英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

夫婦木蓮2012

2012-04-19 16:09:37 | 歳時

昨年も登場した白木蓮、紫木蓮です。
  『夫婦木蓮』(2011年4月13日記事、12日撮影)
  『その後の夫婦木蓮と蒲公英』(2011年4月25日記事、18日撮影)

 撮ったのは4月16日です。夕方だったので、光線が柔らかく赤味が差していい感じ?です。


 2本が仲良く並んでいますが、方角によっては重なって一本の木のように見えます。(この二日後に撮った写真でご紹介します)




【4月18日撮影】

事務所から見ると、一本の木のように見え、お互いの色が混ざり合って、ほど良い感じです。




 事務所とは逆側から見ると

こんな感じです。





 来年も仲良く咲いて欲しいです。

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日野川堤防の菜の花

2012-04-18 22:32:21 | 歳時

この菜の花も、13日の記事の後半に登場したものです。


 こちらも満開でした。



コメント (4)
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『鍵のかかった部屋』 第1話「佇む男」

2012-04-18 22:28:14 | ドラマ・映画
「月9」なので、期待していなかったのですが、面白かったです。
『鍵のかかった部屋』というタイトル通り密室がテーマ。密室は好きなので、嬉しいですね。

今回の密室は、3次元(空間)では不可能な密室
 我々は3次元(空間)の世界で生きていると言われている。縦(X軸)・横(Y軸)・高さ(Z軸)の3次元。しかし、時間を4番目の軸とすれば4次元の世界に生きていると言えます。
 しかし、自由に時間を行き来することが出来ないので、人間は完全に4次元世界に生きているとは言えないのかもしれません。タイムマシンや時間移動能力を持った人間のように時間軸を自由に行き来できる者の手に掛かれば、忽然と物質が消えたり現れたりするような現象が起こるのかもしれません。

 今回の密室は時間を掛けて密室を完成させるというもので、その論理過程(3次元ではなく次元を超えて考える)が面白かった。

3人のキャラも面白い
・芹沢豪(佐藤浩市)……大手法律事務所に所属するエリート弁護士。企業法務が専門で、特にM&Aが得意。「Time is money.=金にならない刑事事件の依頼は受けない」を信条としており、損得勘定で行動する。(番組サイトより引用)
 損得勘定や変わり身の早さ、調子の良さ、自己中心さは、『トリック』のどんと来い上田氏を彷彿させるキャラ。
 とは言え、お荷物になりそうな青砥純子を見捨てず、彼女の意見を結局、聞いてしまうのは、けっこうお人よしなのかもしれない。


・青砥純子(戸田恵梨香)……真っ直ぐな性格で、真面目。純粋ゆえに本能的に行動する傾向があり、頭で考えたこと、思いついたことがすぐに口から出てしまうなど、突拍子のない発言をすることも。正義感が強く、困っている人の依頼は断れない。(番組サイトより引用)
 金庫のボタンをつい押してしまうなんて、幼稚園児かと思った。
 正義感と単細胞的突発行動者のトラブルメーカー兼牽引者的存在。

・榎本径(大野智)……大手警備会社の本社ビルにある隔離された個室で、日々ひたすらセキュリティに関する研究を行っている。冷静沈着で、鍵やカメラなど機械的な防犯アイテムに対する知識もさることながら、物理や化学・建築に関するあらゆる基礎的な理論にも造詣が深く、“この世の中に破れないセキュリティはない”と断言できるほどマニアック。(番組サイトより引用)
 変人で自分の興味のあるものにしか注意を向けない。『ガリレオ』の湯川タイプ。
 こういう一貫性のある変人は好きだ。
 犯人追及のクライマックスで、
犯人「君の言う通り、他殺だとしよう。しかし、それと私を結び付ける証拠は何もない。そうだろう!」
榎本「はい。ありません」
犯人「え?」
榎本「別に犯人があなただなんて言っていませんよ。話は以上です」
  …………いいですねえ(笑)


で、この三者の絡みが面白い。
 特に、ふたりに振り回されながらもつき合ってしまう芹沢の様子が面白い。
 最後の最後に、おいしいところを持っていくと言うか、締めるところは、芹沢の存在価値を高めて良い。

★今週のツボ……芹沢の推理小説論
「だいたいな、名探偵が行く先々で、どうして都合よく難事件が起こるわけ?
え?それにあいつらさ、犯人が分かってもすぐ勿体ぶるじゃないかよ。
ぇぅお~、あれがイラつくんだわ。『今はまだ言えません。』
何を言ってんだよ。今言えよ。ここで言えよ。すぐ言ってくれよ、時間の無駄なんだからさあ!」

(密室の謎が解け、その真相を問いかけた時、「それは、明日お話します」と榎本に言われ、一瞬の間を置いて)
「出たよ。出ちゃったよ。俺が一番苦手なやつ。何で明日なんだよ。勿体ぶるなよ。今言えよ。すぐ言えよ。ここで…」(暗転)

 わははは! (勿体ぶった理由はしっかりあったようだが)



☆突っ込むべきではない突っ込みどころ、いわゆる、「お約束」
・偶然と言うより、強引に金庫の密室騒動を起こし、偶然にも、榎本が呼ばれ、偶然にも殺人事件の密室の解明の依頼を受けていたという偶然の積み重ね。まあ、これがないと、ドラマが始まらないから。
・死後硬直を利用したトリックは、検死によって遺体のうっ血状況から推理できそう。




