NHKスペシャル、日本人はるかな旅の2-4を借りることができなかったので、5 そして日本人が生まれたを読みました。
近いうちに2-4も探し読みたいと思います。
この本のエキスは主に樺太経由で日本に入った縄文人が日本各地で暮らしていた後、2400年くらい前に、中国や朝鮮半島から弥生人の子孫が渡来し、九州から近畿地方に拡散して行った過程を述べています。
この時渡来した人々の数は述べ100万人くらいという大きな説もありますが、それと比べるとかなり少ない説の方が有力です。
縄文時代の後半は寒冷な気候となり、縄文人の人口が減少しましたが、渡来人が来て、稲作を始めると急速に人口が増えたそうです。
そして縄文時代にはほとんどなかった、部族争いで(小規模な戦争)で多くの死者もでるようになったのです。
この章では発掘された人骨から渡来人は中国、沿岸地方や朝鮮半島の人々の特徴を持っていたと述べている。
所でこの本では言語のことは全く触れていない、もし多くの渡来人は中国系とすれば、日本語に大きな影響を与えたはずですが、何の痕跡もないのが私には大変疑問に感じました。
また当時の中国人は文字も持っていましたが、もちろんこの痕跡も有りません。
このようにまだ解明されていないことが多いのです。
私が以前投稿した日本語の起源で、学習院大学の大野教授(故人)は日本語とタミル語の共通点や甕棺の習慣などから、当時タミル人が稲作文化を持って渡来したという説を述べられたが、この章では全くそれの触れられていない。
当時のタミル人の容姿は不明ですが、当時の人骨から、タミル人のDNAが検出できないものか大変興味があります。
近いうちに2-4も探し読みたいと思います。
この本のエキスは主に樺太経由で日本に入った縄文人が日本各地で暮らしていた後、2400年くらい前に、中国や朝鮮半島から弥生人の子孫が渡来し、九州から近畿地方に拡散して行った過程を述べています。
この時渡来した人々の数は述べ100万人くらいという大きな説もありますが、それと比べるとかなり少ない説の方が有力です。
縄文時代の後半は寒冷な気候となり、縄文人の人口が減少しましたが、渡来人が来て、稲作を始めると急速に人口が増えたそうです。
そして縄文時代にはほとんどなかった、部族争いで(小規模な戦争)で多くの死者もでるようになったのです。
この章では発掘された人骨から渡来人は中国、沿岸地方や朝鮮半島の人々の特徴を持っていたと述べている。
所でこの本では言語のことは全く触れていない、もし多くの渡来人は中国系とすれば、日本語に大きな影響を与えたはずですが、何の痕跡もないのが私には大変疑問に感じました。
また当時の中国人は文字も持っていましたが、もちろんこの痕跡も有りません。
このようにまだ解明されていないことが多いのです。
私が以前投稿した日本語の起源で、学習院大学の大野教授(故人)は日本語とタミル語の共通点や甕棺の習慣などから、当時タミル人が稲作文化を持って渡来したという説を述べられたが、この章では全くそれの触れられていない。
当時のタミル人の容姿は不明ですが、当時の人骨から、タミル人のDNAが検出できないものか大変興味があります。