毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

「忙しい」はビジネスマンの禁句です…東京浜松町~羽田空港~函館空港~北斗市

2008年11月06日 19時52分01秒 | Weblog
「忙しい」と言う漢字は「心を亡くす」と書きます。
目標に向って突き進んでいる人からは「忙しい」と言う言葉を発する事がありません。
「忙しい」と言う言葉は、自分の能力の無さを公言しているようなものですから…

「指示待ち社員と」言われる人がいますが、ひとつふたつと仕事が重なりますと、矢継ぎ早に「忙しい、忙しい」の言葉が連発させるものです。
ある企業経営コンサルタントは、就業時間中だけ仕事場に滞在し、時間になると速やかにいなくなるような人が組織の大半をしめると言います。

決められた就業時間で退社する事は、誰も咎められるものでありません。また、他人に迷惑をかけず、自分と家族の生活をしっかりと維持するだけの人生もまた人生です。
指示待ち社員でも、与えられた仕事を効率よくするための工夫を行う人もいます。
組織の中では、このようなスタッフの中から中間管理職へと成長して行くのでしょう。

スタッフから中間管理職になり、忙しそうに走り回っているだけでも、辺りからはその努力や一生懸命さが伝わる場合があります。しかし、駆け回れば駆け回るほど組織に迷惑をかけるものもいます。凡人の中間管理職の多くがこのタイプだと言われます。
毎日を忙しく駆け回っているのですが、それほどの成果が出ていないのです。

成果を生み出す社員は、そのための方向性を見定められて、自分自身の仕事のスキルを向上させる努力を怠っていません。それが自分自身の人格となって形成するのでしょう。
人柄や人格とは、自己中心なっていないか、人の話をしっかりと聞いているかどうか、挨拶や礼儀がしっかり為されているか、笑顔で接しているかどうか、厳しさと優しさのけじめがついているかどうか…

このような自分の本当の姿に気付いた人は。大きく成長し、組織の中でもしだいに尊敬される人材になると言われます。組織の頂点を目指すには人格形成が先なのですよね。
人格者は「忙しい」と言う言葉を一切、発しません。さて自分は、そして貴方はどうでしょうか…

写真は、忙しさの象徴のような東京国際貿易センタービルを撮りました。
弊社、東京事務所の向いで、モノレール乗り場の浜松町駅です。
今日はその東京から北斗市の本社に戻り相談回答を…外は雨になりました。

次回からは新しいサイト に移動したします。
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笑顔を包む包装紙…北斗市~函館空港~羽田空港~東京浜松町~東京大崎

2008年11月05日 21時22分53秒 | Weblog
薄茶色に秋枯れした木立を見ると晩秋から初冬への季節変動を実感します。
今朝の気温3℃でしたがその早朝の北海道の景色は、訪れる冬の厳しさを予感させます。
外の寒さに身体を包んで来たのですがいつも笑顔に接すると気持ちがホットになります。

今日は、東京で3組のメーカーさんと懇談だったのですが本州出張する時、いつもお土産を購入するのが函館空港内の全日空売店です。今日も対応して戴いたのが写真の下城さん(向って左)と竹本さんです。土産を笑顔と一緒に包装して戴きましたが、包んだ笑顔を土産にするのが、何にも素晴らしいお土産になりそうです。

笑顔をつくる事に、お金も労力も必要と致しません。
笑顔をつくる事に、周りの環境に配慮する必要もありません。
笑顔をつくる事で、周りを明るくして、自分自身をハッピーに印象付けする事になります。

人と対面する時、自然と笑顔になる幸せな人もいます。
一方で笑顔をつくれない人も実際にいるのです。
これは、笑顔が人様に与える素晴らしさを実感していないだけの事なのでしょう。
懸命に意識して、努力すると、自然の笑顔はつくれるようになるものです。