【ストーリー】(公式サイトより)
東京総合セキュリティに勤める榎本径(大野智)は、弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)に頼まれ、純子の先輩弁護士・芹沢豪(佐藤浩市)とともに密室事件の現場にやってきた。そこは、葬儀会社の社長・大石の遺体が見つかった山荘だった。警察は、山荘が密室だったこと、大石が末期のがんを患っていたことから自殺と断定。しかし、大石の友人・円山と司法書士・日下部(堀部圭亮)は疑念を抱き、芹沢に調査を依頼したのだ。榎本らを山荘に案内した日下部は、遺体を発見した日の状況を説明し始めた。

その日、日下部は、大石の甥で葬儀会社の専務・池端(風間杜夫)と山荘を訪ねた。窓から部屋を覗くと人影が見えたため、窓を破って室内に入ると、大石が部屋のドアを背にして体育座りのような姿勢で死んでいた。遺体は腐敗が進みウジがわいていたという。脚の前には重厚なガラスのテーブルが置かれ、そのテーブルはどっしりとしたソファで固定され、ドアには天井から床まで白幕が張られ、遺体はその上に座っていた。

後日、純子は、芹沢を連れ、榎本の会社を訪ねた。「備品倉庫室」と書かれた部屋にいた榎本は、山荘を再現した模型をふたりに見せた。榎本曰く、窓は施錠され部屋は完全に密室だった。唯一の侵入経路となるのはドアだが、犯人が大石を殺害しドアの前に座らせることはできても、その前に重たいテーブルとソファを移動させ、その後退出することは不可能だと言う。しびれを切らした芹沢は、自殺だと言ってくれ、と懇願するが、榎本はこれまでとは違う次元の発想が必要だとつぶやく。


.翌日、山荘で偶然再会した榎本と純子は、室内を覗く少年・松田大輝(土師野隆之介)に気づく。大輝は、大石が死亡した日の翌朝、部屋のドアの前に白髪のおじさんが立っていたと証言。「白髪のおじさん」という特徴から、純子はそれが池端だと思い込むが、大輝は自分が見たのは大石だったと話す。警察の検視によれば、大輝が目撃した時間にすでに大石は死亡していた。大輝が見たのは別人だったのか――検証が行き詰ったとき、榎本の前に一匹のハエが飛んできた。それを目で追っていた榎本は、やがて密室は破れた、と言った。

後日、山荘を片付けに向かったという池端を追うようにして、純子らもやってきた。
純子は池端に、自分たちは大石の死因を究明しようとしていると明かすと、池端は先を促す。そこで榎本が話し始めた――。

まず、山荘で後継者問題を考えていた大石のもとに犯人がやってきた。犯人はやがてがんの痛みに襲われた大石に、治療のふりをして致死量のモルヒネを注射、大石を横たえて絶命するのを待った。死亡を確認したら、ドアに白幕を張りテーブルとソファを動かすなど準備をして山荘から退出。12時間が経った頃、再び山荘に戻ってくる。死後半日が経った遺体は異臭を放っていたため、犯人は耐えられずに窓を開けた。このとき、ハエが侵入したと考えられる。その後、死後硬直で硬くなった遺体をドアに立てかけたら、テーブルとソファで足元を固定し、少しだけドアを開け退出したのだ。死後硬直は上肢から緩み関節も曲がるようになるから、遺体は背中のシルクの幕を滑りながらゆっくり座っていった…。

池端は、大石の死後に会社のすべての遺産を相続できるはずだったが、横領が大石にバレ、遺言書が自分に不利に書き換えられたことを知ったため、殺害に及んだのだ。榎本にトリックを明かされても、池端は証拠がないと虚勢を張るが、芹沢がそれを許さなかった。偽造した遺言書の不正を突かれ、池端はついに観念した。

事件が落着したことに純子らが安堵するなか、イヤホンをした榎本はソファに座りどこか一点を見つめ…。
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日野川堤防の桜、満開!

2012-04-18 19:16:16 | 歳時
やった、晴れた!………桜だ!桜だ!桜田淳子!サグラダファミリア!………
と言う訳で、必死に仕事を片付け、堤防へ。


駐車場に車を止め、いざ行かん。おお、まだ咲いている…というか、読み通り、満開っぽい。ちなみに、4月13日は3分咲きから5分咲き状態でした。


駐車場付近の桜が優しく私を出迎えてくれました。



まずは、いつもの基準木です。
満開です。




4月13日に悩んだ桜です。照明塔が写らないように撮りました。で、右は昨年の写真です。
写真では分かりにくいと思いますが、脇に降りていく道から撮ったので、左の今年の写真はかなり見上げる角度になっています。やはり、照明塔は最近建てられたものなのでしょうか?
 それはともかく、この木も見事ですね。



