単調で退屈な日常。
考えるのはスーパーの安売りのことで、心がわき立つこともない。
就職がうまくいかなかったり、工場の職場で無能者扱いされて、自分はこの世で必要とされていないじゃないかと思う者もいる。
しかし、それでも人は<輝きたい>と思っている。<自分はここにいるんだよ>と叫びたいと思っている。
「カエルの王女さま」はそんな人々の物語。
そして、彼らを一瞬でもワクワクさせ、日常を忘れさせてくれるのが歌。
歌を歌っている時だけが、自分が輝いているように思える。
でも、倉坂澪(天海祐希)が歌に求めるものと、主婦たちが求めるものは違うんですよね。
主婦たちは歌えて、日々のストレスを発散できればいい。楽しければいい。
歌よりもダイコン。
しかし、澪はプロ。
歌に命を削るほど真っ正面から取り組んでいるし、常により高いレベルを望んでいる。
ここに摩擦、衝突が生まれる。
では、澪と主婦たち、どちらが正しいのだろうか?
答えは両方、正しい!
主婦たちは澪の求めるレベルを目指して努力すれば、きっと大きな喜びと達成感を得られるはず。
大きく成長した自分に感動できるはず。
ぬるま湯でやっていれば、得られるのはぬるま湯の感動でしかない。
一方、澪。
彼女は主婦たちから、歌は楽しいものだということを学ぶはず。
歌は上を目指してのぼりつめるための手段ではない。
歌って楽しいから歌うのだ。歌って自分や他人を感動させられるから歌うのだ、ということを学ぶはず。
その他のことでは、天海祐希さんの歌を聴けたのがうれしい。
「あの鐘を鳴らすのはあなた」
上手い! さすが! やはりスポットライトを浴びると、抜群に輝きますね。
女優さんでもあって、♪あなたに会えてよかった~♪ なんかは見事に語りかける感じにもなっている。
あと、今後が楽しみなのは、野々村まひる役の大島優子さんかな。
大島さんはAKB48の中で、歌もダンスも抜群に上手い。
なので、まひるが澪に鍛えられて、最高のパフォーマンスをする時が来るはず。
それを早く見たい。
作品としては、日本版『glee』という感じですね。
きっとクライマックスでは、合唱コンクールで<歌とダンスのパフォーマンス>をするのだろう。
考えるのはスーパーの安売りのことで、心がわき立つこともない。
就職がうまくいかなかったり、工場の職場で無能者扱いされて、自分はこの世で必要とされていないじゃないかと思う者もいる。
しかし、それでも人は<輝きたい>と思っている。<自分はここにいるんだよ>と叫びたいと思っている。
「カエルの王女さま」はそんな人々の物語。
そして、彼らを一瞬でもワクワクさせ、日常を忘れさせてくれるのが歌。
歌を歌っている時だけが、自分が輝いているように思える。
でも、倉坂澪(天海祐希)が歌に求めるものと、主婦たちが求めるものは違うんですよね。
主婦たちは歌えて、日々のストレスを発散できればいい。楽しければいい。
歌よりもダイコン。
しかし、澪はプロ。
歌に命を削るほど真っ正面から取り組んでいるし、常により高いレベルを望んでいる。
ここに摩擦、衝突が生まれる。
では、澪と主婦たち、どちらが正しいのだろうか?
答えは両方、正しい!
主婦たちは澪の求めるレベルを目指して努力すれば、きっと大きな喜びと達成感を得られるはず。
大きく成長した自分に感動できるはず。
ぬるま湯でやっていれば、得られるのはぬるま湯の感動でしかない。
一方、澪。
彼女は主婦たちから、歌は楽しいものだということを学ぶはず。
歌は上を目指してのぼりつめるための手段ではない。
歌って楽しいから歌うのだ。歌って自分や他人を感動させられるから歌うのだ、ということを学ぶはず。
その他のことでは、天海祐希さんの歌を聴けたのがうれしい。
「あの鐘を鳴らすのはあなた」
上手い! さすが! やはりスポットライトを浴びると、抜群に輝きますね。
女優さんでもあって、♪あなたに会えてよかった~♪ なんかは見事に語りかける感じにもなっている。
あと、今後が楽しみなのは、野々村まひる役の大島優子さんかな。
大島さんはAKB48の中で、歌もダンスも抜群に上手い。
なので、まひるが澪に鍛えられて、最高のパフォーマンスをする時が来るはず。
それを早く見たい。
作品としては、日本版『glee』という感じですね。
きっとクライマックスでは、合唱コンクールで<歌とダンスのパフォーマンス>をするのだろう。
流石のレビューです。澪と主婦たちの衝突と、今後それぞれが得られるであろうものの考察は見事です。また、私のブログでご紹介させてください。
実は、まったく観る気がなかったのですが、好きな天海祐希なので、取りあえず観ました。
私が天海さんを好きなせいかもしれませんが、の魅力がどんどんドラマを引っ張っていくように感じました。
ストーリーとしてはベタな展開で、怪我などで夢を絶たれた名プレーヤーが、ダメダメチームにやってきて、チームを立て直していくというパターン。
いえ、私はベタな展開というのは嫌いじゃないです。内容があれば。
と、グダグダ書きましたが、何よりも天海さんの歌が素晴らしかったです。たとえ、どんなにダメダメのドラマでも、許せてしまえそうな素晴らしさでした。この時期は、いろいろ忙しいので、記事を絞ろうと思ったのに、困ったものです。
> 私が天海さんを好きなせいかもしれませんが、の魅力がどんどんドラマを引っ張っていくように感じました。
