さんぽ道から

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ウメ

2023-02-14 14:27:09 | 花みち草にて


米国の投資会社ブラックロックは、日本株の評価をアンダーウェート(投資対象として魅力なしとし、投資額を引き下げる方向)にするとロイター・ニュースが伝えました。

(注)ブラックロックとは、米国NYに本社を置く世界最大の資産投資会社でその運用額は1100兆円と日本のGDPの約2倍。世界30カ国に支社をもち従業員総数は18千人。

記事は:
QTE: ブラックロック、日本株を「アンダーウェート」に引き下げ
 [13日 ロイター] - ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)は13日、日本株の投資判断を「アンダーウエート」に引き下げた。日銀が超金融緩和戦略から政策転換した場合、世界の利回りが上昇し、リスク選好度が低下する可能性があるとした。
日本政府は、日銀の黒田東彦総裁の後任に経済学者で日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めたと、国内メディアが10日報じた。
BIIはこれについて、他の主要国との金利引き上げの方向性を一致させるサプライズとなりうると指摘。「日銀が長期金利の許容変動幅拡大再び拡大するか、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を撤廃するなどの政策変更があり得るとした上で「誰が就任するにせよ、日本の賃金上昇とインフレのダイナミクスは現在の政策スタンスが限界に達している可能性があるとの見方を示した。
さらに、日銀の金融政策のほか、他の主要国の景気減速に対する日本経済の感応度も投資判断引き下げの要因になったとし「収益成長率の予想はすでに成長鈍化によるリスクを反映しており、日本の輸出セクターは苦境に立たされると予想される」と述べた。 :UNQTE


要は、日銀は、賃金の上昇とインフレで主要国同様に金利引き上げの方向に舵を切らねばならず、また他の主要国が景気減速するなか、既に低成長下の輸出企業は、その成長率を更に押し下げ、株価は魅力薄になると予測する というもの。

超一般的な内容ですが、一大投資会社が 改めて 強調するとは 「びっくり」でした。

日本株価買い付けは よく吟味してからにしましょう・・・
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