 さらに、桜を見上げながら歩いていきました。
 車の通りが多いので、河原に降りました。

この木も見事です。


ずっと、続いていきます。


 歩いてきた堤防を振り返ると


 万代橋に着きました。


 向こう岸も桜が咲いています。


 もう少し歩いてみましょう。


 こちらも満開です。いつもは、もう咲き方にばらつきがあって、例年ですと、この辺りは落花が盛んな状態でしたが、今年は少しだけ散り始めた程度です。



 あまり時間がないので、ここらでUターンです。
 実は、帰り道も、桜を撮ろうと思っていたのですが、撮れませんでした。
 先ほどの万代橋の近くの土手にゴミが散乱していました。少し迷いましたが、拾って持ち帰ることにしました。
 ≪えらいぞ私!、見て見て!誰か知り合いが目撃して、『○○さん、えらいなあ』などと思ってくれないかなあ≫などとは……かなり思いました(笑)。
 そんなわけで、ゴミで両手がいっぱいになってしまい、写真は撮れませんでした。
 ゴミは、福井市のケーキ屋さんの箱とマクドナルドの袋やバーガーの諸々のモノ。信号待ちの時に捨てたのでしょう。ゴミの中には、おてふきやティッシュもあり、自分の手さえ綺麗になればいいのかと、腹が立ちました。
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『三毛猫ホームズの推理』 第1話

2012-04-17 14:44:50 | ドラマ・映画
 登場人物は個性的、密室トリックも大胆で、深く考えなければ、楽しめます。
 しかし、これが長所であり、短所でもあります。

短所として観た場合、
★登場人物の設定に無理がありすぎる
☆主人公・片山義太郎刑事(相葉雅紀)
 死体が駄目で、高所恐怖症、女性恐怖症で、そのうえ幽霊恐怖症らしい。これでよく刑事になれたものだと思うが、小説の主人公のキャラクターなので突っ込むところではないだろう。ただ、正直、めんどうくせ~キャラ。
 かなり情けないキャラだが、やさしさの裏返しと無理に考えよう。そして、そのやさしさが魅力なのだろう。私は相葉くんのキャラにあっていて、いい味だったと思う。

☆ヒロシ(藤木直人)・晴美(大政絢)兄妹
 家訓の「一家に一刑事」を押し付け、生活力はまったくないが、兄は小説家を目指すだけあって、論理的でひらめきや推理力もある。妹は奔放で行動力がある。兄が言いにくいこともズバッと言い切る気の強さもある。
 義太郎より遥かに刑事向きのふたりだが、3兄弟が補完しあうということなのだろう。

☆石津刑事(大倉忠義)
 2枚目でそれなりにソツなくこなす後輩。八方美人でその変わり身の速さには感心。

☆三毛猫ホームズとその化身?(マツコ・デラックス)
 原作でのホームズの行動はどうなのだろうか?
 不思議なほど役が嵌っているように感じるが、マツコが登場した瞬間、ドラマが非現実的なものに感じてしまう。
 上記の4人が十分個性的なので、お助けキャラは必要ないように思えるので、ヒントを指し示すだけとか、せめて、声だけでいいような気がする。

☆根本刑事(尾美としのり)
 今回、若く見える。

★大胆で面白いトリックだが、無理がありすぎる
 コンテナを利用した簡易カフェテラス、これをクレーンで持ち上げ、横を縦にして落下距離を生み出し転落死させる。パズルのようなトリックで面白いと思うが、現実的には、中の椅子やテーブルを運び出す手間が大変だし、それを目撃される可能性も大きい。
 さらに、クレーンを使うのも、目撃される危険性を伴う。
 そのうえ、犯行の成功率も低そう。被害者がコンテナが持ち上げられた瞬間、反射的に何かをしっかり掴んで、宙ぶらりん状態にならないと、転落しさせられない。初めの段階で、滑り落ちればほとんど無傷で済む。
 それに、壁に激突した後が必ず残り、トリックがばれる可能性が極めて高い。
 何度もクレーンが大映しになるのは、おかしかった。


 と、深く考えてしまうと、あれこれ気になってしまうが、単純に楽しむドラマなのであろう。嫌いではないです。

いつもの通り、番組サイトからの引用ですが、ドラマ内容とあらすじが違います(ボヤ騒ぎの辺り)。
【ストーリー】(番組サイトより)
「俺は刑事になんて向いていない…」
そう嘆き、毎日のように辞表を提出するダメダメ刑事・片山義太郎。女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症、人間としてのあらゆる弱点を兼ね備えた片山は
「一家に一刑事」という家訓と、かつての名刑事であった父親の遺言から刑事となるが、勿論うだつのあがらない毎日を過ごしていた。

 そんなある日、捜査一課の栗原課長に命じられ、女子大へと捜査に向かわされる片山。周りを見渡せば女子!女子!女子!女性恐怖症の片山にとってはあまりの惨劇にフラフラする中、そこで一匹の不思議な三毛猫と出会うーーー。
 学部長の森崎に頼まれ、学内の風紀の乱れを調査することになった片山は、倒れそうになる体に鞭を打ち、近くのカフェテリアから女子寮の見張りを始める。
 すると寮内でボヤ騒ぎが発生!急いで駆けつけ、生徒とともに消火活動を始めるが、慌てた片山は生徒と衝突し、失神してしまう…。
 女子寮の中で目を覚ます片山。急いで飛び出しカフェテリアに戻るが、そこは既に鍵が閉められていた。

 翌日、署に向かった片山に衝撃の事実が告げられる。
 昨晩、片山が見張りをしていたカフェテリアで森崎学部長が殺害されたのだという。中は内側から鍵が閉められ、完全なる密室殺人。そして不思議なことに、片山がいない間に、なぜか部屋中の椅子やテーブルが全て姿を消していた。多くの謎に頭を悩ませる片山。
 …その時、昨日の三毛猫が突然現れ、片山に何かを知らせようとするーーー。
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梅、小彼岸桜、ソメイヨシノ

