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釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

久し振りに牡鹿半島の釣り    2014年12月8~9日

2014-12-16 | 釣り
たしか最後に行ったのが 2009年の初冬だったと思うが、2011年の震災以来、釣りに行く事は無かった。
特に、震災地の惨状を考えると遊びに行くなど不遜な行動は慎まねばと自粛したのは当然事だったが、最近になって現地の復興も徐々に進んで居る様子が伺えることから、釣友を誘って、久しぶりに牡鹿半島に出掛けて見た。



真っ先に牡鹿半島の石巻湾に面した牧浜漁港を行ってみた。



岸壁には元の位置に新しい牡蠣剥きの作業場が出来て居て、漁協の人たちが忙しそうに作業をして居たので、ホッとした。
しかし、予想した通り、作業場の向こう側に有った民家は跡形も無くなっていた。
右の少し高い所に家が見えるが、画面右端が小高い山になっていて、その右側が海だ。
津波は、そちら側から押し寄せたので、山陰になったこの家は、直接波が当たらず、たとえ潮を被ったにしても間接波だったために被害が最小限で済んだのかも知れない。

右の山の上に小学校が有ったのだが、当然高い所に建っていた学校は無事だった。
そして、更に小高い所に造成中の住宅地があったが、未だ家は一軒も建って居らず、本格的な復興は、これから少しずつ進んでいくのだろう。



港の中は、綺麗になった。
古い漁港は、至る所にロープや網が積み重ねられたり、使わなくって放置されたままの漁具など、雑然として足の踏み場も無い様な場所も見えけられたりしたのだが、今は放置する様な余り物も有ろう筈が無い。

そんな、防波堤の一角で釣りをさせて頂いた。
この防波堤も、途中に一段高くなって見える所の手前側が濡れた様に見えるが、ここは陥没して満潮時に潮が被るので濡れているのだ。
毎日2度の満潮で潮が被るので、自然と海苔が付いて、滑り易くなっているので、その先に行くには、狭い防波堤の縁を歩かねばならない。

近くの別の漁港では、可成りな範囲が陥没していて、常時潮を被っていて、その先に行くには危険が伴う状況の場所も散見した。



久し振りに氷点下に満月を見ながらの晩餐を楽しんだ。
昨夜は牡蠣鍋、今夜はチビ・アイナメを出汁代わりに入れて、具沢山の熱々の鍋を楽しんだ。

普段のアウトドアと言えば、大概缶ピールと言う事になるのだが、こんな時は熱燗の日本酒が合っている。

今回の獲物は、41cmのアイナメと、チビアイナメ多数で終わった。獲物の事はさておき、久し振りの牡鹿半島を楽しませて頂いた。
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