さんぽ道から

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米国の弱点は大統領?

2017-07-31 11:55:42 | ダイアリー


この一両日の 米露の喧嘩は気がかりだ。
米国議会は 大統領選へのロシアのサイバー攻撃に対して経済制裁課すことを決め、これを米国が実施するとロシアは 在露米大使館員755名を国外退去させると発表した。

米中の亀裂も気がかりだ。
北朝鮮の新たな大陸弾道弾ミサイル実験に トランプ大統領が 中国は 北朝鮮をけん制していないと非難し、中国は 米国を意識した世界一流の軍隊を目指すと 異例の軍事パレードを実施した。

米 vs. 中露の対立激化は 日本・世界経済に -にはなっても +にはならないから 気がかりです。

ただ これは トランプ氏の原点回帰でもありそうで 先行きは?


オバマ前大統領が change (変化)を掲げて 世界にもたらしたのは、イラクからの撤収によるイスラム過激派の台頭と 世界の警察官を辞めたことによる 中国、ロシア、イランの台頭で 結果として 米国の一強体制は後退。この反省で 米国第一 世界最強を掲げて 登場したのがトランプ大統領。 しかし 予想に反する親露/親中政策で混乱を 国内政策では対立を 地球温暖化では激変を もたらしました。奇しくも 米国 CBSニュースの全米調査でも トランプ大統領就任 6か月間の評価は conflict (対立) drama (激変) chaos (混乱) でした。

CBSニュースの調査では また 全体の 2 割ほどのトランプさんを熱烈に支持する層は 彼の fight (闘争)を称えていた というものでした。 今後大統領が この fight で 中露と向き合って大丈夫?

原点回帰で怖いのは この対立が 修復不能にまで発展することでしょう。

トランプさんの親露/親中政策は トランプ関係者の中露でのビジネス絡み(議会が現在調査中)といわれるゆえ、もし、ロシアが トランプ一族のロシアでのビジネスに制裁を加え始め、中国が トランプ大統領の娘婿一族の中国ビジネスに制裁を加え始めると 想像ですが fight に火がついて battle (戦争)へ進んでしまうかも。

トランプリスクとは 中露が握る トランプビジネスのオン/オフ・スイッチでしょう(か)


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