2012-04-16 23:00:40 | 歳時

 隣の家の梅です。撮影は昨日(4月15日)で、ほぼ満開。
 梅は2月のイメージが強いのですが、近辺では2週間から1週間ほど、桜より早く咲きます。咲くのが遅い梅だと、桜が咲き始めても咲いているものも多いです。
 隣の梅も遅い方です。が、ここまで、桜と開花が重なったのは珍しいです。
【補足】昨年もかなり遅かったようです。






 昨年も登場した桜です(2011年4月14日記事『柳町の桜』(4月13日撮影))
一昨年も登場していますね(2011年4月5日記事『例の桜と近辺の桜』の後半部分)
 写真はやはり昨日(4月15日)です。
 ソメイヨシノより、ピンクが濃いです。花弁は若干細いように思います。

 左がソメイヨシノです。


 花の付き方も違います。ソメイヨシノは球状に付き、綿のようなモコモコ感がありますが、こちらは列状についています。



 で、品種ですが……小彼岸桜のような気がします。
 いろいろ調べたのですが、はっきり分からないのです。「小彼岸」「小彼岸桜」「彼岸桜」と呼び方もまちまちで、「葉も出ている状態で咲く」とあったり、「花が咲いてから葉が出る(ソメイヨシノと同じ)」とあったりします。傾向としては、「小彼岸」「小彼岸桜」という場合は後者の時が多いので、ここでは「小彼岸桜」と言うことにします。
 前の「冬桜」や「菜の花・アブラナ」の時も悩んだのですが、植物名は総称と品種名が混同されていたりして、名前の区別がおおらかです。

 昨年も紹介しましたが、この敷地の奥の方にも桜が咲いています。

 昨年まで、姉妹の桜(ソメイヨシノ)のようだとご紹介しましたが、実は3本あります。

 これは一番左の桜です。


 真ん中の桜です。




 いちばん右の桜です。


 モコモコ感が凄いです。


 ちょっと、モコモコし過ぎ?
 なので……

 あっさり感も出してみました。

 去年撮った、日野川堤防の桜吉野瀬川の桜味真野のサクラも撮りたいのですが、無理かもしれません。
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『平清盛』 第15話「嵐の中の一門」

2012-04-16 16:27:10 | ドラマ・映画
風雪を耐え忍んだものだけが見られる美しきもの


(忠盛邸、家盛の亡き骸を前にして)
宗子「触るでないっ!……家盛に触るでない!」(清盛を睨みつける)

忠正「お前がこの家に災いを持ち込んだ!
   お前が神輿に矢など射たゆえ、家盛に神罰が降じたのじゃ!
   お前が…お前が死ねばよかったのじゃ!!!
   家盛のかわりにお前が死ねばよかったのじゃ!」

(清盛邸にて)
頼盛「私は兄上が・・あなたが苦手です。
   騒々しく何かをしでかしてはそうしてくよくよと悩まれる。代わりに死ねばよかった…とまでは思いませぬが」

 家盛(大東駿介)の死で、清盛(松山ケンイチ)はボロカスに言われる。
 迷信深い時代、これまでの清盛の所業、生い立ちなどを考えると、やむなきことか。

 特に、頼盛(西島隆弘)の言葉「騒々しく何かをしでかしてはそうしてくよくよと悩まれる」は的を射ており、思わず頷いてしまった。


頼盛は恨みを言いに来たのではなく、「落馬の寸前、家盛の兄上は確かに呟かれてございます。『兄上』と」という家盛の最後の言葉を伝えに来たのだった。兄を慕っての家盛の言葉であったが、この言葉を清盛や頼盛は、どう捉えたのだろうか?


 家盛の死という慟哭を前にして、清盛、忠盛(中井貴一)、宗子(和久井映見)、時子(深田恭子)、忠正(豊原功補)ら平氏一門に嵐が吹き荒れ、それを乗り越えていくという回であった。

 そんな平氏一門の嵐のさなか、落雷炎上した高野山の宝塔を建て直す大仕事を引き受ける。家盛は悲しみをしまい込み平静を装う。清盛は頼盛の言葉通り「くよくよ」しながらも、事業に取り掛かる。
 しかし、家盛の一周忌の際、舞子の形見の鹿の角を叩きつけ、泣きわめき取り乱す宗子の姿を見て、さらに落ち込む清盛。
 
 それにしても、一年。心の内はともかく、表立った抗争は起こらなかったのは、宗子、忠正の怒り、頼盛や家盛守り役の維綱(尾美としのり)の悲しみぶりからすると不思議。宝塔を建て直しを引き受けたのが幸いしたのかもしれない。

 そんな平氏の窮地を救ったのは西行(藤木直人)であった。かつての義清(のりきよ)が僧として戻って来ていた。この再会は、清盛が宝塔再建に取りかかってすぐで、その時に、今回の一門の嵐を乗り切るヒントの話(凍える寒さの中での衣川の話)をさりげなく種をまいておいたのには、感心。
 文武両道の色男であったが、剃髪のせいか、俗物をそぎ落とした印象の修行僧。だが、相変わらず風流人で、しかも……女人にもてる。

