カンボジアには、様々な医療関係者の方々(お医者さんや看護師さん等)が日本から援助の事業や、NGO等のお仕事で来られています。これらの方々が集まって勉強会を開催しています。
2月7日に開催された勉強会では、NGOのSHAREの山瀬直子元カンボジア代表が、「スバイアントー郡保健行政区における子どもの健康増進プロジェクト事業完了報告」について講演されました。カンボジアでは、5歳未満の低体重児の割合は、都市部14.8%、農村部25.4%と大変高くなっています。このため、栄養改善を軸として健康改善が重要であり、予防、異常の早期発見・診断、治療の3本柱の活動が必要となります。成果としては、乳幼児健診の普及(2008年ゼロ→2015年全ての村で実施)、保健センタースタッフの行動変容、低体重児の減少(18~23カ月児:2011年32.3%→2014年23.1%)、養育者の行動変容等が認められました。低体重児の減少に有効なポイントとしては。中程度の栄養不良状況での発見とサポート、地域の保健ボランティアの活躍があるとのことでした。
カンボジアの医療が自立して十分な状況になるにはまだ相当の時間がかかるものと見られますので、日本や世界各国からの息の長い協力が期待されます。
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2月7日に開催された勉強会では、NGOのSHAREの山瀬直子元カンボジア代表が、「スバイアントー郡保健行政区における子どもの健康増進プロジェクト事業完了報告」について講演されました。カンボジアでは、5歳未満の低体重児の割合は、都市部14.8%、農村部25.4%と大変高くなっています。このため、栄養改善を軸として健康改善が重要であり、予防、異常の早期発見・診断、治療の3本柱の活動が必要となります。成果としては、乳幼児健診の普及(2008年ゼロ→2015年全ての村で実施)、保健センタースタッフの行動変容、低体重児の減少(18~23カ月児:2011年32.3%→2014年23.1%)、養育者の行動変容等が認められました。低体重児の減少に有効なポイントとしては。中程度の栄養不良状況での発見とサポート、地域の保健ボランティアの活躍があるとのことでした。
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