ハムフェアで買ったジャンクのバリコンは、目的があって手に入れた物だった。早速アルミの箱に入れる工作を始め様としたのだが、バラバラの形の物を如何に組み合わせて目的を達するか、形が決まり、作り上げる迄の経過を楽しんだ。
そしてこの度、やっと形になった。一般の人が見たら、何だか分からない物だと思うので少し説明をするならば、これは「アンテナ・チューナー」と言う物なのだ。
アンテナは、アルミパイプや銅線を使って作るのだが、形や大きさなどで使える周波数が決まるので、綿密な設計に基づいて作る事が出来る。
しかし、アンテナを無線機に繋ぐケーブルと、上手に繋がないとアンテナの力が充分に発揮出来ない。 そこでアンテナとケーブルを繋ぐ間で互いを最高の状態で結びつける為の装置が必要になるのだが、その装置を「アンテナチューナー」とか「アンテナ・カップラー」と言う名で呼んでいる。
今回目的があってそのアンテナチューナーを作ったのだが、目的などは、
http://ja7ic.dxguy.net/P-Weapons/MobileAntenna.html#14M 「πマッチ・チューナー」に掲載
(πマッチは、チューナーの回路的な分類による名称)
ハムフェアで買ったジャンク部品、一個50円計200円で買った
今は、この様な物は電子的に処理してしまうのですが、私たちは、受信だけでなく、送信にも使うので電子処理ではパワー不足で使えないのが悩みでもあります。
再び仕事をしているバリコンの写真を見ただけで何だかうれしくなってしまいました。