 一周忌の後、意気消沈の清盛の前に現れる。
「今…一門はひどい嵐のただ中に居る。そしてその嵐の元は俺なのじゃ。俺というよそ者が平氏の子となったときからこの嵐はまきおこっておった。
 家盛の亡骸に触れることも許されず、家盛の代わりに死ねばよかったとまで言われ、そんな俺がこの務めを果たしたとてどうして家盛が浮かばれよう」
 そんな清盛に西行は
「今、嵐の中に身を置き、この務めを一心に果たされよ。さすれば、きっと見られましょう。風雪を耐え忍んだものだけが見られる美しきものを。嵐の中の一門のためよそ者のお手前にしかできぬことがござります」
 僧侶姿で控えめで穏やかな物言い、さらに、過去の衣川の体験談もあり、説得力がある。清盛気を持ち直して、事業に取り組む。


 西行が救いの「ヒーロー」なら、頼長(山本耕史)は「悪の権化」
 忠盛の前に現れ、家盛が死に至ったてんまつを暴露する。家盛は自らが平氏の棟りょうとなるために全てを自分に差し出し、自ら平氏一門を売った小心者だと馬鹿にし、家盛の死を「犬死にだ」と笑い飛ばす。
 最初、家盛を持ち上げておいて、じわじわじわじわ真相を明かしながら、蔑んでいく。これにはさすがの忠盛もにじみ出る怒りを押さえきれない。
 「所詮、武士は武士、いくら頑張っても報われない」と投げやりになり、曼荼羅の彩色に取り掛かる清盛に怒りをぶちまける。
 世を変えるため、宗子や家盛にも無理を強い、清盛に託した。志を成就すれば、それらの苦労、無理強いも報われると思っていたが、頼長に踊らされていたことを知り、世を変える事など絵空事と思ってしまったのだろうか。
 冷静に考えれば、この結論に至るのはおかしいのだが、頼長のネチネチ攻撃の巧妙さにギリギリまで張り詰めていた忠盛の気持ちが切れてしまった。家盛の身体まで汚されたとあれば、冷静さを欠くのも仕方ないことかもしれない。


 作業をやめようとしない清盛に忠盛は何度も暴力を振るう。清盛は頭から血を流すが、その血を曼荼羅の仏像の唇に塗る……
 やがて、宗子もその場にきて曼荼羅に見入った。家盛が兄上によろしくと言っていると、宗子はほほえみかける。
 平氏一門に吹き荒れた嵐は治まった。
 最初、忠盛と清盛の大立ち回りを見ていない宗子が、悲しみと怒りが晴れたのか分からなかった。宗子は曼荼羅に込められた清盛の家盛への思いを感じることができたからだったのであろう。
 個人的には、宗子はあの乱闘?シーンも目撃した方が、家庭円満になると思うが。


 これとは対照的に、源氏は親子の亀裂が深まっていったよう。(長くなったので省略します)

 今回は、オールキャストだった。
 西行が再登場し、レギュラー陣に加えて、崇徳院(井浦新)、雅仁親王(松田翔太)信西(安部サダヲ)、常盤(武井咲)らも顔を揃えた。(平氏一門の嵐という割には、先週突然現れた三男、四男は出てこなかった気がする)
 さすが武井咲は、美少女コンテストには強いなあ。



