エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

トランプ政権は何時まで持つかの巻

2017-08-22 | 日記
トランプ政権の首席戦略官バノンさんが解任されました。
トランプさんが選挙に勝った立役者でトランプさんの考えに一番近いと思われたバノンさんの解任です。
これは先日起きたKKKの活動に対し反対デモが起こり、この事件に対するトランプさんの発言に多くの国民が怒り、それをを抑えることが出来なくなったことが大きな要因です。
私がトランプさんが大統領に就任した時、予想したことが現実味を帯びてきました。
ただ米国の場合大統領弾劾はハードルが高く、過去失職した事例はないそうです。
それでも支持母体の共和党議員の多くがこれを望めば可能ですので、私は希望的観測も含め、今でもそうなると予想しています。

追記 過去の事例
民主党議員が全員弾劾支持に回るとして必要な共和党の議席数は④では97議席、上院の③では共和党から19議席を確保しなければなりません。
過去に大統領が弾劾訴追されたケースは2回ありますが、罷免は回避しています。
1868年にはリンカーン前大統領の暗殺を受け就任したA・ジョンソン氏がリンカーン氏の政策に反し南部人に寛大な政策を実施した問題に加え当時の法律に反し政府高官を罷免したため、弾劾訴追を受けました。
1998~99年には、モニカ・ルインスキー氏との不貞行為が仇となりクリントン氏が対象になりました。
ニクソン氏は1973年10月の”土曜夜の殺戮”後、1974年7月に下院司法委員会が発議を可決した結果、辞任に至ったため弾劾訴追の例には含まれません。
クリントン氏は弾劾訴追で免職を回避したとはいえ、弾劾に無用な時間を奪われました。
1998年9月に下院が弾劾を決議してから、中間選挙を経て上院が弾劾を見送るまで約5ヵ月を要しています。
スター特別検査官がダンボール18箱分の事前調査を行っていなかったら、もっと時間が掛かっていたに違いありません、辞任で幕引きしたニクソン氏の場合は、ウォーターゲート事件が発覚した1972年6月から下院司法委員会の弾劾訴因を承認した1974年7月まで、約2年も要しました。