毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

誰にも避け切れない災難がある…北斗市

2007年12月15日 16時46分41秒 | Weblog
佐世保市スポーツクラブでの猟銃乱射事件は、世間に大きな衝撃を与えました。
普段、銃乱射事件などとは全く無縁なスポーツクラブのスタッフとプールで水泳レッスンを受けていた子供達や見学者に向け、いきなり銃を乱射するなど想像を絶する惨劇です。
お気の毒に亡くなられたお二人の方のご冥福をお祈りいたします。

このような事件が勃発すると、社会が無機質になったせいだとか、施設が無防備だったとか言うようなコメントが聞かれます。
事件発生と同時に報道合戦が始まりますが、そこにはキャスターやコメンテーターと言われる人々のコメントが多く入ります。
彼らがテレビに出演をし、コメントを求められると、もっともらしい発言をしなければなりません。
納得させられるコメントもありますが、むしろ全く的を外した発言が多いのです。
特に社会環境が凶悪事件の根源だとする解説にはいささか憤りを覚える事があります。

社会は常に変動しており、そして誰もがその変動に戸惑いながらも順応しようと懸命です。
社会変動に追随出来ない人が事件を起こすと言う論法は、もっともらしく聞こえます。
しかし、顧みれば、いつの時代にも凶悪事件が発生し、その要因の解説が、いつの時代にも同じような社会構造の歪みが生んだ事件だと言う解説がありました。

ひとつひとつの事件に一見、似たような背景はあります。
しかしその本質は、百件百様であり、幾つかの要素が重なり合って事件へと発展させてしまうと言うのが現実なのでしょう。幾つかの要素のうちの、たったひとつの要件が噛み合わなければ事件にはなりません。
決して変動する社会背景のせいなのでは無いのです。
乱射事件のよう災難は、何時でも、何処でも、誰にも、襲いかかる恐れがあるのでしょう。

災難を回避するために自宅から一歩も出ずに居たら、車が家に飛び込んで来て命を落とす人も実際にいるのです。
言い換えれば、絶対的な安全圏など在り得ないのだと言う事です。
つまりは、今、現在をいかに大切に、悔いのない時間を過ごそうかと言う事なのでしょう。

写真は先ほどファース本部本社で撮りました。今日の土曜日はノーネクタイデーですが、二人には外勤があったようで真面目にネクタイをキリリと締めておりました。
向って右が研究開発室の岩山係長、左が同じく彼の部下の藤木です。

社員は、我が子同然、また加盟工務店や加盟販売代理店も社員同然なのです。
関わる多くの人々に、災難の及ばない事を常に念じています。
明日も皆とともに、穏やかで良い日曜日を迎えたいものです。
無風の穏やかな北斗市でしたが、明日は夜までに札幌移動を…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は