【ストーリー】(番組サイトより)
 1149年3月、熊野詣の帰途に落馬した家盛(大東駿介)は、そのまま帰らぬ人となった。宗子(和久井映見)は悲しみのあまりとり乱し、忠正(豊原功補)は家盛が死んだのは清盛(松山ケンイチ)が神輿(しんよ)を射た報いであり、「お前が死ねばよかったのだ」と罵声を浴びせる。
 後日、清盛の館を弟の頼盛(西島隆弘)が訪ねると、失意の清盛に家盛が落馬寸前に発した言葉を告げる。「兄上」というひと言だった。また自分は清盛が苦手であること、それでも伝えに来たのは、父母を同じくする唯一の兄・家盛のことを思ってのことだと伝えた。
忠盛(中井貴一)は喪が明けるとすぐに鳥羽院(三上博史)に謁見し、変わらぬ忠誠を誓う。そして、高野山の宝塔再建という鳥羽院の命を受け、自分の名代を清盛に務めさせたいと申し出る。清盛は戸惑いながらも引き受け高野山を訪れると、そこで陸奥(むつ)国への長旅から戻ったという僧・西行(藤木直人)、かつての義清(のりきよ)と再会を果たす。
そのころ、藤原摂関家の兄弟争いは激しさを増していた。1150年に近衛天皇が元服すると、すぐに弟・藤原頼長(山本耕史)は養女・多子(まさるこ・中田美優)を入内(じゅだい)させた。兄・忠通(堀部圭亮)は対抗すべく、得子(松雪泰子)の養女・呈子(しめこ・伊藤麻実子)を自分の養女にし、入内に向けて動き始める。
 一方、崇徳院(井浦新)の御所には権力争いから遠ざけられた兄弟が暮らしていた。兄・崇徳院と弟・雅仁親王(松田翔太)である。歌ってばかりの雅仁親王に、政治に復帰する野心がないのかと崇徳院が問うと、雅仁親王は笑い飛ばし、野心があるのは兄ではないかと言い当てる。
 家盛の一周忌がやってきた。供養のため家盛の愛用品を正倉院に収める支度をする忠盛に、宗子が清盛の生みの母・舞子の形見である鹿の角を差し出した。亡き舞子の志を遂げたいと忠盛が思っていたために家盛が死んだのだと宗子は感情をぶつけた。
 ある日、清盛の館を西行が訪ねて来た。清盛は西行に、平氏一門は嵐のただなかにあるが、その嵐のもとは自分であり、自分に宝塔再建の大役は果たせないと弱音を吐く。西行は、清盛にしかできないことがあるはず、嵐の中に身を置いて務めを一心にはたすべきだと清盛を諭す。清盛はふっきれたように宝塔の再建に全力を注ぎ始める。
 一方、源義朝(玉木宏)は藤原摂関家に言いなりの父・為義(小日向文世)と衝突を繰り返していた。ある日、義朝は常盤(ときわ・武井咲)が貴族の家人らしき男ともめているのに出くわす。実は忠通が呈子の入内を華々しいものにするため、見目麗しい女性を都じゅうから集めていた。そこで、病人の母を抱える貧しい家の娘・常盤に白羽の矢が立ったのだ。嫌がる常盤に向かい義朝は、呈子に仕えれば親孝行になると説得。常盤は集められた千人の中で随一の美女に選ばれ、宮中に入ることになった。
 美福門院となった得子に呼ばれた忠盛は、この再建が落成のあかつきには、公卿の地位も夢ではないということをほのめかされる。しかしその直後、頼長が忠盛の前に現れ、家盛が死に至ったてんまつを告白する。家盛は自らが平氏の棟りょうとなるために全てを自分に差し出し、自ら平氏一門を売った小心者だと馬鹿にし、家盛の死を「犬死にだ」と笑い飛ばす。忠盛の心中には、やり場のない怒りが充満していた。
 高野山に納める曼荼羅(まんだら)を彩色する様子を見つめていた清盛は、絵師にすすめられ、筆をいれようとしていた。そこへ忠盛があらわれ、清盛に今すぐ中止しろと叫ぶ。志のために家盛に犠牲を強いてきたと自らを責め、もはや自分が出世のために努力を重ねてきたことすべてが無駄だったと悔い叫ぶ。だが清盛は、曼荼羅の彩色を止めようとせず、そんな清盛を忠盛は幾度となく投げ飛ばす。それでも清盛は、自分は家盛の兄だと叫び、額から流れた血を筆につけ、曼荼羅の中央にある大日如来の唇を塗った。そんな清盛を忠盛はただ涙を浮かべながら、もはや見守るしかなかった。やがて、宗子もその場にきて曼荼羅に見入った。家盛が兄上によろしくと言っていると、宗子はほほえみかけると清盛はすでに疲労のあまり、深い眠りについていた。
 こうして平氏一門が嵐を乗り越えて結束を深めた一方で、源氏一門の絆を危うくする事件が起きようとしていたのだった。
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『都市伝説の女』 第1話

2012-04-15 21:34:17 | ドラマ・映画
 このドラマの「売り」はタイトル通り「都市伝説」と、「都市伝説マニアの美脚刑事が事件を解決していく」ということにあると思う。しかし、この都市伝説の定義があやふやで、良く分からない。
 こういったドラマの定跡としては、「都市伝説とは……である」という前講釈が流れ、主人公登場、あるいは、都市伝説がらみの事件発生という流れだが、このドラマはそれを良しとせず、いきなりローアングルの美脚である。この時点で、私は危惧を感じてしまった。

 冒頭シーンでは美脚と事件勃発シーン都市伝説の背景をフラッシュ的に見せ、主演の長澤まさみとタイトルを見せ、CM,そして事件発生と平清盛の首塚を流した後、ヒロインの登場、警視庁に不釣り合いな美脚を誇示しながら颯爽と歩く。
 そして、切符に関する都市伝説(4桁の数字云々)を語り、電話の着信を予知?し、ヒロインの個性をアピールしまくる……という導入。

 まず、安易に「都市伝説」という言葉を使っている点で疑問符が
 平将門の伝説とかは否定しないし、個人的には将門も好きな歴史上の人物である。
 でも、単に将門の首が、故郷を目指して飛んで行ったという話は「伝説」でいいんじゃないだろうか。
 また、大蔵省の仮庁舎を建てる際、首塚を壊して祟られた件や、は、都市伝説でいいと思う。
 「将門由来の地点を結ぶと北斗七星になる」は微妙かな。
 さらに、山手線を造って断ち切るというのは有名な逸話らしいが、後付けっぽい。将門の怨念というのは首塚に限られているような気がするし、明治政府が将門の怨念を恐れて、山手線を造るというのはこじつけ過ぎ。

 百歩とは言わないが、何歩か譲って、清盛に関する伝承、逸話は都市伝説で良いとして、
切符の4ケタ云々と、平将門を同列にしてしまわれるのは悲しい。切符の4ケタの話は、都市伝説ですらなく、単なる迷信、デマレベル。
 無理やり都市伝説っぽいものを並べて、面白いように見せているだけのように思います。江戸城中心とする結界のパワースポットでのストレッチをすると柔らかくなるというのも、う~ん……



