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登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

NHKの番組、マネー・ワールドを見ての巻ー2(最終)

2016-11-01 | 経済動向
NHKの番組、マネーワールド「資本主義の未来」を見ての感想文ー2回目
1)米国の大統領選挙終盤ですが、クリントンさんの民主党も巨額の選挙資金を金持ち層から集め戦うので中産階級の意見を代表しているとは言い難い。
2)アベノミックスだけが行きずまっているのではなく、資本主義経済の行き詰まり。
3)世界の成長エンジンだった、中国経済も低成長に入り、経済格差拡大、加速。(中国は共産主義ではない→格差社会)
4)IT関連企業が成長しても実態経済は良くならない。
5)今急成長している、シェアリングエコノミーで益々購買力が低迷、製造業、小売業で選択が起きる。(倒産も出る)
6)この番組で紹介されたスペイン「マリナダレ村」など新しい取り組みが出始めている。
この村は競争を制限し、平等社会を実現するため「衣食住」を村で共有化、村でできる仕事は限られているので所得格差は極端に少ない。
スペインの国内でこれが実現したのに驚くが、将来性があるか分からない。
これは大正時代の日本で誕生した、「新しき村」と「原始共産制」に似ている。
 武者小路実篤とその同志により、理想郷を目指して1918年、宮崎県児湯郡木城町に開村された。
1938年にダムの建設により農地が水没することになったため、1939年に一部が現在の位置、東の村に移転し、残りは日向新しき村、として存続した。
7)私は現実的なシステムにEUの方向性があると思う。
  あれだけ多くの国(28ケ国)の関税を無くし、自由にどこでも仕事ができる。
一見不可能に見えるがこれを徐々に世界に広げることが解決策になると思う。
 アメリカ主導で交渉して来た、TPPを2人の大統領候補が消極的、これでは世界経済は良くならない。
(痛みを伴わない改革はない)
8)しかしその過程で今のシステム破壊による傷みが伴う、その覚悟が必要です。

おまけ
多くの人が北朝鮮の状況を中世の絶対君主制のようだと感じている。
取り巻きは自分の権益を維持できる、権力者をまつりあげ、経済的な権益、序列下に対する権力を思うがままにしているのです。
しかし自由の国と言われるアメリカはどうか、シアトルにはテントシティーが誕生、仕事をもっていても、アパートに入る家賃を払うことができないのです。
これで先進国と言えるのか疑問です、経済的格差は北朝鮮や中国と同等かもしれない。






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