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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

お土産色々 コンポンチュナン

2008年05月09日 | 社会・風土
 コンポンチュナンで、お土産を物色しました。一番有名なのは、素焼きの焼き物(写真上)です。遠くプノンペンまで牛車で売りに来ています。
 次は、魚関係です。今回見たのは、干物と粕漬けです。粕漬けは見た目と違って、あまりにおいもありませんでした。
 また、ドナー各国の支援を受けて、ヤシの実から作られたパームシュガーもありました。茶色い砂糖ですが、なかなかの味です。
 なお、コンポンチュナン州では、アサヒビールの工場も建設中ですので、近い将来、カンボジア製のアサヒビールも良いお土産になるかもしれません。

魚の干物。切り方が独特です。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/dd/c1bdd261f98b25adb4a1581d332cdd37.jpg

魚の粕漬け。においはほとんどありません。


パームシュガー。包装が良いので、目を惹きます。

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コンポンチュナン空港

2008年05月08日 | 経済
 プノンペンの西北、約100kmにあるコンポンチュナン州の州都コンポンチュナンに行く機会がありました。
 ここで見たのは、ポルポト時代に中国の支援で建設された、大規模な飛行場です。2400メートルのコンクリート舗装の滑走路は、30年を経てもひび割れひとつ無く、立派なままです。軍事用として建設されたこの飛行場は、その後もあまり使われることが無く、現在もひっそりとしたままです。時にはアメリカのC130輸送機も来るということですから、ちょっとの整備で有効に使えるのではないかと思うと、とてももったいない気がします。
 活用のアイデアがある方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。

立派な滑走路。コンクリート舗装で、今でもアメリカのC130大型郵送機にも耐えられるそうです。


朽ち果てつつある管制塔ビル。
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大雨と洪水と渋滞

2008年05月07日 | 経済
 プノンペンでは、最近夕方になると雷が鳴り、ザーと激しい熱帯の雨が降ります。昨日は特に激しい雨でした。帰宅しようと思って車で走り出すと、ワットプノンのあたりは、洪水となっていました。水深10cmから20cmはありました。このあたりは、現在、日本の無償資金協力(ODA)で排水改良事業が実施されていますので、一日も早い完成が待たれます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/zyoukyou/h19/070614_2.html

 さて、洪水のせいか、プノンペンの道路は、いずこも大渋滞でした。インフラの拡充の必要性を実感しました。

サンウェイホテルの前です。結構な水深です。


バイクもあちこちで立ち往生していました。

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シアヌークビル港 管理棟・X線検査場等の完成式典

2008年05月06日 | 経済
 5月1日に、シアヌークビル港で、日本の政府開発援助を活用して建設されていた管理棟やX線検査場等が完成したことを記念する式典が行われました。式典には、フンセン首相(写真下)やスンチャントル公共事業・運輸大臣、ローキムチュン・シアヌークビル港湾庁長官、篠原日本大使他多数の関係者が列席し、シアヌークビル港の関係者2000人ほども参加しました。
 新しい管理棟(写真上)は「ワンストップサービス・ビルディング」と呼ばれ、税関、貿易管理、港湾管理等の貿易手続きが一箇所でできるようになりました。また、関税データ自動システム(ASYCUDA)も稼動し、コンピューターシステムを使って手続きが簡単にスムーズにできるようになったとのことです。
 また、世界共通のテロ対策の観点(ISPS: International Ship and Port Facility Security Code)から、コンテナをトラックごとX線で検査することのできるシステム(巨大なレントゲンです)、港を監視する監視カメラ、パトロールボート等も導入されました。
 式典では、フンセン首相から、何度も日本への感謝の言葉が述べられ、また、シアヌークビル港がカンボジアの経済発展に果たす役割の重要性も述べられていました。
 シアヌークビル港が更に発展することが、本当に期待されます。

X線検査場。海上コンテナを大型トラックに載せたまま、X線で検査し、中身を見ることができます。


ジョークを交えながら、熱弁をふるうフンセン首相。

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カンボジアの観光キャッチフレーズ募集中!

2008年05月05日 | 経済
 カンボジア観光省は、現在カンボジアを一言で表す英文観光キャッチフレーズを検討しています。最近目立っている他の国の例では、インド「Incredible India (信じられないほど凄いインド)」とか、タイ「Amazing Thailand (驚きいっぱいのタイ)」等があります。
 観光省で検討中の候補としては、以下のものがあります。もちろん、これ以外の新しいキャッチフレーズ案も大募集中とのことですので、皆様のアイデアをお待ちしております(5月10日締め切り。なお、このブログへのコメントで頂ければ、観光省にお繋ぎします)。
 観光業は、カンボジア経済にとって非常に重要な産業となっていますので、観光省も関係者も、ぜひ良いキャッチフレーズを決めたいと思っているようです。

