英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

羽生ファン3百万人の悲鳴が……

2024-08-25 12:45:07 | 将棋
「ひゃー」「ぎょえ~」「ひぃぃぃ」「ぐはっ」「ぐほっ」

今日、11時40分過ぎ、日本各地で羽生ファンの悲鳴が上がったはず。
私の場合は、絶句だったが。

難解な序中盤、そこから巧みな指し回しで抜け出し、勝勢に。
多少ぐずついたものの、再び勝勢に。
だが、30秒将棋では読み切るのは難しく(通常の将棋では秒読みは1分)、自玉が詰むのをうっかりしてしまった。
……"頓死”

詰み筋をうっかりしたのだろうか?
でも、詰まされる筋は▲7三角が第一感で、直感的に相当危ないと感じるところだ。
テレビ画面のAIが示す最善手△7八歩で、その手を指せば勝勢は維持できたが、その先の意変化を読み切るのは難しそう。
最善手ではないが、後手の詰み筋の▲7三角~▲8五桂の8五の地点を先に埋めておく△8五桂は、形勢逆転を許すものの、まだひと山もふた山もありそうだ。いわゆる"保険を掛ける”一着で、読み切れない時に指しそうなものだ。

実戦の△4七馬は馬当たりを解除しつつ、先手玉に詰めろを掛ける味の良い手であるが、後手玉が詰んでしまうのでは大悪手だ。
自玉に危機感がなかったとしか思えない一着だった。
野球で言えば、九回裏1アウト満塁でサードゴロ。
ここでサードがホームに送球せず、セカンド~ファーストのダブルプレーを狙う訳でもなく、単にファーストに送球して2アウトにしただけのようなものだ(当然、3塁ランナーがホームに駆けこんで、サヨナラ負け)

同じ負けるにしても、ひどい負け方……
昨年のJT日本シリーズの対山崎戦に匹敵する負け方だ……

「ふん、羽生九段が負けたって、私には1円の損害もないもん」という、羽生ファンにあるまじき思考で、納得させようとしたが、
ここ数日の疲労感が3倍になったのは間違いない。

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