第5シードなのに第1シードの丁寧(中国)と準々決勝で当たるとは不運だ。そう言えば、北京五輪でも4回戦で第1シードの張怡寧と当たっている。
第1ゲームはいきなり4-0とリードし、そのリードを活かして10-9と追い詰めたが結局13-15で落とす。
第2ゲーム以降は、球筋を見極められたのか、丁寧の返球が強くなってきて、福原はほとんど主導権を取れなくなっていった。
「第1ゲームを取っていれば、試合の流れが違うものになったはず」という気もするが、私は第1ゲームの10-9の場面で1試合で1回しか取れない作戦タイムを取ったことが、敗戦を決定つけたと考えている。
福原としては、ゲームを取るチャンスであり、第1ゲームを取れば試合のペースを握れると考えたのだろう。
この考えは間違っていない。ただ、作戦タイムを取ることが妥当であったかは、はなはだ疑問である。
1試合中に2度以上作戦タイムを取ることができるのならともかく、1回しか取れない作戦タイムを第1ゲームでを取るのは、福原が「いっぱいいっぱい」であると知らしめることになってしまった。これ以上の未知数な部分はないと見切られ、安心し返球にも余裕が出てしまった。
作戦タイムの時期としても、ゲームポイントを握られ、福原の力を把握していない状況なのに、作戦タイムでコーチと相談させる機会を与えてしまったのは得策ではない。
作戦タイムを取らずに第1ゲームをモノにするのが、福原の最上の戦果であったが、作戦タイムを取らずにこのゲームを落としたのなら、まだ、福原に怖さを感じたはずだ。作戦タイムを取ってゲームを落としたのは最悪だった。
第1ゲームはいきなり4-0とリードし、そのリードを活かして10-9と追い詰めたが結局13-15で落とす。
第2ゲーム以降は、球筋を見極められたのか、丁寧の返球が強くなってきて、福原はほとんど主導権を取れなくなっていった。
「第1ゲームを取っていれば、試合の流れが違うものになったはず」という気もするが、私は第1ゲームの10-9の場面で1試合で1回しか取れない作戦タイムを取ったことが、敗戦を決定つけたと考えている。
福原としては、ゲームを取るチャンスであり、第1ゲームを取れば試合のペースを握れると考えたのだろう。
この考えは間違っていない。ただ、作戦タイムを取ることが妥当であったかは、はなはだ疑問である。
1試合中に2度以上作戦タイムを取ることができるのならともかく、1回しか取れない作戦タイムを第1ゲームでを取るのは、福原が「いっぱいいっぱい」であると知らしめることになってしまった。これ以上の未知数な部分はないと見切られ、安心し返球にも余裕が出てしまった。
作戦タイムの時期としても、ゲームポイントを握られ、福原の力を把握していない状況なのに、作戦タイムでコーチと相談させる機会を与えてしまったのは得策ではない。
作戦タイムを取らずに第1ゲームをモノにするのが、福原の最上の戦果であったが、作戦タイムを取らずにこのゲームを落としたのなら、まだ、福原に怖さを感じたはずだ。作戦タイムを取ってゲームを落としたのは最悪だった。