(観光省の作った案)
Cambodia – Diversity Asia
Cambodia – Diverse Destinations of Asia
Diversity Cambodia – The More You Know
Cambodia – Beyond Angkor
Cambodia – More Than Your Expectation
Cambodia – The Magical Empire
Cambodia – A Newest Destination in Asia
Cambodia – Heart of Asia
Cambodia – World of Treasures
Cambodia – Home of World Heritages
Authentic Cambodia
Cambodia – Authentic Asia
Cambodia – World of Diversities
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病院 ソマリー・ラッフルズ・メディカル・センター

2008年05月04日 | 生活環境
 途上国に勤務されると、まず気になるのは医療体制です。プノンペンには、それなりのレベルの病院がいくつかあります。そのうちのひとつである、ソマリー・ラッフルズ・メディカル・センターに行って見ました。場所は、プノンペン市の南部で、わからないときは、「アプサラテレビの隣」といって頂けるとわかりやすいと思います(アプサラテレビには大きな放送鉄塔が立っています)。
 ここには、日本人の先生もいらっしゃいますし、日本語がお上手な通訳の方もいらっしゃるので、日本の方でも安心して診ていただけます。途上国の病院ですので、いつも日本と同じというわけには行かないかもしれませんが、先生も看護婦さんも大変優しくしてくださいますし、患者さんも少ないので日本のように「3時間待って3分診察」ということもありません。
 病院は、行かないで済むに越したことはありませんが、万が一のときのためにも、一度ご覧になっておかれると安心です。
http://www.srafflesmedical.net/index.php
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プノンペンの水道

2008年05月03日 | 経済
 プノンペンの水道を見学させて頂く機会がありました。プノンペンの水道は、プノンペン水道公社(PPWSA)が担当しています。日本政府もこれまで、無償資金協力や技術協力を供与して協力してきました。1993年には、プノンペンでも25%の人しか水道が来ていませんでしたが、現在は99%の人に水を届けられているそうです。現在の給水能力は、3ヶ所の浄水場合計で23.5万t/日ですが、経済発展に伴い需要が急増しているため、引き続き設備を拡充していく必要があるとのことです。
 今回は、プノンペン駅のすぐ近くにある水道公社の本部と隣接するプム・プレック浄水場を見学しました。日本の無償資金協力で整備されたもので、日本とカンボジアの国旗の書かれた記念碑が建ち、その後ろには日本庭園(枯山水らしきもの)がきれいに維持されていました。
 水道は、日本ではあって当たり前ですが、カンボジアではまだまだ貴重品です。プノンペンの水道公社はまさに縁の下の力持ちであり、厳しい環境の下で、頑張っているカンボジアの職員さんたちや、はるばる日本(北九州)から来られている専門家の方々の努力には頭が下がります。日本の協力も活用して、プノンペンでも、プノンペン以外のところでも、更に多くの人たちが安全な水を得られるようになると良いと願っています。
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クラチェ

2008年05月02日 | 社会・風土
 カンボジア北西部、プノンペンから国道7号線を車で7時間ほどのクラチェ州の州都がクラチェです。フランス時代の趣ある建物(写真上)も残る、青いメコン河に面した落ち着きのある街です。近くには、サンボック寺院(メコン河に面した小山の上にあります。登るのはちょっと疲れますが、一番上の寺院からは、メコンと田園のいい風景が見られます)や、経済財政大臣のキアット・チョン氏が設立したキアット・チョン高校もあります。

メコン河の岸は、屋台が出ていて、川風に吹かれるのも良さそうです。


サンボック寺院は登るのが結構大変です、これと同じような階段がまだまだ続きます。


キアット・チョン高等学校です。各国語で学校の名前が書いてあります。

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カンボジアの松島「カンピ」

2008年05月01日 | 社会・風土
 イルカ・ウオッチングのすぐそばのメコン河は、下の写真のように松島のような小島がたくさんあり、青いメコン河、白い砂、緑の島と大変美しい風景となっています。ただ、これは、1月から5月の乾季の渇水期にだけ現れるもので、雨季になり水位が上がると全て水没してしまうそうですから驚きです。
 ここは、クラチェ州の州都クラチェの北、約15kmのところ、カンピ村です。
 ここには、また、上の写真のような木や葦を組み合わせて作った水上レストラン(?)があり、木橋で繋がれています。メコン河本流も、乾季のこの時期には、浅い多くの支流に分かれていて、木造の東屋の間の浅瀬は、格好の水浴び場になっていて、老若男女が水に浸かっています。ここには、川岸の売店から食事も取り寄せられるので、いい雰囲気のお休みどころとなっています。

カンボジアの松島。雨季には全て水没します。


青いメコンと緑が素晴らしいコントラストを描きます。



老若男女がメコンに浸かっています。水深は30センチくらいでしょうか。


葦でふかれた東屋でハンモックに揺られたり、食事を楽しんだり。


川岸のレストランからは、食事を運んでもらえます。女の子たちが食事を運ぶお手伝いをしていました。
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