明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

朝日スーパー林道の紅葉   2013年11月6, 7日

2013-11-17 | 
久しぶりに、新潟県の旧朝日村(村上市)から山形県の旧朝日村(鶴岡市)へ抜ける山岳林道、朝日スーパー林道に紅葉の写真を撮ろうと出掛けた。

久しぶりと書いたが、実は可成り昔に一度出掛けた事があった。
当時は猿田川ダムの上へは通行止めの大きなコンクリートブロックが行く手を阻んで居て、その先には行きたくても行けなかったので、やむなく引き返した苦い想い出のルートでもあった。
その後、ルートが開けて通行可能となっていた事は色々なインフォで承知していたので、今回、昔の夢を果たすべく、初めて山形県側へ通り抜けての旅をした。

福島県から行くので、いったん山形県の米沢市を経由して西に向かい、小国町から山道を通るルートを選んだ。



小国駅前で昼食のラーメンを食べて、米坂線の踏切を渡って、県道261号を北に向かって行くと、やがて荒川を渡る林道へ分岐する。その長い田舎道をひたはしると、新潟県境を越え、間もなく三面川水系、あさひ湖の(奥三面ダムのダム湖)上流部に達した。



ブナの紅葉を見ながら、あさひ湖岸を辿って行くとやがて奥三面ダムを過ぎて、突き当たりが県道349 スーパー林道となる。

左へ向かえば三面ダムだが、午後の3時に成らんとしている時間なので、三面ダム行きを諦めて、道を右へと目的ルートにストレートに進んだ。



直ぐに三面ダムの上流に位置する猿田川を渡る。 ダムの下流の為、流水が少ないが、河岸は切り立った斜面に見事な紅葉が出迎えてくれた。



猿田ダムのダム湖(猿田貯水池)はV字状に二手に分かれているが、左側が猿田川本流だ。
スーパー林道は、猿田川沿いに山形県境へと向かう。



約10kmも進むと無人の猿田川野営場に着いた。
無人にしては立派なコンクリート造り、二階建ての建物が有ったが、施錠されていた。
その奥に一段下がった処がテント場らしかった。



時間は早いが、この先に野営地となる適地は無いかも知れないので、今夜は、ここに一泊する事とした。


周囲は、ブナの紅葉真っ盛りの森林の風の音と、猿田川の流れる音以外には何も聞こえ無い。
コッフェルで飯を炊く間、缶ビールを開け、明日のルートの事を想いながら食事を済ませた頃に夕闇が迫った。
陽が落ちると途端に真っ暗になった。  満天の星が家族の様に心を和ませてくれた。

夜中に、時々目を覚ますと星を眺めたのだが、夜が明ける頃に雨が降り出した。
起き出す頃には止んでいたが、天気予報通り、今日は曇天らしい。



何キロか、猿田ダム湖の最上流部まで戻ってみたが、雨に濡れたブナの紅葉が霧に霞んで居た。



その後は、ひたすら北へと猿田川沿いに走った。



雨に濡れた紅葉は、行く先々で特別な輝きを見せてくれた。



晴れていれば、また違った景色となったかも知れない。
しかし、雨に濡れた紅葉も素晴らしい景色だ。








猿田川が細い流れとなり、やがて、勾配を上り詰めると県境を超えて山形県にはいった途端に雨天に変わってしまった。
そして、峠に近い高台に記念碑が立っていた。

山形側は、新潟側とは違ったおおらかな風景だ。 残念ながら雨で写真も撮れず、ひた走って朝日スーパー林道の旅は終わった。
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