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カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

カンボジアに初の金メダル!

2014年10月05日 | 社会・風土
 韓国・インチョンで開催されたアジア大会で、カンボジアは大会史上初の金メダルを獲得しました。テコンドー73キロ以下級で、ソーン・セブメイさん(Ms. Sorn Seavmey)(19歳)が見事に優勝し、金メダルを獲得しました。カンボジアがアジア大会で金メダルを獲得するのは初めてのことであり、また、メダルを取ったのも1970年のバンコク大会以来44年ぶりとのことです。ソーン・セブメイさんには、カンボジア政府から約2万ドル(約218万円)の賞金も授与される予定です。更に公式スポンサーのナガワールドから3000ドル、アンコールビールから6000ドル等の賞金も授与されるとのことです。
 今回のアジア大会では韓国寄りの判定や、他国チームへの妨害が取りざたされていますが、その逆境の中で、韓国の代表的スポーツでもあるテコンドーで金メダルを取ったことは本当に価値あることだと思います。心から祝福したいと思います。
 なお、男子マラソンにカンボジア代表として参加した猫ひろしさんは、2時間34分で完走したものの最下位(14位)に終わりました。
(写真はプノンペンポスト紙より)


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ASEAN Character Award 2014 カンボジアのAsvaに審査員特別賞

2014年09月30日 | 社会・風土
 9月20日、幕張メッセ国際会議場にて日本アセアンセンターが主催する「ASEAN Character Award 2014」(アセアンキャラクター大賞)の授賞式が開催されました。「ASEAN Character Award 2014」は日本ではまだ広く知られていないASEAN諸国のコンテンツ制作力をアピールするために、本年より設けられたコンテストで、ASEAN諸国で発表されたアニメ、マンガ、ゲームなどのキャラクター作品33作品について、市場性、新規性、社会性、創造性、将来性をそれぞれ審査して受賞作が選出されました。
 その中で、カンボジア制作のスマートフォンゲーム『Asva the Monkey』の主人公「Asva」が審査員特別賞を受賞しました。カンボジアの伝統的なオペラに登場する不思議な猿のキャラクターは「カンボジアでなければ生み出せなかっただろう」と審査員も驚かせるほどの独創性に溢れていると評価されました。ゲーム産業の規模が小さいカンボジアから、繊細なグラフィックを持つコンテンツが送り出された点も受賞を後押ししたとのことです。
 なお、グランプリにはタイ制作の『BLOODY BUNNY』、準グランプリにはインドネシア制作の『Hebring』が選出されました。

『Asva the Monkey』のFB
https://www.facebook.com/asvathemonkey?fref=ts

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プチュンバン2014

2014年09月21日 | 社会・風土
 プチュンバンはカンボジアのお盆です。今年は9月22日から24日まではプチュンバンで連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まるので、セントラルマーケット近くのミニバス乗り場も稼ぎ時で、お土産を抱えて地方に戻る人たちで賑わいます(写真上。9月20日撮影)。一方、プノンペンは閑散とします。お店もお休みのところが多くなります。
 プチュンバンは、仏教徒のカンボジア人にとっては、重要な宗教行事で、日本のお盆ととても似ています。お祭りは15日間続きます。この間、人々は地元のお寺だけではなく、遠くのお寺まで出かけて、お布施をします。先祖の魂と再会するために、少なくとも7か所のお寺を回らなければならないとされています。先祖の魂は、プチュンバンの15日間の間だけは自由に動き回ることを許されると言われ、食べ物等を供えてお迎えします。
 

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地雷除去に向けてJMASの活動に無償資金協力

2014年09月17日 | 社会・風土
 9月12日に在カンボジア日本大使館で、日本NGO連携無償資金協力「CMACに対する地雷除去に係わる能力構築支援事業」贈与契約署名式典が開催されました。署名は、隈丸 優次大使と特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)新名 進カンボジア現地統括代表により行われました。式典には、カンボジア地雷対策センター(CMAC)オム・ポムロ副長官他関係者多数が出席しました。JMASは、地雷処理に関する豊富な知識と経験を有する自衛官経験者が中核となっているNGOです。
 今回の支援では日本政府はJMASの活動に92,293,571円を供与します。JMASが新たに実施する事業では、機械と人力による「統合地雷処理課程」をCMACに新設し、内戦の被害が特に大きいバッタンバン州バノン郡チェンミンチェイコミューンにおいて、教育実習の一環として地雷処理を行います。
 長年の取り組みにより、カンボジアの地雷・不発弾被害者数は減少傾向にあります。2013年には、地雷・不発弾の被害者が111名にまで減少しました。都市部や工業団地、観光地等の外国人が入るような場所は、ほとんど除去が完了していますが、地雷事故ゼロを目指す活動はまだまだ必要となっています。本事業を実施することで、地雷処理の更なる迅速化が進み、オタワ条約履行期限の2019年までに対人地雷を処理するというカンボジア政府の計画に寄与することが期待されます。地雷除去に取り組まれる皆様の努力には本当に頭が下がります。