 主人公の月子も好きになれない
 派手な格好、かわいいことを武器にする考え方は否定しないが、あまりにも自己中心的で、都市伝説がらみの事件を面白がる……、都市伝説(たたり)を待ち望むという考え方はどうも…。
 それに、あの報告書はひどい。あれは、丹内(竹中直人)でなくても激怒だよねえ。
 洞察力は評価できる(カエルのストラップの件)。しかし、言い当てた後「分かっちゃうんです。私」という得意顔はちょっと……


 周りの刑事たちも有能とは思えない。、決めつけ過ぎで、怒鳴るだけ。通常の刑事のレベルで事件を捜査し把握、考察してくれないと、観ていてストレスを感じてしまう。周囲の刑事を低レベルにすることで、主人公を際立たせるパターンは、推理ドラマとしてのレベルが低くなってしまう。
 更に、丹内班の他の刑事はいる意味があるのだろうか?特に岩田洋子刑事?(安藤玉恵)、刑事だよねえ。何も仕事していないような気がした。病院に付き添っただけ?

 その他の登場人物としては…
・鑑識の勝浦(溝端淳平)の几帳面さは面白い。記憶力抜群なのは大きな武器。月子の捜査を助ける便利屋の存在。
・月子と警視庁副総監(伊武雅刀)とのいちゃつきも何だか…。まあ、彼女が刑事活動をしやすくする理由にはなるが。
・謎の老人・小栗龍太郎(宇津井健)はいわくありげ。正体は月子の神隠しの時の天狗?

 今後、何も仕事していなかった丹内班の刑事も含めて、今後、意味を持ってきそうだが、多分、次回以降は観ません。

★事件の真相・捜査について
 殺人現場は別で、桔梗の花粉が決め手というのは、ある程度納得。
 でも、「狂い咲き」と言うのが…その場しのぎのこじつけ……と思ったら、平将門の助け船というのは、ありかなあ。
 ただ、殺害現場が他所なら、真面目に現場検証すれば、出血量や傷跡、地面の様子などから、判明すると思う。

 被害者の元恋人・関口千穂(内山理名)の心理も理解不能。
 寂しかったから、元彼の左遷の元凶であった男と婚約し(婚約時には婚約者の裏の顔を知らなかった?)、更に、元彼の行動を止めるため、密告するって、不可解過ぎる?

 会長室の声が屋上に届くのも不思議。普通、窓を閉めると思うし、屋上にと音が届くなら、他の場所からでも聞こえると思う。

 被害者の会社の課長の発作はなんだったんでしょう?真相究明シーンではピンピンしていました。

 恋人の心理の不可解さ、音の伝達の不思議、課長の発作の謎……都市伝説より謎である。

☆その他の細かい突っ込み
・逆さまになっていたDVDには、何かあるに違いないと思ったが、いつ、その中身を発見したのか?それを視聴者に見せないで、いきなり解決シーンで披露するというのは、反則気味。
・事件追及シーンで、アリバイが崩れたり、会社の資金流用や被害者の行動などの状況証拠は揃えたが、被害者をビルから投げ落としたという確証は提示しなかった


【ストーリー】(番組サイトより)
 美しすぎる刑事・音無月子(長澤まさみ)が警視庁捜査一課に着任した日、大手町で「ハギノ電工」の社員・藤沢昌史(斉藤陽一郎)の遺体が見つかった! 遺体発見現場はハギノ電工のビルに隣接した路地裏。ビルの屋上には藤沢の靴が揃えられていた。部長の萩野亮一(柏原収史)によれば、融通の利かない性格だった藤沢は生前、課長の吉田和義(大河内浩)ともうまくいっておらず、悩んでいたとのこと。現場近くに遺書こそなかったものの、これらの状況から飛び降り自殺の線が濃厚となる。ところが、上司である刑事・丹内市生(竹中直人)、柴山俊也(平山浩行)とともに現場を検証した月子は、遺体の顔が近くにあった平将門の首塚の方に向いていることを発見。そう、平将門の首塚といえば、昔から、祟りの噂など数々の逸話があり、まさに都市伝説の“聖地”ともいうべき場所。

「この事件――都市伝説が絡んでいるかもしれません」

 突拍子もない月子の発言に呆れる丹内たち。だが、そんな反応などお構いなしで、都市伝説オタクの月子は俄然ヤル気を出す。その矢先、ハギノ電工の女子社員たちが「藤沢の死は将門の祟りだ」と噂しているのを聞いた月子は、嬉々として会話に参加して情報収集。その興奮ぶりに不謹慎さを感じた女子社員・関口千穂(内山理名)から怒られる始末で…。

 その直後、藤沢の自宅から遺書が見つかった。ところが、月子はどうしても藤沢が自らの意志で命を断ったとは思えず、何が何でも将門の祟りであることを証明するため、自分に一目ぼれして付きまとってくる鑑識課員・勝浦洋人(溝端淳平)を巻き込み、こっそり独自捜査を開始。やがて、都市伝説絡みの藤沢情報を新たに掴んだ月子は、ある人物のもとを訪れる! さらに、勝浦が藤沢の衣服に付着していた泥の中から、奇妙なものを検出。月子は「これこそ将門公の祟りである何よりの証拠!」と息巻くが…!?
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いちご狩り?

