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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

サンボー遺跡

2008年02月07日 | 社会・風土
 国道62号線で、コンポントムから約1時間のところにある遺跡群です。かなり大きな遺跡群です。7-9世紀に作られたレンガつくりの寺院が残されています。上の写真は、プラサット・タオです。「タオ」は獅子という意味で、寺院の正面にはちょっとかわいいペアの獅子像が立っています(写真1)。この一帯は、さわやかな林に囲まれていますが、木に飲み込まれてしまった遺跡もあります(写真2)。観光客もかなり訪れていました。このときは、フランスの団体観光客が、たくさんの4WD車を連ねてやってきていました。ここは、途中の道路の状態も良くないため、普通の観光バスで来ようとすると、相当に大変そうです。
 午前の部の学校を終えた少女たちが、クロマー(カンボジアのスカーフ)を売って歩いていました。まだまだ純朴な笑顔には、ほっとするものがあります(写真3)

写真1 遺跡のシンボルの獅子像


写真2 木に飲み込まれてしまった遺跡。宮崎アニメの世界。


写真3 少女たち。

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悪路との闘い

2008年02月05日 | 経済
 今回は、国道6号線をコンポントムで離れて、北へ向かいプレアビヒア州を訪問する機会がありました。主要道である国道62号線は、未舗装の、恐るべき悪路でした。現在は乾季ですが、本当にすごいでこぼこで、まともに走れません(写真上)。車を降りてみると、ラテライトが深く掘り起こされたまま固まっています(写真1)。また、その表面は、月の表面のような細かい土で覆われているため、車で走ると煙幕のような土ぼこりがおきますし、スリップの原因にもなります(写真2)。また、多くの橋が、いまだに木製で、その状況もかなり大変なものでした(写真3)。
 国道62号線は、プレアビヒア州の州都のトベンメンチェイと幹線国道の6号線を結ぶ命綱であり、早急な整備が期待されます。既に、世界銀行や中国からの支援が一部決まっているとのことでした。日本で話題になっている道路特定財源が、カンボジアの道路整備にも使えればと、つい思ってしまいました。

写真1 でこぼこに固まったラテライト道路


写真2 月の表面のようなパウダーアースは、簡単に足跡がつきます


写真3 数多い木橋は、整備が追いついていないようです

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コー・ケー遺跡

2008年02月04日 | 社会・風土
 シェムリアップから車で1時間半くらいのところにある遺跡です。928年から944年までの首都として、ジャヤバルマン四世が建設したものです。入り口から、いくつもの山門をくぐると、7層、高さ35mのピラミッド型の巨大遺跡が現れます。階段はきつく(写真下)、登るとひざががくがくするほどですが、頂上に着くと360度の眺望で地平線を見ることができます(写真下)。
 なお、ご訪問の際は、くれぐれも安全情報等にご留意の上、ツアー等を利用されることをお奨めいたします。



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世界遺産(申請中) プレアビヘア寺院(プレアビヒア寺院)

2008年02月03日 | 社会・風土
 カンボジアの北側、タイとの国境にあるプレアビヒア寺院を訪れることができました。このプレアビヒア寺院は、現在世界遺産に申請中で、今年の審査で世界遺産に登録される見込みとなっているとのことです。
 「アジアのマチュピチュ」「絶壁寺院」の名の通り、鋭い絶壁の山頂に突如出現する巨大寺院には、まさに感動です。一番下の入り口(写真1)から150段の石段を登ると最初の山門。そこからは、幅の広い石造りの参道が約300メートル(写真2)。ここに第2の山門があります。ここには「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板が掲げられています(写真3)。これは、この寺院の帰属についてタイと争ってきたと言う経緯があります。いまだに、タイはカンボジアの世界登録申請に不快感を表明しています。
 さらに同じような参道を歩き3番目の山門(写真4)、また参道を歩いてようやく4番目の山門を超えると、ついに天空の寺院が現れます(トップの写真)。かなり崩壊が進んでおり、また、絶壁の縁を歩くところもあり、十分注意が必要です。残念ながら、彫刻等はあまり見ることができませんが、その規模の大きさには驚かされます。
 天空の寺院の突端からは、すばらしい眺望が得られます(写真5)。なお、突端のオーバーハングの下には、男女の神様が祭られています。これを守るための竹に願いをこめて岩を支えるように嵌めるとご利益があるようです。ご老人が竹を売りながら、ここを守っておいでです(写真6)。
 この寺院にカンボジア側から行くのは相当に大変です。未舗装路を長距離走る必要があります。さらに、裾野から寺院までは、写真7のような荒れた急勾配の道を車で登っていく必要があります。タイ側は、きれいな舗装路が近くまで来ています(写真8)。国境は、観光客であれば、徒歩で厳しい検査も無く通過することできます(写真9)。
 この素晴らしい遺跡に是非一度おいでください。

写真1 プレアビヒア寺院入り口の石段


写真2 巨大な石造りの参道(第一山門~第2山門)


写真3 「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板


写真4 3番目の山門。向こうには空が見えます。


写真5 絶壁の突端。下に広がる大平原。標高差は300~400メートル。


写真6 神様をお守りしているご老人。竹を頂いて、岩を支え、願いを込めてみました。


写真7 急勾配の荒れた道


写真8 整備されているタイ側


写真9 カンボジア-タイの国境。徒歩のみで通過可能。


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のどじまん!

2008年02月01日 | 一般
 日本カンボジア友好年のイベントとして、3月16日に「のどじまん」が開かれることとなりました。現在、参加者募集中です。
http://www.kh.emb-japan.go.jp/culture/nodojiman/nodojiman.htm

 課題曲があります、以下の21曲ですが、カンボジアで親しまれている、日本の曲が元歌となっているものとのことです。

1.恋の季節 ピンキーとキラーズ
2.お座敷小唄 和田弘とマヒナスターズ
3.ソーラン節 
4.花 嘉納昌吉
5.潮来笠 橋幸雄
6.上を向いて歩こう 坂本九
7.男と女 チャゲ&飛鳥
8.北酒場 細川たかし
9.First Love 宇多田ヒカル
10.ここに幸あり 大津美子
11.長崎は今日も雨だった 内山田洋とクールファイブ
12.長い間 Kiroro
13.夕焼けの歌 近藤真彦
14.Gaining through Losing 平井堅
15.フラワー Kinki Kids
16.花咲く旅路 原由子
17.夕焼け小焼け
18.港町ブルース 森進一
19.柳ヶ瀬ブルース 美川憲一
20.時の過ぎゆくままに 沢田研二
21.空港 テレサ・テン
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