民進党は 東京都議会選挙総括会合で、党執行部は敗選の責任を取るべし との意見を 蓮舫代表は取り上げ、 野田幹事長を首にするという。
このニュースを知って、ちょっと違うなぁ と感じました。
先ず 都議選の敗選（議席数 7→5）は 民進党の党全体の責任というより 選挙責任者や都議のまとめ役たる 民進党選挙対策委員長や 民進党東京総支部連合会会長 の責任だからです。
振り返ると 都議選は 自民（既存特権） 対 小池氏（議会への新風） の戦いでありました。 公明党は 小池都知事給与半減に呼応した 議員の報酬削減問題で 自民党の削減不要に対抗して 自民との離別を早々に決め、選挙に勝利したのに比し、民進党は 小池都政に 初めは賛成としておきながら、後に 反対へと鞍替えをしました。 民進党・東京は 何をしてきたのか 何をしたいのか 自民対小池という大きな流れの中で その意思を表明出来ずに負けたような気がします。
民進党は 国政の場では その柱である 外交や安全保障に確たる政策を持っていないので、きわめて曖昧な政党ですが、国内の政策に関しては 労働貴族の特権には振り回されてはいますが、まあ 労働者寄りの政策を持っており それなりの仕事ができる政党だと思います。 要は 人材不足が致命的で 低支持率の原因と思います。
蓮舫さんは 物言いがはっきりしていて しかも人を見る目があって 穏健派の野田氏を幹事長にしたときは やるなーと民進党に期待したものでした。 参院選でそれなりの議席を取ったのもこの辺を期待した声のはず。
今回の野田幹事長降ろしは 民進党の左派の動きでしょう。
蓮舫さん 己の意思が通せないほど 弱気になったのは 二重国籍問題でですか？ 国民はあまり気にしていなかったのに… 党内のいじめでしょうに…
野田さんは 政権を自民に渡す決心をした方ですから 国政全般を見ることが出来る方だと思います。野田さんを首にせずに 反対の左派らを 党を割ってでも 抑え込めば 民進党にも人材眼 有りと 党勢は盛り上がるのに…
蓮舫さん チェンジ マインドされては いかがでしょう…