込み入った難しい課題を協議し、会議で喧々諤々の論争をしたとしても、最初と最後は笑顔で締めくくる習性を付けたいものです。
今日は弊社の東京事務所で課題解決のための懇談だったのですが、函館空港で包んで戴いた笑顔のお土産を上手に分け合ったような気が致します。

4年前まで無名だったオバマと言う黒人議員がアメリカの大統領となります。
「改革」そして「私達は遣り遂げる」を叫び世界のリーダーとなりました。
時代のチェンジを受け入れたアメリカの人々の溢れる笑顔…この笑顔を財産に…

いつも泊まる東京大崎のホテルですが、都会の夜にも晩秋の気配を感じます。
明日も東京都内で仕事を行い、夕方のフライトで帰社する予定です。

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見えない湿気対策について…北斗市

2008年11月04日 17時59分15秒 | Weblog
冷たいビールをコップに注いでも結露が生じない場合もあります。
この時、空気中の水蒸気が少ない乾燥状態にあるからです。
温熱環境における暖房の快適空間は、気温20℃、湿度50%と言われますが、この快適空間の露点温度が9℃です。つまり9℃以下の部分に結露が生じます。

気温が20℃の時でも湿度が80%になると露点温度が16℃です。したがって寒い時は、窓などの低温部分の殆どに結露が生じます。同じく湿度40%の時は、露点温度が6℃となり、よっぽどの低温部にしか結露が生じません。

室内に洗濯物などを干すと室内湿度が一気に80%程度まで上昇する場合があり、したがって結露は、どんなに立派な窓ガラスや断熱材を用いても、外気温とライフスタイルの状況によって防げない要素が多いと言う事になります。

湿度を高くしたままだと、結露でカビやカビの胞子が発生し居住空間を浮遊し、家のそのものや、住む人に影響を与えます。一方、結露の発生しない乾燥状態を維持し続けますと、静電気が発生してハウスダストを誘発し、そこにウィル菌などが繁殖し易くなります。
このメカニズムを知っていれば、様々な状況に対応出来ると思われます。
窓のカーテンや内障子は室温を遮り窓の低温を促進しますので結露を助長します。

湿度を上げないようにするとか、低温部分をつくらないようにする事が肝心なのです。
一番の問題は、壁の中に露点温度が出来て壁内結露(内部結露とも言う)が発生して断熱材を濡らしたり、腐朽菌を増大させる場合が多くなります。

住む人の健康と、家そのものの健康を考慮した時、家屋内の湿度管理と家の断熱と気密に関する知識と知恵を充分に発揮する必要があります。
多くのハウスメーカーや工務店は、見えない水蒸気対策を考えるより、目に見える外観、内装、キッチンセット、建具などが優先されているのが実状です。

賢明な家づくりは、湿度管理が家全体に設えた思想で為される事であり、どうぞ、本オフシャルサイトで充分な勉強を行なってください。
写真は、先ほど実験ブースで撮った温湿度計ですが、今日、初雪が降った北斗市で、暖房何も入れていないファース空間です。明日は少し暖かい東京へ移動となります。

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住宅価格とクレーム確率は…北斗市

2008年11月03日 16時17分37秒 | Weblog
引っ越して間もなく配管から水漏れがあり建主さんは施工工務店に連絡しました。直ぐに工務店が駆けつけ、専門業者を呼び、その場で改善を行いました。
この状況ではクレーム(苦情)になっておらず、事象報告、事象対応の行動です。

この「状況報告・状況対応」がスムーズに行なわれている限り、建主さんと施工工務店の信頼関係が損なわれる事はありません。この事象報告に対応しても適切な処置でなく、建主さんのストレスを増大させるとクレームへと発展します。工務店側に問題発生時の適切な対応システムが確立していない事が要因です。

地域の小規模な工務店ではこのクレーム対応のルールが確立していれば、組織的な大会社と異なり、建主さんにストレスを与える確率が極めて少なくなります。
クレームとは苦情と言う意味ですから、その時点で建主さんに相当なストレスを与えていています。しかし、家づくりの現場では、所詮、人の行なう仕事であり、何万個の部材を組み上げており、ミスや不具合を完璧に無くするのはとても難しい事です。しかも、そのハード的な不具合は人が家に住んでから確認される場合が殆どなのです。

