登場人物は個性的、密室トリックも大胆で、深く考えなければ、楽しめます。
しかし、これが長所であり、短所でもあります。
短所として観た場合、
★登場人物の設定に無理がありすぎる
☆主人公・片山義太郎刑事(相葉雅紀)
死体が駄目で、高所恐怖症、女性恐怖症で、そのうえ幽霊恐怖症らしい。これでよく刑事になれたものだと思うが、小説の主人公のキャラクターなので突っ込むところではないだろう。ただ、正直、めんどうくせ~キャラ。
かなり情けないキャラだが、やさしさの裏返しと無理に考えよう。そして、そのやさしさが魅力なのだろう。私は相葉くんのキャラにあっていて、いい味だったと思う。
☆ヒロシ(藤木直人)・晴美(大政絢)兄妹
家訓の「一家に一刑事」を押し付け、生活力はまったくないが、兄は小説家を目指すだけあって、論理的でひらめきや推理力もある。妹は奔放で行動力がある。兄が言いにくいこともズバッと言い切る気の強さもある。
義太郎より遥かに刑事向きのふたりだが、3兄弟が補完しあうということなのだろう。
☆石津刑事(大倉忠義)
2枚目でそれなりにソツなくこなす後輩。八方美人でその変わり身の速さには感心。
☆三毛猫ホームズとその化身?(マツコ・デラックス)
原作でのホームズの行動はどうなのだろうか?
不思議なほど役が嵌っているように感じるが、マツコが登場した瞬間、ドラマが非現実的なものに感じてしまう。
上記の4人が十分個性的なので、お助けキャラは必要ないように思えるので、ヒントを指し示すだけとか、せめて、声だけでいいような気がする。
☆根本刑事(尾美としのり)
今回、若く見える。
★大胆で面白いトリックだが、無理がありすぎる
コンテナを利用した簡易カフェテラス、これをクレーンで持ち上げ、横を縦にして落下距離を生み出し転落死させる。パズルのようなトリックで面白いと思うが、現実的には、中の椅子やテーブルを運び出す手間が大変だし、それを目撃される可能性も大きい。
さらに、クレーンを使うのも、目撃される危険性を伴う。
そのうえ、犯行の成功率も低そう。被害者がコンテナが持ち上げられた瞬間、反射的に何かをしっかり掴んで、宙ぶらりん状態にならないと、転落しさせられない。初めの段階で、滑り落ちればほとんど無傷で済む。
それに、壁に激突した後が必ず残り、トリックがばれる可能性が極めて高い。
何度もクレーンが大映しになるのは、おかしかった。
と、深く考えてしまうと、あれこれ気になってしまうが、単純に楽しむドラマなのであろう。嫌いではないです。
いつもの通り、番組サイトからの引用ですが、ドラマ内容とあらすじが違います(ボヤ騒ぎの辺り)。
【ストーリー】(番組サイトより)
「俺は刑事になんて向いていない…」
そう嘆き、毎日のように辞表を提出するダメダメ刑事・片山義太郎。女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症、人間としてのあらゆる弱点を兼ね備えた片山は
「一家に一刑事」という家訓と、かつての名刑事であった父親の遺言から刑事となるが、勿論うだつのあがらない毎日を過ごしていた。
そんなある日、捜査一課の栗原課長に命じられ、女子大へと捜査に向かわされる片山。周りを見渡せば女子!女子!女子!女性恐怖症の片山にとってはあまりの惨劇にフラフラする中、そこで一匹の不思議な三毛猫と出会うーーー。
学部長の森崎に頼まれ、学内の風紀の乱れを調査することになった片山は、倒れそうになる体に鞭を打ち、近くのカフェテリアから女子寮の見張りを始める。
すると寮内でボヤ騒ぎが発生!急いで駆けつけ、生徒とともに消火活動を始めるが、慌てた片山は生徒と衝突し、失神してしまう…。
女子寮の中で目を覚ます片山。急いで飛び出しカフェテリアに戻るが、そこは既に鍵が閉められていた。
翌日、署に向かった片山に衝撃の事実が告げられる。
昨晩、片山が見張りをしていたカフェテリアで森崎学部長が殺害されたのだという。中は内側から鍵が閉められ、完全なる密室殺人。そして不思議なことに、片山がいない間に、なぜか部屋中の椅子やテーブルが全て姿を消していた。多くの謎に頭を悩ませる片山。
…その時、昨日の三毛猫が突然現れ、片山に何かを知らせようとするーーー。
しかし、これが長所であり、短所でもあります。
短所として観た場合、
★登場人物の設定に無理がありすぎる
☆主人公・片山義太郎刑事(相葉雅紀)
死体が駄目で、高所恐怖症、女性恐怖症で、そのうえ幽霊恐怖症らしい。これでよく刑事になれたものだと思うが、小説の主人公のキャラクターなので突っ込むところではないだろう。ただ、正直、めんどうくせ~キャラ。
かなり情けないキャラだが、やさしさの裏返しと無理に考えよう。そして、そのやさしさが魅力なのだろう。私は相葉くんのキャラにあっていて、いい味だったと思う。
☆ヒロシ(藤木直人)・晴美(大政絢)兄妹
家訓の「一家に一刑事」を押し付け、生活力はまったくないが、兄は小説家を目指すだけあって、論理的でひらめきや推理力もある。妹は奔放で行動力がある。兄が言いにくいこともズバッと言い切る気の強さもある。
義太郎より遥かに刑事向きのふたりだが、3兄弟が補完しあうということなのだろう。
☆石津刑事(大倉忠義)
2枚目でそれなりにソツなくこなす後輩。八方美人でその変わり身の速さには感心。
☆三毛猫ホームズとその化身?(マツコ・デラックス)
原作でのホームズの行動はどうなのだろうか?
