田中則夫さん、そして隣が絵画の作者で奥さんの田中恵美子さんです。

私は娘の通う上磯中学校のPTA会長を努めた時があり田中さんがその時の校長先生でした。上磯中学校は現在でもそうですが管内有数のモデル校で生徒の品格、学力、体力などが常に注目される学校です。田中校長が赴任された時期には、そのプレッシャーなどで問題の多い生徒がけっこう多くおりました。
新校舎落成祝賀会に全員生徒の参加が危ぶまれる状況でしたが、田中校長は小さな身体で生徒の中に溶け込み、先生と生徒の信頼を得て立派にイベントを成功させたのです。

ところがその無理がたたり翌年、大病に侵され、一時は再起不能とまで言われたものでした。しかし、その逆境を乗り越える力を授けたのが奥さまの恵美子さんです。寝食を忘れて看病をし、数ヶ月で10kgも痩せながらご主人の身の回りの世話に奔走しました。
恵美子さんの内助の功で見事に病気を克服した田中さんは、その後、上磯町の教育長に赴任され地域教育に大きな貢献をされました。まさに内助の功なしではこの偉業を生し得なかったと思われます。

田中恵美子さんは、ご主人が立派な仕事の出来たのも、我々のような周りの人々の支えによるものだと言う思いから、この絵画を描いてくれたのです。
「翔ぶ」は、混乱した住宅業界を光り輝く業界にするために、力強く翔び上がって行く姿を我々ファース・グループに重ね合わせたと言います。田中さんご夫妻の期待に添えるよう、ファース・グループ全社で大いに飛躍して参りましょう。
絵画に描かれた白鳥のように…見ていると本当に勇気が湧き出てきます。
私の執務室にありますので来社し、この絵画から勇気と希望を得て下さい。

今日はスカッと晴れ上がった本当に爽やかな北斗市でしたが明日は広島です。
 ファースの家内容を更新しておりますのでご覧下さい。
このブログをご覧の方々は、下のコメント欄にご意見、ご提言、ご感想などをお寄せください。