エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

資本主義が崩壊の後、どんな経済、社会になるのかの巻

2017-01-17 | 経済動向
風邪で休養中、昨日撮りためた経済番組を見て、ダイジェスト版を作成しました。
最近NHKは資本主義経済の行き詰まりをテーマにした番組を多数作成しています。
私も同感ですが、それでは何をすれば打開できるのか経済学者も良い知恵がないのです。
そしてさらに関税を無くす方向が良いのか、保護主義なのかも、学者の意見が分かれています。
しかしトランプ流の保護主義ではそれに応じた企業の業績が悪くなり(応じない企業が有利になる)結局逆効果になると思うのが私の予測、時流には逆らえないと考えています。
(時流とは賃金の安い国で安く生産し、先進国で売ると儲かる)
そして次に大きな時流はロボット、Aiの普及で人の仕事が奪られることです、経営者は必ず、これを選択し、ライバルに勝とうとするのです。
そこで失業者が増え、やむを得ずソーシャルインカムの登場となりますが、働く人の意欲をどう維持するかが大きな課題です。
またその前に、所得格差を減らす政策を実行しないと、社会秩序を維持できなくなると私は考えています。
画像に入れた内容は以前投稿した記事、シアトルでテントシティーが誕生したの、裏付けを取りました、1部屋安くて900ドル、最低賃金では住めないのです。
そこで2~3つ仕事を掛け持ちで働く人が多いそうですが、これで先進国と言えるのかと言うのが、私の考えです。
 私は若い頃(48年前)2年米国で働きましたが、当時360円=1ドルに時代で400ドル/M、1ルームのアパートが100ドルでした。
これで普通の生活が出来ましたが、それと比較すると、その後、賃金は上がらず、不動産は数倍以上と言うありさまです。
また統計上は日本、米国大差ないのに、日本の方が深刻でない理由を考えています、日本にはテントシティーが無い理由です。
多分日本には市営住宅や極端に安い古アパート、簡易宿泊所が有り、最低賃金や生活保護世帯でも住居は確保できるからと推測しています。
多くの国で不動産が高騰するのは金持ちがその投資先として買うからです、東京の不動産も中国の投資家(多くは個人投資家)により買われているのです。
おまけ
これから良く考え将来社会を予測しますが、今私はこんな将来社会を考えています。
何時も納得できないのは、米国の場合、国民の数%以下の金持の意見が通り、大多数の中産階級(最近減少)と貧困層の意見が通らないことです。
このような民主主義と言えない社会を終わらせることが先決です。
1.大儲けしている会社とその経営者(含むそれを支える経営トップ)から国の運営に関わる税金のほとんどを徴収し、政治家+公務員が国の為に運用する。
2.多く税金を支払う経営者は名誉市民としてその名を公開される。(これだけで満足するか疑問ですが・・・またローマ帝国みたい・・・)
3.この社会の場合、政治家や公務員をどうして選ぶかが課題になります。
ここで良く考えると上記は中東の石油成金の国に似ています、王族が資源と政治を独占し、民はそれほど働くなくても、贅沢な暮らしができるので、デモが起きないのです。

おまけのおまけ
 もう一つの選択肢は以前紹介したスペイン「マリナダレ村」のように自給自足に近い暮らし方です、ここに添付した右下の画像はイギリスで自然発生的にできた集落(たぶん不法占拠)ですが、これを合法的に行う「新しき村」のような、集落が今後出そうです。
 このような暮らしの方が、資源消費を抑え永続性が有ると私は考えています。