テニスのウィンブルドン選手権、男子シングルス決勝は、第1シードで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)を7―6 (タイブレーク7-1)、6―7(10-12)、6―4、6―3で破り、2年連続3度目の優勝を果たした。ジョコビッチは4大大会通算9勝目(歴代8位)。
いやあ、ジョコビッチ、強すぎ!
フェデラーは第1セットを奪えなかったのが痛かった。
第1セットはフェデラーが押していた。好調なサーブを武器に、サービスゲームを危なげなくキープし、第6ゲームでラブゲームでブレイクに成功。
しかし、直後の第7ゲームをブレイクされてしまう。優位の時間がもう少し長ければ、フェデラーのペースでゲームが運べただろう。
それでも、フェデラーの6-5で迎えたジョコビッチのサービスゲームで2度のセットポイントを握る。しかし、これを凌がれタイブレークに。
さらに、タイブレークの第1ポイントも、ゲームを大きく左右した。
フェデラーがサーブ&ボレーを試み、自陣左のネット際から、ネットとほぼ平行にストップボレーを落とす。
ベースラインセンター付近にいたジョコビッチは、猛ダッシュ。
審判台手前で掬い上げたボールは、ネットの横を通り、フェデラーの右ベースライン付近に飛行した。
ネット付近にいたフェデラーも追うが届かず、ジョコビッチのポイント。
フェデラーの神業的ストップボレーを、ジョコビッチの驚異的カバーリングで覆してしまった。
このスーパープレーが大きく、タイブレークは7-1とジョコビッチが一方的に制した。
試合の流れはジョコビッチに傾くかと思われたが、第2セットも均衡が保たれ、再びタイブレーク。
このタイブレークもジョコビッチが支配したが、幾度ものピンチをフェデラーが耐えに耐え、12-10でフェデラーが制した。
この第2セットのタイブレークは、稀に見るスーパープレーの連続で、握る汗も出ないほど、呼吸が正常にできないほど、興奮した。
この激闘の第2セットで、フェデラーは力尽きたように思う。
ストローク戦はもともと劣勢であるが、サービスゲームでもストローク戦に持ち込まれるとポイントを奪われることが多くなっていった。
フェデラーも球種に変化を付けたり、渾身の力を込めて強打を放つが、ことごとくジョコビッチに返されてしまった。
第3セット4-6、第4セット3-6で、昨年に続き、ジョコビッチに敗れ去った。
今年から全仏オープンとウィンブルドンとの開催期間が1週間長くなり、万全の状態で臨むことができたフェデラー。
決勝までに落としたのは1セットのみ、サービスゲームをブレイクされたのも1ゲームのみ。
準決勝のマレー戦も、全く危なげなく、完璧なゲームで制していた。
それでも勝てなかった。
ジョコビッチ、強すぎ!
4回戦のアンダーソン戦、2セットダウンのジョコビッチを思わず応援してしまったが、こんなことなら、あそこで負けてくれればよかったのに……
いやあ、ジョコビッチ、強すぎ!
フェデラーは第1セットを奪えなかったのが痛かった。
第1セットはフェデラーが押していた。好調なサーブを武器に、サービスゲームを危なげなくキープし、第6ゲームでラブゲームでブレイクに成功。
しかし、直後の第7ゲームをブレイクされてしまう。優位の時間がもう少し長ければ、フェデラーのペースでゲームが運べただろう。
それでも、フェデラーの6-5で迎えたジョコビッチのサービスゲームで2度のセットポイントを握る。しかし、これを凌がれタイブレークに。
さらに、タイブレークの第1ポイントも、ゲームを大きく左右した。
フェデラーがサーブ&ボレーを試み、自陣左のネット際から、ネットとほぼ平行にストップボレーを落とす。
ベースラインセンター付近にいたジョコビッチは、猛ダッシュ。
審判台手前で掬い上げたボールは、ネットの横を通り、フェデラーの右ベースライン付近に飛行した。
ネット付近にいたフェデラーも追うが届かず、ジョコビッチのポイント。
フェデラーの神業的ストップボレーを、ジョコビッチの驚異的カバーリングで覆してしまった。
このスーパープレーが大きく、タイブレークは7-1とジョコビッチが一方的に制した。
試合の流れはジョコビッチに傾くかと思われたが、第2セットも均衡が保たれ、再びタイブレーク。
このタイブレークもジョコビッチが支配したが、幾度ものピンチをフェデラーが耐えに耐え、12-10でフェデラーが制した。
この第2セットのタイブレークは、稀に見るスーパープレーの連続で、握る汗も出ないほど、呼吸が正常にできないほど、興奮した。
この激闘の第2セットで、フェデラーは力尽きたように思う。
ストローク戦はもともと劣勢であるが、サービスゲームでもストローク戦に持ち込まれるとポイントを奪われることが多くなっていった。
フェデラーも球種に変化を付けたり、渾身の力を込めて強打を放つが、ことごとくジョコビッチに返されてしまった。
第3セット4-6、第4セット3-6で、昨年に続き、ジョコビッチに敗れ去った。
今年から全仏オープンとウィンブルドンとの開催期間が1週間長くなり、万全の状態で臨むことができたフェデラー。
決勝までに落としたのは1セットのみ、サービスゲームをブレイクされたのも1ゲームのみ。
準決勝のマレー戦も、全く危なげなく、完璧なゲームで制していた。
それでも勝てなかった。
ジョコビッチ、強すぎ!
4回戦のアンダーソン戦、2セットダウンのジョコビッチを思わず応援してしまったが、こんなことなら、あそこで負けてくれればよかったのに……