不思議なほど役が嵌っているように感じるが、マツコが登場した瞬間、ドラマが非現実的なものに感じてしまう。
上記の4人が十分個性的なので、お助けキャラは必要ないように思えるので、ヒントを指し示すだけとか、せめて、声だけでいいような気がする。
☆根本刑事(尾美としのり)
今回、若く見える。
★大胆で面白いトリックだが、無理がありすぎる
コンテナを利用した簡易カフェテラス、これをクレーンで持ち上げ、横を縦にして落下距離を生み出し転落死させる。パズルのようなトリックで面白いと思うが、現実的には、中の椅子やテーブルを運び出す手間が大変だし、それを目撃される可能性も大きい。
さらに、クレーンを使うのも、目撃される危険性を伴う。
そのうえ、犯行の成功率も低そう。被害者がコンテナが持ち上げられた瞬間、反射的に何かをしっかり掴んで、宙ぶらりん状態にならないと、転落しさせられない。初めの段階で、滑り落ちればほとんど無傷で済む。
それに、壁に激突した後が必ず残り、トリックがばれる可能性が極めて高い。
何度もクレーンが大映しになるのは、おかしかった。
と、深く考えてしまうと、あれこれ気になってしまうが、単純に楽しむドラマなのであろう。嫌いではないです。
いつもの通り、番組サイトからの引用ですが、ドラマ内容とあらすじが違います(ボヤ騒ぎの辺り)。
【ストーリー】(番組サイトより)
「俺は刑事になんて向いていない…」
そう嘆き、毎日のように辞表を提出するダメダメ刑事・片山義太郎。女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症、人間としてのあらゆる弱点を兼ね備えた片山は
「一家に一刑事」という家訓と、かつての名刑事であった父親の遺言から刑事となるが、勿論うだつのあがらない毎日を過ごしていた。
そんなある日、捜査一課の栗原課長に命じられ、女子大へと捜査に向かわされる片山。周りを見渡せば女子!女子!女子!女性恐怖症の片山にとってはあまりの惨劇にフラフラする中、そこで一匹の不思議な三毛猫と出会うーーー。
学部長の森崎に頼まれ、学内の風紀の乱れを調査することになった片山は、倒れそうになる体に鞭を打ち、近くのカフェテリアから女子寮の見張りを始める。
すると寮内でボヤ騒ぎが発生!急いで駆けつけ、生徒とともに消火活動を始めるが、慌てた片山は生徒と衝突し、失神してしまう…。
女子寮の中で目を覚ます片山。急いで飛び出しカフェテリアに戻るが、そこは既に鍵が閉められていた。
翌日、署に向かった片山に衝撃の事実が告げられる。
昨晩、片山が見張りをしていたカフェテリアで森崎学部長が殺害されたのだという。中は内側から鍵が閉められ、完全なる密室殺人。そして不思議なことに、片山がいない間に、なぜか部屋中の椅子やテーブルが全て姿を消していた。多くの謎に頭を悩ませる片山。
…その時、昨日の三毛猫が突然現れ、片山に何かを知らせようとするーーー。
感想共感しました
よくなって欲しいです
>相場じゃなくて相葉ですよ
あぁあぁぁ
相場くん、いや、相葉様、申し訳ありませんでした。ファンの方々、ごめんなさい。
うんさん、ご指摘ありがとうございました。
ドラマは楽しみにしたいです。
赤川次郎氏の原作は面白いと思うのですが、さすがにやや古さを感じてしまいます。まあ、それはそれでいいと思いますが、片山兄妹とマツコデラックスは背反条件みたいなもので、どちらか一つだけで十分のような気がします。