さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

ダリア

2024-07-26 11:25:31 | ダイアリー
    

以前は庭によく小鳥がやってきました。

ヒヨドリ、ムクドリ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラなどがそうで、中でも好きだったのはシジュウカラでした。

そして餌の少ない冬場に、ヒマワリの種をエサ台に置くと、次から次へとシジュウカラが集まってきました。

シジュウカラは、白いTシャツを着ているような清潔感があり、いっぺんに餌を大食いしないのはつつましい、また二三羽でやってきていたのでコミュニケーション上手なのでしょう、好きでした。

ただ家屋や庭の手入れで、数カ月間、餌やりが出来なくなると小鳥は消えてしまいました。

素直な対応というのか現金な鳥たちです。
生活が懸かっているので、人間で言うと「無給ではやってゆけません」とのことでしょう。

最近またヒマワリの種をエサ台に置いてみましたが、シジュウカラも小鳥もやってきません。

好意は続けてこそ、その誠意で相手に伝わるものなのでしょう。小鳥の世界でも・・・

今日のニュースは、
米国での市民生活の変化をブルームバーグ・ニュースがレポートという形で伝えていて、日本も同じような変化の兆しがみられるので、参考になるかと思い、転記したものです。

QTE:
「生活費高騰、食品や自動車メーカーの業績を直撃-高級品販売も不振」
Dasha Afanasieva、Leslie Patton
2024年7月26日 2:15 JST
買い物客の約80%、食料品への支出を減らす-調査
宅配業者配送網、利益率の低い商品が氾濫-リベンジ旅行も減少傾向

新型コロナ禍後のリベンジ消費が世界的に後退しており、企業の売上高と利益を直撃し始めている。
  食品メーカーや航空会社、自動車メーカー、高級住宅に至るまで、その影響を示す証拠は山積している。米国の食料品店の買い物客がインフレで疲弊しているのか、中国の富裕層が次の買い物を先延ばしにしているのかにかかわらず、その影響は企業全体に波及している。
  世界最大の食品会社ネスレは25日、通期売上高見通しを下方修正した。ユニリーバは売上高が予想を下回り、「ジープ」ブランドを所有するステランティスは利益が急減。24日には米家電メーカーのワールプールが業績予想を下方修正した。
  ネスレのマーク・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「消費者は値打ちのあるものを求めている。当社は圧力を感じ続けており、消費財セクターの他の企業も同様のことを報告している」と述べた。
  生活費高騰という危機で、買い物客はより安いブランドに買い換えざるを得ず、消費財大手は従来の顧客を呼び戻すのに苦労している。クーポンを提供するウェブサイト、セービングス・ドットコムが米国の人口動態を反映した1000人を対象に最近実施した世論調査によると、買い物客の約80%が食料品への支出を減らしている。

チキンソーセージ
  コロラド州オーロラに住む30歳の大学生、ダン・コトウスキさんがそうだ。オーガニックの鶏胸肉をやめ、会員制量販店サムズ・クラブに月に1度買い物に行き、2ポンド(約900グラム)のチキンソーセージと卵白、牛乳、ブルーベリー、ほうれん草を買い込み、冷凍保存するようになった。
  コトウスキさんは「生活費は天文学的な数字で、特に食料品にはそう感じている」と語った。
  米国の消費者はインフレと金利上昇に対して全般的に耐性があるが、支出方法を選択し、価値のあるものを求めている。ウォルマートやターゲットなどの小売業者はここ数カ月、消費者の財布のひもはまだ緩んでおらず、広範な消費状況は依然として厳しいと述べている。
  家電ブランド「メイタグ」を所有するワールプールは、通期ガイダンスを下方修正した際、住宅市場の低迷や経済への悲観的な見方、米大統領選挙を巡る暗い見方がある中、買い物客は高価な買い物を控えていると指摘。北米における主要家電製品の売り上げは、直近の四半期で5.7%減少したと明らかにした。

  「フィアット」や「プジョー」などのブランドを所有するステランティスも、高価な買い物を敬遠する動きから打撃を受けた。同社は25日、上半期の売上高急減を発表し、株価が下落。利益はほぼ半減した。
  ステランティスのナタリー・ナイト最高財務責任者(CFO)は電話会見で、「ダッジ・チャージャー」など米国から撤退したモデルを再導入し、顧客を取り戻すと発言。特に新製品を投入する際に「段階的な価格調整」を行う可能性が高いと述べた。
  フォード・モーターとテスラも今週、期待外れの決算を発表。ポルシェはサプライチェーンの乱れを警告した。
  ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)やフェデックスのような宅配業者は、コロナ禍の消費ブームが下火になって以来、宅配サービスの取扱量の減少に悩まされてきた。しかし、これらの企業が目の当たりにしているのは、消費者の購買意欲低下ではなく、より安価な買い物へのシフトだ。
  UPSは最近、格安通販「SHEIN」のタンクトップを入れたペラペラのバッグや「Temu」のネコ用おもちゃなど、軽量で利益率の低い商品が配送網で氾濫しているのに気づいた。キャロル・トメCEOは23日のアナリスト会議で、第2四半期に電子商取引の量が「爆発的に増加した」と述べた。
  宅配業者にとって、このサプライズは必ずしも歓迎すべきものではない。高価格帯の荷物を狙う戦略は、安価な商品を求める消費者の飽くなき需要に圧倒されている。
  外食産業では客足の減少により、チェーン店が需要喚起のためにキャンペーンを開始し、ファストフードは高過ぎるとの認識の転換を図っている。チポトレは24日、直近四半期に売り上げが8%増加したと発表。人気メニュー「チキン・アル・パストール」の復活のような期間限定キャンペーンが、より迅速なサービスと連動して客足を促進したためだ。

苦しむ消費者
  ペプシコのラモン・ラグアルタCEOは決算説明会で「米国では困難な状況下にある消費者がいることは明らかだ」と述べた。
  リベンジ旅行も減少傾向にある。格安航空会社ライアンエアー・ホールディングスは消費者がより慎重になるにつれて夏季の旅行期間の運賃が下がると発表。株価はコロナ禍の初期以来の急落となった。先週には、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが航空券価格を引き下げるため、第3四半期の利益はウォール街の予想を下回ると発表していた。

高級品の不調
  消費後退は節約志向の買い物客に限ったことではない。
  フランスの高級品ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは期待外れの決算となった。中国での高級品需要が冷え込んだことが一因。
  ドイツのヒューゴ・ボスから英バーバリー・グループまで、高級品を扱う他の企業も中国需要の影響で売り上げが伸び悩み、利益見通しを下方修正した。バーバリーはジョナサン・アクロイドCEOを更迭し、上半期の赤字の可能性を警告した。
  ポルシェのオリバー・ブルーメCEOは24日の決算発表で、「高級車セグメント全体が圧力を受けている」と発言したが、値下げは計画していないと付け加えた。同氏によれば、ポルシェの中国販売パートナーは高級車セグメントについて、「復活する可能性はあるが、いつ、どのように復活するかは誰にも分からない」と語っている。
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