2012-04-14 10:34:47 | いちご

 3月29日に撮ったものです。ええと、『遅れてきた風景 その2』(4月6日記事)に特別出演した写真と同じ日に撮ったものです。

 そして、ここからは、4月7日から10日にかけて撮ったものです。

「ん?」
「おや!!」

「む!」
「ふんっ!」
「そりゃ!」

【事務所にて】
あの、そこ、じゃまなんですけど。



「んぅ、仕方ないなあ」と伸びをして


「では、ここで仕事を監督」


「そこ、計算違っている!」(ほんとは、あくびしただけです)



「ん?」
「こ、これは!」 ねこじゃらし(えのころぐさ)発見。


「えい!」
「とうぅ!」


「はっ、なに夢中になってんの?」
「あたしとしたことが……」(そしらぬふり)


「あ~疲れた」


「身だしなみ、身だしなみ」


「撮ってもいいわよ」(おすまし、おすまし)


 好奇心が旺盛でじっとしていません。小さいものや紐が大好きで、すぐ格闘を始めます。すぐ狩猟モードスイッチが入ります。あまり、女の子らしくないですね。
 臆病ですが、気が強く、いたずらして怒られると逃げますが、「私を怒ったわね~」と反撃してきます。

 遊ぶのが大好きで、鬼ごっこやかくれんぼを仕掛けてきます。相手をしますが、かなりきついです。
コメント (2)
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『カエルの王女さま』 第1話

2012-04-13 22:22:59 | ドラマ・映画
 実は、まったく観る気がなかったのですが、好きな天海祐希なので、取りあえず観ました。
 私が天海さんを好きなせいかもしれませんが、彼女の魅力がどんどんドラマを引っ張っていくように感じました。

 ストーリーとしてはベタな展開で、怪我などで夢を絶たれた名プレーヤーが、ダメダメチームにやってきて、チームを立て直していくというパターン。
 いえ、私はベタな展開というのは嫌いじゃないです。内容があれば。

 テーマは……これは、『平成エンタメ研究所』のコウジさんの、「カエルの王女さま~ぬるま湯でやっていれば、ぬるま湯の感動しか得られない。」の記事の受け売りですが、澪と主婦たちの衝突と、今後それぞれが得られるであろうものがテーマのようです。

 あと、「シャンソンズって名前・・・だっさい!!」て澪が切り捨てていました(同感)が、このドラマのタイトルも相当なものだと思います。


 と、グダグダ書きましたが、何よりも天海さんの歌が素晴らしかったです。たとえ、どんなにダメダメのドラマでも、許せてしまえそうな素晴らしさでした。この時期は、いろいろ忙しいので、記事を絞ろうと思ったのに、困ったものです。(今後、このドラマのレビューを書くかは未定です)


【ストーリー】(番組サイトより)
財政難に苦しみ、隣市との合併計画が進められている町・由芽市。かつて“歌のまち”として栄えたこの町も、いまでは工場の閉鎖が相次ぎ、市の中心部もシャッター商店街と化していた。

 由芽市出身の倉坂澪(天海祐希)は、人気劇団のミュージカルスターとして活躍後、単身ニューヨークに渡り、ブロードウェイを目指した。だが、本場のショービジネスの世界ではなかなかチャンスにも恵まれず、ついにエージェントのピート佐藤(草刈正雄)から、次のオーディション予定はない、と言い渡されてしまう。

 そんな折、澪は、高校時代の恩師・森香奈絵(久野綾希子)から招待を受ける。市民センターの館長である香奈絵は、音楽教師時代、市の象徴である音楽堂を活動拠点とするママさんコーラスグループ『シャンソンズ』を立ち上げ、全国コンクール5連覇の偉業も成し遂げていた。澪は、大きな舞台の誘いだと思い、期待に胸を膨らませて帰国する。

 同じころ、合併を推進する由芽市の市長・井坂清忠(岸部一徳)は、音楽堂を取り壊して県内最大のゴミ処理場を建設しようとしていた。だが、井坂市長の娘で、シャンソンズの中心メンバーでもあった井坂忠子(石田ゆり子)はその計画に反発。市の職員でもある婿養子の夫・哲郎(小泉孝太郎)の反対をよそに、香奈絵とともにシャンソンズを復活させようと決意する。

 香奈絵のもとを訪れた澪は、3ヵ月後の復活公演を目指すシャンソンズのコーチ役を頼まれる。仕事のあてもない澪は、やむを得ず香奈絵の依頼を引き受けた。が、10年前は40人もいたメンバーも、現在は忠子のほか、値切りの女帝と呼ばれる4人の子持ち主婦・馬場みぞれ(大島蓉子)、パチンコに入り浸っているお調子者の専業主婦・皆川玉子(菊地美香)のふたりだけ。そこで玉子は、ブロードウェイのスターがコーチを務めるとアピールしたメンバー募集のチラシを制作した。

 オーディションにやってきたのは、引っ込み思案ゆえに就活も53連敗中の大学生・野々村まひる(大島優子)や、美貌の市役所受付嬢・桜井玲奈(片瀬那奈)、キャバクラで働く元ヤンキーのシングルマザー・羽田南(福原美穂)、乾一希(玉山鉄二)とともに閉鎖寸前の工場で働いているフェミニンな男性・高垣忍(千葉雄大)といった面々だった。まったくの素人たちを前に愕然とする澪。そんな彼女に追い打ちをかけるように、エージェントから契約打ち切りの連絡が入り、居候している熊園桜(濱田マリ)の家には、ニューヨークのアパートメントにあった荷物が送りつけられてくる。行き場を失った澪は…。
コメント (4)
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