特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)
http://jmas-ngo.jp/ja/

JMASが指導しているCMACによる地雷除去活動


日本が支援している専用の重機による除去と人力による除去を組み合わせた「統合地雷処理」を強化するとのことです。



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野党議員が宣誓就任 カンボジア国会が正常化

2014年08月12日 | 社会・風土
 2013年7月のカンボジア国民議会選挙で当選した野党、カンボジア救国党の議員が、8月5日に宣誓就任しました。宣誓就任したのは、7月22 日に特例的に議員資格を得たサム・レンシー党首を含む55 人です。フン・セン首相率いる与党のカンボジア人民党の68 人を合わせて定数123 の全議員がそろい、カンボジアの国会はようやく正常化しました。
 救国党は2013年の選挙で躍進しましたが、選挙に不正があったとして、当選者全員が国会をボイコットしていました。しかし、7月22 日にサム・レンシー党首とフン・セン首相が会談し、選挙管理委員会の改革や国会の各委員長等の要職配分などをめぐり妥協が成立しました。選挙管理委員会の改革については、同委員会委員9人の配分を、与党選出4人、野党選出4人、両党共同選出1人とすることで合意し、9人目の委員には非政府組織(NGO)代表、プン・チウ・ケック氏が選出されています。
 政治の安定は、外国直接投資の誘致にも欠かせない要件であり、カンボジアの経済界は、この国会正常化を歓迎しています。


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ポル・ポト派裁判 元最高幹部2人に終身刑

2014年08月11日 | 社会・風土
 8月7日、カンボジアの旧ポル・ポト政権を裁く特別法廷は、元最高幹部だったヌオン・チア元人民代表議会議長(88)とキュー・サムファン元国家幹部会議長(83)の「人道に対する罪」を認め、最も重い刑である終身刑を言い渡しました。2011年に始まった公判で、両被告は一貫して無罪を主張しており、両被告とも控訴する方針です。
 カンボジアでは、内戦を経て1975年に政権を握ったポル・ポト派が極端な共産主義を掲げ、都市住民の農村への強制移住や通貨の廃止など、それまでの価値観や社会システムを否定する政策を強行しました。更に、教師や医師などいわゆる知識人を「革命の敵」として殺害、少数民族やベトナム系住民の多くも虐殺されました。ポル・ポト政権下の4年足らずの間に、虐殺や病気、強制労働などによって当時の国民の5分の1に当たる170万人以上もの人々が犠牲になったと言われています。
 ポル・ポト元首相は1998年に死亡しましたが、当時の政権の罪を問うため、国連とカンボジア政府は2006年、合同で特別法廷を設置しました。法廷では7月末、「大量虐殺罪」などを裁く第2の公判も始まりましたが、結審までに数年を要するとみられます。被告の高齢化が進み、起訴された最高幹部ら4人のうち、イエン・サリ元副首相兼外相は2013年3月、87歳で死去、妻のイエン・チリト元社会問題相(82)は認知症を理由に釈放されています。残る2人も健康面に不安があり、裁判は時間との闘いになっています。


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シアヌーク前国王陛下の納骨式

2014年07月13日 | 社会・風土
  2012年10月に89歳で逝去されたカンボジアの故シアヌーク前国王の納骨式典が、7月11日に営まれました。前国王は昨年2月に火葬され、御遺骨は王宮内に保管されていました。御遺骨は、特別車で王宮近くを巡った後、王宮敷地内の銀寺に移されました。沿道には市民ら約2万人が集まるなど、前国王への敬愛が感じられました。
 式典には前国王妃のモニク妃やシハモニ国王、フン・セン首相らが参列されました。遺言により、御遺骨は1952年に4歳で病死した娘の遺骨とともに銀寺内の仏塔に納められるとのことです。
(写真はプノンペンの独立記念塔前を進む、御遺骨を載せた特別車)

ブログ「カンボジア経済」2013年2月2日「シアヌーク全校王陛下のご葬儀」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/0ea667e71e0027e21aa17cb6917c82e8