ところが、家を計画する段階では、このハード面の知識や情報が重視されず、外観、間取り、機能や内装ばかりが優先されているのが現実です。特に工務店が価格競争でプライスダウンを行って受注した低価格住宅に、多くのクレームが発生しています。無駄なコストを削減したローコスト住宅と、安価な資材ばかりを使用した安売り住宅があります。

安価な住宅ほどクレーム発生率が高いと言うデータもあり、価格競争と住宅クレームが比例すると言われています。経営効率から見ても、低価格住宅の場合のフォーロー体勢には限界があります。家づくりは竣工してからが始まりなのですが、そのためには見えない部分のハード性能と竣工後のフォロー体勢を、建主側もしっかりと認識しておく事が必須なのです。

今日は休日で会社は休みですが、ファース工務店さんから緊急の相談事項で出社して来ました。
建主さんからの疑問に工務店の説明に納得せず、それがクレームとなっていたのです。
建主さんと直接電話で幾つかの項目を実践して戴きました。その結果、最初の不信に満ちた言語が、最後はハッピー口調で、双方が「ありがとう!!」…家づくりの醍醐味です…

写真は今撮った自分の執務室からの北斗市の晩秋の風景です。

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見えるコストと見えないコスト…函館~北斗市

2008年11月01日 20時40分29秒 | Weblog
窓についた結露は、典型的な見える結露であり、拭取るだけで解決するのです。
ところが壁の内部に発生する結露を内部結露と言って家を腐らす深刻な結露と言えます。
観た目の良い家には、とかく見えない部分の重要部分を蔑ろしている場合があります。

今日は日創研の「企業の成功法則」と言う6時間研修を受講して参りました。
演壇から講演する機会が多いのですが、受講生としても今日の6時間研修は貴重な経験をさせて戴きました。写真は講師の日創研、専務取締役の松原 誠さんです。
今日のコラムの題材は、今日勉強した「見えるコストと見えないコスト」を取り上げます。その中で会社経営のコストには、原価などの変動費と、人件費や光熱費などの固定費がありますが、そのようなコストは数値で見えるため顕在コストと言うのだそうです。

一番厄介なのが、見えないコストで潜在コストと言われています。この見えないコストを放置しておくと企業は確実に衰退してしまいます。今日の講義ではその潜在コストの見出し方と対処法を勉強して来ました。
本来、得られるべき利益を得られないのを「逸失利益」と言うのだそうです。この殆どが人材育成の歪みから発生すると言う事です。

何かを指示や提案をしても「でも」「しかし」と否定的である。仕事に消極的で心や気持ちが入り込んでいない。「言い訳や愚痴、溜め息ばかり」を言う後ろ向き言動。報告、連絡、相談の不足による「機会損失」。
知らない、分らない、方法が見つからない知識不足。情報不足による世間知らずや考えが浅い行動。
根気不足で継続を逸してしまう、などが潜在コスト、つまり見えないコストで「逸失利益」と言うのだそうです。

会社の利益を上げるには、売り上げから原価と販売管理費を引くのですが、業績が悪くなると、いの一番に見えるコスト削減にかかります。しかし、普段から見えないコストで生ずる「逸失利益」の存在を意識し、勉強しておく必要がありそうです。
ファース本部のハードマニュアルの中にも、寒暖計に表記される「顕熱」と、湿気の持つ見えない熱の「潜熱」がありますが、潜在コスト、潜在能力など、見えないパワーの偉大さを知っておく必要があります。

松原講師の軽快な講義の進行もありますが中身が充実して6時間研修が本当に短く感じ、加盟工務店の方々にも松原講師の講義は、是非、受講して戴きたい内容でした。
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