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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地域密着工務店のあるべき姿…東京新橋~東京羽田~函館~北斗市

2007年12月20日 19時45分38秒 | Weblog
小さな市場である地方であっても、ひしめくように多くの工務店が存在します。
人口の少ない地域では、工務店の存在そのもがとても目立つもので、工務店経営者が知らない事でもその地域の住民は何でもよく知っているものです。
その工務店の情報が、良い事も、悪い事も…特に悪い情報は、良い情報よりも広がる速度が速いのです。

地域密着型の工務店の建築する住宅には、先ず、耐震性、高耐久、省エネ性、健康性、快適性などの性能が担保されている事が先決で、次に建築する住宅に、情緒性などのゆとりや余裕、遊び心、ふくよかさ、住む人の個性や造り手の拘りが包含されている事です。

そして次に、経営者の姿勢が問われます。経営者が常に勉強熱心で人様の話をよく聞いて上げられるか。約束を守り、真面目で、誠実で、謙虚であるか。社屋や工事現場が綺麗で清潔で整理整頓が為されているか。工事に携わる社員も、協力業者も明るくて、元気で、礼儀礼節を重んじているか。
また、地域工務店の経営者の奥さまも地域の方々に慕われる人柄であるともっと良い…

このような事項が、経営者の思想で自然に実践されている工務店は、必然的に地域のブランド工務店になっている事でしょう。私も含め、このような事項は、解っていながらも、必ずしも完全に実践されていない工務店が多いのです。
上記のような項目は、各工務店ごとに、出来るところからはじめて行くようにすると良いと思います。

写真は一昨日の夜に訪問した、知床半島の付け根付近に位置する、斜里町のファース工務店の丹羽設計企画さんが経営するGreens café(グリーズ・カフィ)を訪問して撮りました。右から㈱丹羽設計企画の社長でこの店のオーナーである丹羽豊文さん、私の隣がスタッフの八木悠香さん、そしてこの店の店長で、丹羽社長の奥様である丹羽麻美さんです。

丹羽設計企画の社長夫妻は、工務店事務所の応接室を兼ねたサロンとして、このGreens café(グリーズ・カフィ)を今年の6月に開設しましたが、ランチを出すこのカフィもとても繁盛していました。丹羽さんは、社長の拘り、奥さまの気配りが行き届き、そして几帳面に現場を担う技術者の方、実質3名で切り盛りしており、この小さな市場の殆どの建築の仕事を受注しており、完全に地域工務店としてのブランドを確立しています。

丹羽社長さん、奥さんの麻美さんも、気取らず、驕らず、常に謙虚で、工務店としての在るべき姿をこの日本列島の最東端、知床の斜里町で見た感じが致します。
知床、斜里町に来て丹羽さんの取り組み姿勢がとても勉強になります。

昨日は東京電力さん、今日は午前、東京新橋で保障会社さん(後日ご紹介します)を訪問後、北海道に戻り夕方から学校評議会に参加して帰社したところです。
明日は早朝の列車で北東北に移動して今年、最後の出張業務を…
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