ブログ「カンボジア経済」2012年10月21日「シアヌーク前国王陛下ご逝去」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/dbdd99e82eb9638faf250c29471bd503

沿道では多くの方々が最後のお別れをされていました。



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カンボジアの蒸気機関車列車

2014年06月29日 | 社会・風土
 イギリスのPTG toursという団体がカンボジアで蒸気機関車が牽引する列車を企画し、日本人の方も参加され、ブログにまとめられています。写真も多数です。カンボジアで唯一可動状態にある蒸気機関車は、231-501号で1939年フランコ・ベルジュ(仏)製です。車輪配置は、2C1 パシフィック(Pacific)です。この機関車は、時々このように鉄道ファン向けの運転をしているようで、ぜひ一度参加したいものです。

あまらぼ鍋屋町
http://dampflok.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-c936.html

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タイから多数のカンボジア人労働者が避難

2014年06月19日 | 社会・風土
 カンボジアからタイには、40万人とも言われる大量の労働者が出稼ぎに行っていますが、タイ軍政が外国人労働者を迫害するとのうわさで、20万人以上が緊急避難・帰国しています。カンボジアからの出稼ぎ労働者の大半は、タイ国内では非合法で労働に従事していたものと見られます。タイでは外国人が労働力として欠かせない存在となっており、低賃金で農業や漁業などを中心に従事しており、タイ国内にはミャンマー等の周辺諸国を中心に200万人以上の外国人労働者がいると言われています。
 タイ軍政は、国内の政治対立から目をそらさせる意図で外国人労働者を目の敵にしているとも言われます。また、タイ軍は、カンボジア領の世界遺産プレアビヒア遺跡を巡る紛争で、カンボジア軍に苦杯を飲まされており、遺恨を持っていることも背景にあるものと見られます。
 タイとの国境の街であるポイペトの入国管理事務所では、避難してきたカンボジア人が5キロもの列をなしていると伝えられています。これらの避難民のため、国境近くではキャンプが設けられ、水、食料等の支援が行われています、カンボジア軍もトラック等で、避難民の故郷への移送に協力しているとしています。


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第24回医療者勉強会 結核死亡率ワースト1の国カンボジアでのWHOの取り組み

2014年06月05日 | 社会・風土
 カンボジアには、様々な医療関係者の方々(お医者さんや看護師さん等)が日本から援助の事業や、NGO等のお仕事で来られています。これらの方々が集まって勉強会を開催しています。
 5月29日に開催された勉強会では、世界保健機関(WHO)カンボジア事務所に勤務されている小林美和子先生が、「結核死亡率No.1の国カンボジアでのWHOの取り組み」について講演されました。カンボジアは結核の有病率が、世界の22の結核高負担国の中でワースト2位、死亡率はワースト1位となっています。日本やWHO等からの支援もあって、結核患者数は大きく減少してきましたが、未だに年間約4万人が患者として新規報告されています。また、発症を把握できていない人数も2万人程度はいるもの見られており、今後、診断の感度向上等の対応が必要とされています。今年採択されたポスト2015年世界結核戦略では、結核ゼロ世界を目指すとしており、カンボジアでも、結核を引き続き減少させていくための戦略を策定しようとしています。カンボジアでの結核撲滅のために、引き続き各国や国際機関等の支援が期待されます。
 今回の勉強会には、約30名が参加し、熱心な質疑応答もありました。写真は日本の支援で建設されたカンボジア国立結核センター(CENAT)です。

ブログ「カンボジア経済」2008年3月16日「カンボジア国立結核センター」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5f62a4fc246c07f4c2b301803393fe68


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マンゴーの季節 雨季の始まり

2014年05月31日 | 社会・風土
 カンボジアは5月~10月が雨季です。今年は雨が降り始めるのが遅かったのですが、一度降ると「バケツをひっくり返したような」スコールに襲われることもたびたびあります。傘も全く役に立たないような激しさです。そんな時はちょっと雨宿りするしかありません。プノンペンでも町のあちこちはすぐ水たまりと化します(日本政府が支援している排水事業で洪水被害は減少しているようです)。バイクに乗っている人たちの中には、ビニールポンチョをかぶって走っていく元気な人たちもいます。トゥクトゥクは、雨除けのカバーを出して走ります。プノンペンの街中は、洪水で通行できなくなるところも出て、道路は大渋滞となります。
 また、5月はマンゴーの一番おいしい季節と言われ、市場はマンゴーで溢れますし、お土産にマンゴーを頂く機会も増え、冷蔵庫がマンゴーで一杯になってしまうこともあります。余ったマンゴーでジャムを作るお宅もあります。

