トランプ大統領一家が 昨年の大統領選挙中の 2016年6月に ロシアからの情報を得て、選挙を有利に進めたのではないか との疑惑が 米主要メディアで 今 一斉に伝えられています。 NY ダウも このニュースを受けて 一時120ドルも下げました。
これは、トランプ大統領の長男と 義理の息子のクシュナー氏と 選挙対策本部長とが 英国の元新聞記者の仲介で クリントン氏に不利な情報を持つとされたロシア人弁護士と 2016年6月9日に 面会した事実に 由ってたっている ようです。
クリントン氏に不利な情報元とは 2015年7月~2016年6月の ロシア(露軍と露保安庁の両情報部)による 米民主党への サイバー攻撃(情報の抜き取りや偽り情報の発信)によって得られたもの といわれています(米安全保障省及びワシントンポスト紙)。
現在、
・トランプ大統領の長男は 英元新聞記者からのメールを公開し、父親の選挙に有利な情報であれば 歓迎だった(会ってなぜ悪い?)と表明する 一方 面会したロシア人弁護士からは 何の情報も得られなかったと、言っています。
・ロシア人弁護士も 何の情報も持っていなかったので トランプ大統領の長男には 何も渡していない と語っています。
トランプ一家と このロシア人女性弁護士の言い分を信用するか? それとも時系列的にみて なにか情報の受け渡しがあったとするか? でしょう。
情報そのものが(結果的に)大したものではなかったにせよ、情報がロシアからということで 普通なら 適法に取集されたものでないか と思うでしょうから もし情報の受け渡しがあったならば 盗品等関与罪に 近いもので 犯罪の臭いもしますよね。
米上下両院の情報委員会での究明が待たれます。 安倍首相の信頼するトランプ大統領ですからね。