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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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真心は国境や言葉の壁を越える…仙台~山形県天童市

2007年12月12日 23時56分36秒 | Weblog
先月の中国北京、大連の訪問後、中国の方々との交流が多くなりました。
日中友好健康住宅推進協会、理事長の山口隆道氏を中心として、北京の建築専門学校の関係者、そして日中関連の輸出入ビジネスを展開している、ビジネスマンとも多くの情報交換が出来るようになりました。
それでもやはり言葉の界壁は大きいものがあります。
私のように英語どころか、日本語もままならないものにとって、中国語のような外国語にはいつも翻弄され回っています。

特に中国の人々と、家づくりの技術的な意見交換、情報交換を行うには、専門語の訳し方が大変に難しくなります。
家の部材の多くは、日本人が勝手に訳して作った日本英語なるものが存在しています。
また断熱材のウレタンフォームやスチレンフォームなどを中国語に訳す方法が判りません。建築業界にはこのような専門用がとても多いのです。

今日は先月、訪問した中国、大連理工大学の唐 建教授が、アシスタントの韓さんを伴って日本の高性能健康住宅の体験視察に訪日いたしました。
現在、建築中のファースの家、施工後のファースの家、床下や天井裏を見れるファースの家が多く存在する場所として山形県天童市の東住宅産業さんを訪問いたしました。

写真はその東住宅産業さんの社屋前で撮りましたが、向って左から常務で社長夫人の白鳥明美さん、社長の白鳥功さん、私の隣が唐 建 教授、アシスタントの韓 佳紋さん、そして課長でファースの家に住んでおられる藤木朗さん(彼のブログはリンクしています)です。
中国の断熱材の使用法、高性能サッシやガラスの使用法は決して劣っていないどころか、日本の標準よりはるかに進んでいるところが多くあります。

それでも唐教授は、ファースの家の必要最小限の換気で吸入した空気を調湿、洗浄して使用する方法や断熱、気密の施工法をとても興味深く、見学体験しておられました。
通訳は、白鳥常務さんがアテンドしてくれた天童商工会議所推薦の大連出身で天童市に嫁がれた小島麗子さんが務めてくれました。
通訳の小島さんは、工学博士で大学教授の建築専門用語に苦労しつつも意思疎通はしっかりと為されました。小島さんの強い意気込みにも感心です。

東住宅産業の社長さん、常務さん、またファースの家のユーザーさんなど、今日お逢い出来た人々のキラキラと輝く瞳に真実が込められており、真心さえあれば、言葉の壁や国境と言う界壁も越えられるのだと実感した一日でした。
明日は午前中に東京移動して東京事務所で業務を…
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