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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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建主さんは工務店の財産となります…八戸~三沢~青森~木古内~北斗市

2007年12月22日 21時17分58秒 | Weblog
ある言葉の遊びのテレビ番組で「不要なものは」の問いに「飛行機の過ぎた滑走路と、お金を戴いた後の建主さん」と言う、回答のあった事を記憶に残っております。
飛行機の離陸の際は、過ぎ去った後の滑走路など、なるほど無用の長物となります。これは着陸の際も同じ事が言えるのです。滑走路は離陸も着陸も飛行機にとって、前方の残り距離こそが価値であるのだと言うのが解ります。

家が竣工し、お金を戴いた建主さんから後日、電話や連絡があった場合、その殆どがクレームであり工務店にとっては、飛行機の滑走路を同じだと言うのです。
日本の住宅業界は、クレームの出ない家づくりを行うより、この竣工後のクレーム対応を上手に回避するためのノウハウが業界マニュアルとして存在しています。
最初から家づくりにクレームは憑き物だと言う事が前提となっているようです。

ある評論家が工務店やハウスメーカーにとって竣工後の建主はコストだなのだと、言ったコラムがあります。
ちゃんとした工務店にとって建主さんはコストではなく、貴重で大切な財産となるのです。
地域に密着して工務店は、クレームの発生しない家づくりを目指して取り組んでいる所が多く存在いたします。先ず、住んでから満足を得られるための性能が担保され、施工工務店と建主さんとの人間関係が良好に、いつまでも保持されている事です。
この性能と言うハードと、関わる人々の真心と言うソフトが一体化すると、工務店にとっての建主さんの存在は、何よりも大きな財産となるのです。

昨日は十和田市のファース工務店、佐々木建匠さんを訪問しましたが、先の完成内覧会でファースの家の建主さんが、現場に来て積極的に説明役を担ってくれたそうです。
今日は、八戸市内のファース工務店、㈱シーユーハウジングさんが建築した建主さんのお宅を訪問しました。
写真は私の隣から建主さんの大下博文さん、奥さまの陽子さん、そして施工したシーユーさんの社長、中里肇さんです。

大下さんご夫妻は、悔いのない家づくりを目指して様々な住宅展示場を見学したり、色々な工法を勉強し、インターネットでファースの家を知り、近所に存在したシーユーハウジングの中里社長のお人柄に触れ、迷う事無くファースの家の建主さんになったと言います。今日は、始めて奥さまの陽子夫人にお逢い出来ましたが、ご夫妻揃ってファースの家と中里社長、設計担当の清水端美幸さんの大ファンであると、溢れるような笑顔で迎えてくれました。

会社に戻ったら、早速、大下さまからメッセージが届いており、その中の一言を抜粋させて戴きました。
【間違った住宅探しをしている人に対し、一人でも多くの人々に気付いてもらうため、小さな歯車の宣伝広告として世の人々へアピールして行きたいと思っております】
このような住み手側からのメッセージは何十万枚のチラシより効果があるのです。感謝!!


家づくりは決して生易しい仕事などでありません。しかし、しっかりとしたハードと作り手側のソフトが一緒になれば、その工務店の大きな財産になる事を実感し、そして何と言っても、住宅システムの開発者冥利に尽きる大下さんご夫妻との対面でした。

日曜日に札幌、知床、東京、北斗市、八戸、青森と周り、多くの工務店や販売代理店、そしてユーザーさん訪問と充実した出張納めになりました。週明けには、ファースの家のような資産価値の高い家を、的確な資産評価をし、適正価格で買い取り制度の構築を準備している先駆者をご紹介します。
明日は久々の休養を…

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