の「の魅力がどんどんドラマを…」の前の「彼女」が抜けてしまいました。
ご紹介いただきましてありがとうございます。
ベタな展開、僕も好きです。
次にどうなるのか、というハラハラはあまり期待できませんが、安心してみていられますし。
こういうベタ作品の場合、ディティールが大事なのですが、この作品の場合、しっかり描き込まれていますね。
コーラスラインについてのうんちくも「なるほど」でしたし、家事や仕事をしながら歌を歌うシーンもよかった。
毎回、クライマックスでは、今回の天海さんのように、誰かが歌を歌うんですかね。
それも楽しみです。
録画したままだったので コメントが遅くなりました
天海祐希さんが好きなので
それだけを見るドラマだと割り切ることにしました
彼女の歌と踊りを見れるなら それも良しです
シャキシャキした女性像
ハンサムウーマンな役どころの彼女は好きですから・・・
私は『glee』は見ていませんが
このドラマを見ていて
韓国ドラマの「ベートーヴェン・ウィルス」を思い出しました
オーディションで寄せ集めた楽団員によるオケの話です
率いる指揮者は偏屈ですが 情は有るし
腕も確かな著名人という設定です
「これが答えだ」(三上博史主演)の
リメイクっぽいドラマでしたよ
石田さん 玉山さん 小泉さん
脇役も好感のもてる人ばかりなのに
ストーリーには魅力を感じません
天海さん 石田さん 玉山さんは
「薔薇の十字架」で共演してました
筋書きやキャスティングに
既視感バリバリなのがマイナスになっているようですね
※ 久野綾希子さんを久しぶりに見て懐かしかったです
ミュージカルならば こちらが本職ですよね
既視感。
これは、この作品に限らず、もうどうしようもないことですね。
これが全体的なドラマの視聴率低迷に繋がっているのでしょう。
天海さんも、この作品では<歌って踊る>という新しい面を見せてくれましたが、その他の部分では、いつもの天海さん。
だから僕は、満島ひかりさんのような次にどんな新しい顔を見せてくれるかわからない役者さんに惹かれてしまいます。
まあ、役者さんは新しい人を起用してマンネリを脱することができると思いますが、物語の場合は、素材やパターンは限られているでしょうから、目新しいものを出すのはかなり難しいでしょうね。
そうすると、何を楽しむかというと、ディティールや一工夫なのですが、この作品の場合は、毎回クライマックスで描かれるであろう<歌のシーン>でしょうね。
天海祐希えんじた 澪、まあ 強引でしたね。
でも レビュ書いた人の中には あれくらいの強引さがないと あの グダグダな連中は引っ張ってゆけないからいいんじゃない、という意見もありました。
でも そんな澪も ブロードウェイでは 落ちこぼれており 草刈正雄さん演じたエージェントから
「 10年もいて たった一回の代役だけで それっきり・・・君は才能も可能性もない クビ!」と宣告され、行き場を失ったところへ 恩師の先生からオファーがきたんでしたもんな~。
<心がわき立つこともない。
就職がうまくいかなかったり、工場の職場で無能者扱いされて、自分はこの世で必要とされていないじゃないかと思う者もいる。>
澪もまた 地元の住人達同様
日陰から抜け出れず 自分はいったい何だったんだと悶々としてた。
<ぬるま湯でやっていれば、得られるのはぬるま湯の感動でしかない。>
まさにそう! 澪ははじめはいやいやながらも 地元を活気づかせ 音楽堂取り壊し廃止を訴えるためにミュージカル魂に火をつけてくれた。
(6話より)一時は ブロードウェイではたった一回の代役選ばれただけで それっきり役がもらえない不遇の時期を長い間すごしてきたことが 合唱団のメンバーにバレてしまい、みんなから白い目で見られてたシーンは キツかったです。
「なんとかいえよ!スターじゃないって ホントかよ!」
「ブロードウェイのスターだから信じてたのに(怒り)」
あげく石田ゆり子さん演じた 合唱団のリーダーからの平手打ち(゜Д゜|||)
「もうけっこうです。出ていってください!」
けれども歌によって 救われ またまとまって行き・・・
ベタだけど 好きですね^^
特別出演で 米米クラブの曲が使われたことにあやかって 石井竜也さんが7話で 澪の元カレ役には驚きました。
追伸 澪が打ちのめされたり シリアスモードになった状態の結構あったケド(先ほどのバレた場面等)
澪がひとり 物思いにふけるとき 行き場を失くしてまたふらりと どこかへ、のシチュエーションに なんだか似合いそうな曲がありました。
米米クラブ「愛してる」です。歌詞をじっくり聞きながら澪の姿を浮かべてたら 我ながら ピッタシやんって(苦笑い)
https://www.youtube.com/watch?v=t7QsYzhFf1Q
コメントありがとうございます。
全話ご覧になったんですね。
僕はこの作品、途中で挫折したと思うので、<ブロードウェイではたった一回の代役>という展開は驚きでした。
主人公に課す困難としては、ベタだと思いますが、この困難をどう克服していったのか興味があります。
7月開始のドラマでは、学校の合唱部を舞台にしたものがあるようですが、このジャンルはさまざまな形でやりつくされて展開も予想できるので、ヒットは難しいんですよね。
どうしても映画『スウイングガールズ』を越えることはできない。
個人的には好きで、がんばってほしいジャンルではありますが。