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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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相手に慈愛を手向けられる事…釧路~弟子屈~斜里町

2007年12月18日 22時05分41秒 | Weblog
私はご縁があって全国各地で講演をさせて戴く機会が多くあります。
講演の時は必ずアンケートを戴く事にしておりますが、出来るだけ回答して戴き易いように、項目チェック方式に致しております。
○ 内容が良かった ○長くて退屈した ○企画が悪かった…
このように講演の項目ごとに、理解度を○にチェックしてもらいます。
記名でも匿名でも善しとし、参加者全員からアンケートを回収させて戴いております。

ひと頃は厳しいアンケート内容に落ち込んだ日々を過ごした時もありました。
今でも一方的で傲慢さだけを与えた内容の時は厳しい内容となる事があります。
講義が受け入れられるのは、貴重な時間を割いて参加して戴いた受講者の立場になり切れるかどうかです。自分の立場や自画自賛の印象を与えますと確実にしっぺ返しがあるものです。講演活動は、参加者の方々の立場を予め充分に把握しておき、その上でその人達の側に立つ内容でなければならいのですね。

自分の前に行なう講師がいる場合、必ず自分も参加者と一緒に聞き入る事が重要です。
これは前に行なう講師へのマナーと言うより、自分の講義内容を充実させるために重要な要素となります。そして、自分の後に行なう講師がいる場合、時間の許す限り聞く事です。
これも自分自身への情報インプットとなります。自分の担当する講義の時間ギリギリに会場入りし、終わってさっさと退場する講師もおりますが、内容が乏しくなるのは当然です。

講演で人物や組織を一方的に批判や批評を行う事は控えなければなりません。
当事者の背景全部を判らずしての批評は、自分自身の無知を披露しているようなものです。
これからの時代は勉強する人、企業、組織しか生き残って行けないだろう思われます。
講演会に参加する受講者も、講義を行なう講師も様々な情報収集と勉強が必要です。
そして、ここで確実に言えるのは、学んだ事を人様に伝達するには、受け止め側に対する慈愛の念が必須であると断言できるのです。

今朝は、新しくファースグループに仲間入りした、釧路市喜多町の㈲興住建装さんを訪問しました。
写真は右から愛猫ミースケを抱いた社長の工藤剛史さん、お客様担当の西嶋芳憲さん、当社の中村文紀、工藤社長の奥さまで財務担当の工藤真弓さんです。

興住建装さんは、この厳しい環境下で工務店を興した工藤社長夫妻を西嶋さんがサポートする形で立派に経営をなさっておりました。子猫をとても大切に出来る工藤社長のお人柄は、まさにお客様、協力業者さん、資材納入業者さんに対しても、常に慈愛の気持ちで接している興住建装さんの経営姿勢が反映しています。
ここでも多くを学びながらオホーツク海に面した斜里町にやってきました。

今日は弟子屈町の近藤建設さん、斜里町の丹羽設計企画さんを訪問しましたが、後日、ご紹介を申し上げます。
明日は女満別空港から一気に東京に移動です。
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