さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

スマホを買うとしたら 高くてもアップルかなー

2016-02-22 11:58:37 | ダイアリー


数日前、iPhone ロック解除拒否、のタイトルを見て、Sim ロックフリー版の iPhone 販売の中止の記事?と思ったが、記事は プライバシーか 治安か の大きな問題が問われているものでした。

昨年 12月米ロス、サンバーナディーノで起きた、イスラム教徒夫妻ともう一人との3名によって、自動小銃乱射によって、引き起こされた、市民 14名の死と 17名の重軽傷者をだした事件は、 IS思想絡みの犯行で、ISによるパリ同時多発テロ(11月)の直後だった故に、米国内のみならず世界にショックを与えたものでした。

事件後、 FBI は、犯人がテロ捜査対象の人物と電話のやり取りをしていることを突き止め、犯人の背後関係を調べを続けていたが、犯人 iPhone の交信調査で、パスコードを 10回間違って入力するto 交信履歴がすべて消去されるアップルの自動除去機能の壁に突き当たり、

FBIは解読を進めるため、アップル社に、パスコードを10回間違って入力しても 交信履歴が消去されないソフトを作ってほしいと要請しました。

が、

アップル社は、

・FBIからの要請されているソフトは汎用性のあるものになるので、(盗まれるなど)悪者に渡ったら大変なことになる、No!と返事

・このような前例を作ったら、アップルはプライバシー侵害をする企業として認知され、海外各所から「解読ソフトを作れ」との要請を受けざるを得なくなる、No!と返事したという。


このアップルの返答が記事になっていたのでした。

IT企業や FBやツイッターの経営者、ワシントン・ポストは、FBIは権力を乱用している、とアップル支持を表明しているのに対し、共和党大統領候補者トランプ氏は FBI支持で、アップルが FBIに協力するまでアップル製品をボイコットしよう、と呼び掛けている とありました。


個人情報保護か 治安維持かは意見の分かれるところですが、ISはパスコードが見破ら難いソフト、テレグラムを使って交信している可能性があること、サンバーナディーノ事件の背後者が分からなければテロ対策大きな差が出るとも言えないでしょうから、やはり アップルの拒否に賛成です。

アップル最後まで頑張れ!
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