カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規陽性者数は4月12日以降ゼロの日が続いています。しかし、海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で発見されており、先々週までに帰国者のうち137名が陽性と確認されていました。先週の海外帰国者の新規陽性は1名で、9月13日の保健省発表によれば、累計陽性者数は275名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は274名です。なお、新規陽性確認者は、イギリスからフィンランド、韓国経由で入国したイギリス人1名とのことです。9月9日には、隔離中の中国人2名が施設から逃走するという事件も起きています。
9月8日、全日本空輸(ANA)は、成田とプノンペンを結ぶ直行便の運休を10月末まで継続すると発表しました。直行便は、4月12日から運休しており、これまで9月30日までとしていた運休措置の更なる継続を決定したものです。なお、ANAでは、9月26日に成田~プノンペンの臨時便を1往復運航します。成田発のチケットについては既に締め切られていますが、プノンペン発については、ANAのサイトから購入可能となっています。
9月7日、カンボジア教育・青少年・スポーツ省は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け約6か月間にわたり休校としていた学校の一部再開を許可しました。再開されるのは、まず9年生(中学3年生)と12年生(高校3年生)のみとなります。また、座席間隔、体温検査、手洗い、マスク着用等の条件が付されています。但し、北東部4州(クラチェ、ストゥントレン、ラタナキリ、モンドルキリ)については、感染リスクが低いとして、幼稚園から高校まですべての学年の再開が許されたとのことです。なお、プノンペンの日本人学校、補習校は、8月31日から再開されています。
カンボジアでは、新規陽性者の数が落ち着いていることから、経済活動が復旧してきています。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの入国規制については、度々変更されており、運用も確定していません。成田空港でのトラブルも報告されています。日本大使館のサイトやカンボジア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。
カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/
在カンボジア日本大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html
ANAの発表
https://www.anahd.co.jp/ja/jp/topics/notice200206/
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