セントラルマーケットのお店に積み上げられたマンゴー。奥にあるのはドリアン(臭いが強烈です)


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王室始耕祭2014

2014年05月24日 | 社会・風土
 5月17日は「王室始耕祭(Royal Plowing Ceremony)」でした。今年は、プノンペンの南に隣接するカンダール州タクマウで行われました。例年通り、シハモニ国王もご臨席されました。
 式典では、王室の2頭の聖牛が広場を耕す儀式をします。この後、7種類の食べ物(コメ、トウモロコシ、豆、ゴマ、草、水、酒)を銀器に並べたところに、聖牛を連れて行き、何を食べるかでその年の農業の吉凶を占います。今年は、豆、トウモロコシ、米をそれぞれ少し食べたため、これらの作物のちょっと良い収穫が期待されるとのご託宣です。6年ぶりでコメを食べたため、農家の方々からは安堵の声もあったようです。(なお、草は「牛疫」、酒を飲んだときは「戦乱」、水は「洪水」の凶兆と言われているそうです)
 (写真はカンボジアデイリーより)


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WHO調査 カンボジアの平均寿命が大きく伸びる

2014年05月23日 | 社会・風土
 5月15日に発表された世界保健機関(WHO)の世界健康統計2014によりますと、2012年の世界平均の新生児(女児)の平均余命は74年、新生児(男児)の平均余命は68年となり、1990年と比べると6年伸びているとのことです。カンボジアでは、平均余命が1990年の54年から2012年には72年と18年も伸びており、新生児平均余命が大きく伸びた国の一つとして評価されています。ちなみに、日本の新生児(女児)の平均余命が世界最長で87年となっています。
 カンボジアの平均余命が大きく伸びた要因としては、5歳未満の乳幼児死亡率の低下が挙げられています。1990年には1000人当たり116人でしたが、2012年には40人まで低下しています(日本は2012年で3人)。また、出産時の妊産婦の死亡も大きく減少し、1990年には10万出産当たり1200人が死亡していましたが、2013年には170人にまで低下しました(日本では2013年で6人)。
 カンボジアの妊産婦死亡、5歳未満乳幼児死亡は、改善を続けているものの、先進国に比べるとまだ相当に高い数字であり、引き続き日本等の各国や国際機関からの支援が望まれます。

世界保健機関のサイト(英文です)
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2014/world-health-statistics-2014/en/

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2013年の地雷被害者減少

2014年05月21日 | 社会・風土
 カンボジア地雷対策センター(CMAC)の発表によりますと、2013年の地雷・不発弾による被害者数は、死者23名、負傷111名と、2012年(死者45名、負傷186名)から大きく減少しました。減少の要因は、カンボジア全土における地雷除去活動の進展によるものと分析されています。また、住民とのコミュニケーションによるところも大きく、2013年だけで、地雷等について住民から1万3000件の通報があったとしています。
 CMACは、1992年の設立以来、日本政府等からの支援も活用して地雷除去に取り組んできています。1999年には、地雷被害者数は1153名に達していましたが、これを約10分の1にまで減少させたことは高く評価されるものです。
 地雷で負傷された方々は、引き続き十分なケアを必要とされていますので、各国政府、NGOと協力して取り組んでいきたいとしています。

カンボジア地雷対策センター(CMAC)のサイト(英文です)
http://cmac.gov.kh/


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憲法起草ベアテさん記念賞 かものはしの村田さん受賞

2014年05月17日 | 社会・風土
 女性の社会進出を応援しようと、日本国憲法の男女同権条項を起草した米国のベアテ・シロタ・ゴードンさんの記念賞が創設され、第1回授賞式が11 日、東京で開かれました。カンボジアなどで児童買春問題の解決に取り組むNPO法人「かものはしプロジェクト」共同代表の村田早耶香さん(32)が受賞しました。
 ベアテさんは第2次大戦後、連合国軍総司令部(GHQ)民政局の女性スタッフとして日本国憲法の起草に携わり、男女平等に関する条項を書き上げ、日本政府との折衝で通訳を務めた。離日後も日米交流を進め、2012 年12 月に死去されました。
 長女のニコルさんから記念の盾を贈られた村田さんは「女性の人権を守りたいという思いはベアテさんと同じ。今回の賞を励みに引き続き活動を続けたい」と話したとのことです。


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